夏風邪と漢方 | 体に優しい漢方でアトピー改善・子宝応援 ☆ 明子先生が新潟六日町から発信!!

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ときのや薬局の薬剤師・金井明子が漢方や食事でアトピー改善や子宝を応援、心と体を健やかにする生活のコツを綴っています。

新潟 六日町FMゆきぐにとなり

中医学漢方で子宝・アトピー改善

ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。

 

 

夏風邪と漢方

いつも風邪の初期治療のために

この3つを常備しておいて

ハンドバッグに各1回分を入れておいてねとおすすめしています。

 

漢方の風邪の初期治療は食後まで服用を待たずに

あれっ!?なんか変と思ったときにすぐさま飲めるようにというためです。

 

それは

❶葛根湯かホノピレチン

❷銀翹散(涼解楽か金羚感冒錠)

❸勝湿顆粒

の3種類です。

 

夏の風邪の特徴はヘルパンギーナや咽頭結膜熱(昔はプール熱と呼ばれてました)の場合が多く

喉の痛み・腫れ

発熱・頭痛などの症状が特徴的です。

 

このように夏風邪は「温病(うんびょう)」と呼ばれるものが多く、冬の風邪とは用いられる方剤が変わります。

 

使われる処方は❷銀翹散(ぎんぎょうさん)

「赤い風邪」に使われる漢方です。

喉が赤い・喉が腫れている・顔が赤い・寒気は少ない・高熱・ほてり熱感・口が渇く・口内が熱い

 

ヘルパンギーナや咽頭結膜熱の症状です。

診断名はお医者様に診ていただき判断してもらいます。

病院からの処方薬と一緒に使えます。

 

寒涼薬を多く含み、熱をさましながら適度に発汗させる働きがあるため

高熱や咽頭痛などの熱・炎症が特徴的な「温病」の風邪に適しています。

 

逆にこういった症状の時には「葛根湯」は使いません。

悪化してしまいます。

葛根湯は「寒気・顔色が青い・汗が出ない・背中から首が凝る」と言った「寒症」の時に飲み服用が許されます。

 

体が熱いと訴える風邪には葛根湯は間違って使いませんように!

 

板藍茶と衛益顆粒での予防は夏でも必須です。

「予防に勝る治療なし」

高熱が出てしんどい思いをするなら多少お金はかかっても予防して移らないようにした方が得策です。

 

お子様から移される場合が多いですので親御さんは十分に予防しておきましょう。

一家全滅にならないようにね。

誰かが看病に回らないといけないので

感染しながらの看病は想像を絶する辛さです。