今日は、役所での結婚式(2003年)の様子を紹介したいと思います。


式を挙げたのは、首都リマ市内にある区役所でした。


イーグルは、リマに到着して以来、婚約者と一緒にホテルに泊まっていました。


しかし、結婚式の前日は


「実家で寝たい」


と彼女が言うので、結婚式の日は式場で会おうということになったのです。


式を挙げる朝、家の玄関ドアに、花で鐘(ベル)のような形をした飾り物を付けるとのこと。ペルーでは、こういった風習があるみたい。


式が始まるのは


午前10時半。


イーグルは、彼女の親戚の人の車で区役所入りしました。


到着したのは、10時10分あたりでした。日本だったら、式の2~3時間前?には到着するのが普通ですよね。


区役所の入り口に彼女いると思い、辺りを探したのですが、どこにも見当たらないのです。


「そのうち、来るだろう」


と思っていました。


そして、時間は刻々と過ぎていきました。10時20分になっても、現れません。親戚の人もたくさん集まっていましたが、みんな苦笑していました。



「こうなったら、一人で結婚式だなぁ」



「これも、いい経験だっ」



と、妙にポジィティブかつハイテンションになりました。


こんな事を親戚の人と話していたら、彼女が現れました。その時間は、


10時29分


ここで、イーグルの一言!


「何やってたの~?」


「車が込んでいたから…」「私が悪いんじゃないっ!」


という返事。


ここで喧嘩をしてもまずいから、


我慢!我慢!もう一つ我慢!


ペルーでは、自宅からウェディングドレスを着て式場入りするので、区役所で着替えをせずに、何とか時間に間に合いました。


式の進め方の説明やリハーサルなしで、いきなり本番の結婚式が始まりま~す。


って、


「そんなの、有りかよ~」


つづく…


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役所での結婚式の様子を書く前に、大事なことを書き忘れていました。


ペルーでの結婚の手続きを紹介します。これが、摩訶不思議なこと…。


日本では絶対にあり得ないこと。


それは、

市役所(区役所)に結婚の申請をするために必要書類を提出したら、
お役所に1週間ほど結婚する二人の名前と年齢が公示され、さらに、新聞にも載るのです。


こんな風に…


「○月○日に、○○(○歳)と○○(○歳)が○○市役所(区役所)で結婚式を挙げます。」


以下、イーグルのセリフを青、女房のセリフを赤で書いてみます。


「どうして、こんな事するの~?」


「新聞を見た人が、この人はすでに結婚してるよ~って人だったら、市役所(区役所)にその名前を教えるから。」


そして、公示の間に、何も問題がなかったら、無事に結婚式を挙げることができるのです。


昔は、女性(または男性)を騙して、重婚してる人も多かった
みたい。


イーグルは、ペルーではそんなに有名ではない、って言うか
ペルーの人は誰も私のことを知らないので、


「誰、この人」って感じかな。


日本ではあり得ない、というお話でした。


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日本とペルー、どちらの法律によって結婚をするのか、
女房ととことん話し合うつもりでした。


しかし、話し合うこともなく、ペルーで
結婚式を挙げることを、女房が勝手に決めてしまったのです。


まぁ、いいんだけど…。


そうと決まったら、早速ネットでそのやり方を調べました。


ちょっと調べただけで、日本のやり方とは全然違うことに
気付いたのです。


日本だと、結婚式場だったり、神社だったり、ガーデン・
ウェディングだったり、または、結婚式を挙げなくても
全く問題はありません。


しかし、ペルーでは、


必ず結婚式を挙げなければならない


のです。


しかも、その場所というのが、日本ではあり得ない所なのです。


どこかと言うと、





役所


なのです。


役所の中に、結婚式を挙げる部屋があります。


しかし、これだけで終わらないのがペルーです!


役所だけではなく、


教会


でも式を挙げるカップルが多いこと…。


だから、ペルーに滞在した10日間で、イーグルは、


2回も


結婚しました!


もちろん、同じ相手とですよ~。


次回の日記では、まず役所での結婚式の様子をお伝えしますね。


役所では、ドタバタを演じました。まるで、ドリフのコントのように…。


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