今年もきたこの日 | cherokeeのブログ

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半世紀近く空間デザイン、プロデューサーとしてゴチョゴチョと生きてきました。
何の所縁も脈絡もなく唐津に移住。
ですが本業の仕事は無く、唐辛子作家業を営む日々です。




私の親友の奥さんから電話もらったのが10年ほど前の昨日。


「○○が帰ってこないの・・・遺書が置いてある・・・」


『絶対に無い!そんなこと出来るヤツじゃないから!』


胸騒ぎを抑え込むように、自分に言い聞かせるように言った気がする





次の日、10年ほど前の今日


「警察から電話があって、見つかったって・・・・」


ふぬけの数日を過ごした。


通夜   葬式   火葬場   


きっかけも無く突然涙が溢れる日がどれぐらい続いただろう


二年だろうか三年だろうか、もっとだったかも


私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません・・・・


涙腺を壊すような歌に聞こえた





もう、6年も経ったころだろうか、ある住職と話す機会があった


まだ癒されません・・・・と


「その方を突然想い出すことはありませんか!?その時は彼方に会いに来てくれたときですよ」



それからも突然想い出すことがある


タクワンを切ってる時、穏やかな海に船を流す時、スポーツカーの屋根を開く時・・・・


後ろに横に気配を感じるんです


イメージ 1


(来たか)


振り返ることも無いけど、笑ってる自分が居ます


(美味いだろこのタクワン!?)つまみ食いが得意なヤツでしたから




後ろに気配を感じるようになってから、ヤツの死んだ年を忘れてしまいました


もう一つ、ある住職が何処の住職だったのかも忘れてしまいました




多分のあの日から10年以上経った気がします


いまはヤツの故郷、佐賀県に住んでます