制限・制約の星と言われる土星。
土星は逆行・順行しながら1つの星座に約2年半滞在します。
現在天空では射手座を逆行中
（実際にしているわけではなく、地球から見てそう見える）
木星がラッキーな星と言われるの対して制約の星と言われる土星。
ネイタルチャートで合（度数が重なる）になったり、オポジションやスクエアなどハードアスペクトになったりしたら、さぁ大変！
もうしんどくてしょうがない・・・・
重しを担いでるか、厳しい人に見はられている気分。
そして物事がなかなか前に進まない
というのは星読みのなかでは土星あるあるの一般的な見解。
現在射手座に滞在ということは、射手座の人はもちろん、同じ柔軟宮グループの双子座・乙女座・魚座はオポジションかスクエアのどちらかのアスペクトを組む事になるので何らかの影響を受けていると思われます。
私の場合太陽星座双子座なので真っ向から土星が「オラオラ」と向かってきている状態。
しかも度数もいい感じで近いの、土星からずっと射程圏内で狙われ続けている感じ（笑）
占星術の中では決してベネフィックな天体ではない土星は嫌われがちですが、もっと深く土星の意味を知るとベネフィックな天体になると私は思います。
ハードにかかってて、ただ「しんどい」という気持ちだけしか感じられないとうのはうまく土星がつかえてない人なのではないかなと思うのです（あくまで私個人の見解です）
制限・制約と言うと縛られた感じがしますが、言い方変えれば、「無駄なものをそぎ落とす」という意味にもなります。
それは、自分にとって、本当に必要なものは何か？を選んでいく作業には必要な事だと思うのです。
土星は28年で12星座を1周してもとの位置に戻ってきます。
これをサターンリターンといい、年齢でいうと28歳～31歳頃に、いったん何かをリセットされるような洗礼を受けることが多いです。
私は占星術を学び始めたころから、「サターンリターンを迎えずして人生を語るな！」と豪語してきました（笑）
そのくらい、自分にとっては衝撃的な出来事があったのです。
そして、そこからガラッと環境も考え方も変わりました。
しかし、そこの衝撃があったからこそ、今の自分に繋がっています。
元々、ネイタルチャーﾄの土星も牡羊座／木星・月・火星の軍団にスクエアでハードアスペクトがかかっています。
これは、全力でアクセル踏みながらブレーキを踏んでる状態との事。
だからか、何かやりたいことがあると、必ず試される事象が発生します。
今まで一筋縄いけたためしがありません。
でもそれは、「こういう状況でも本当にそれをやりたいのか？」と問いかけられている気がしてならないのです。
そして、自分に問うて、「やっぱりやりたい！」と選択し続けたものが今自分にとって、とても大事で一生ものになっていこうとしています。
そして、土星は定着させるという意味もあります。
だから、ハードにかかっているときこそ、地固めの時なのです。
ゆっくりではあるけども、着実に前に成長させてくれる天体。
人によって、どの天体が自分にとってキーポイントかは違いますが
私の場合は人生の大事な場面や、場所などは必ずと言っていいほど土星が絡んでいます。
そして、この土星のおかげで組織社会に対応できているのだと（笑）
（なければ、本当にただの暴れん坊！
）
今ではすっかり友達気分
土星をうまく使えると、本当にやりたいこと、見えて来るよ
