NHK人体 「神秘の巨大ネットワーク骨が出す若返り物質」は中医学の「腎」の事! | 体に優しい漢方でアトピー改善・子宝応援 ☆ 明子先生が新潟六日町から発信!!

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ときのや薬局の薬剤師・金井明子が漢方や食事でアトピー改善や子宝を応援、心と体を健やかにする生活のコツを綴っています。

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中医学漢方で子宝・アトピー改善

ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。

 

「NHK神秘の巨大ネットワーク」がシリーズで面白いですね。

今回は「骨」のお話でした。

 

骨で作られるメッセージ物質が実は体の若さを司っているというお話です。

 

単なる固いカルシウムの塊だと思っていたら大間違い。

骨が操っているのは

脳に作用して「記憶力」(認知症と関係)

「筋肉力」

「免疫力」

「精力」

 

骨を強くする運動は骨に衝撃を与える運動。

ジャンプする・歩く・走るなど足首からの衝撃が骨を強くします。

だから宇宙飛行士さんたちは無重力の中でフワフワと生活していますから骨粗鬆症になって地球に戻ってきますよね。

 

 

巧みに作られたネットワーク!

進化の過程で

「こうなった方が生き残るために有利」と身体はいろいろのしくみを獲得してきたのですね。

 

本当に「神秘」です。

 

今回のシリーズはとっても人気が高いですね。

わかりやすいタモリと山中伸弥先生の進行です。

盛り上がっているのは私だけ?

 

と、前置きが長くなりましたが、

 

中医学ではこれすべて解明されています。

 

「腎」の力です。

 

中医学では腎を次のように表します。

 

腎は骨を主り

髄を生じ

脳に通じる。

 

その華は髪にある。

 

腎は精を蔵し

生長・発育・生殖を主る

 

腎は上は耳に開竅し、

下は二陰に開竅する

 
まさにNHKの番組はここを科学的に追及しています。
現代の科学では骨から出されるメッセージ物質まで解明できています。
 
中医学では昔から骨は「腎」の一部
腎は内分泌系(ホルモン系)全般の機能。
腎や骨は脳に通じ若さを保つ司令塔。
ですから中医学では
認知症の予防には「補腎薬」を使います。
 
腎は生長・発育・生殖の要ですから
赤ちゃんを授かりやすくするためには「補腎薬」を使います。
精子の活動を良くするにも「補腎薬」が欠かせません。
 
老化のスピードをゆっくりにし、いつまでも若々しくありたければ「補腎薬」を使います。
 
脳内伝達物質がバランス良く分泌されなくなった時は
例えばうつ状態のときなどにも「補腎薬」を使います。
 
ときのや薬局では40歳を過ぎたらだれでも老化が加速しますから自分に合った「補腎薬」を使いましょうと提案しています。
 
補腎薬を使わざるを得ない症状があった方は補腎薬を飲み始めるとお悩みの症状が解決するばかりでなく
髪が黒くなった
疲れなくなった
頭が冴えて来た
メンタルが強くなってきた
など副反応がたくさん出て気ます。
 
子宝相談では欠かせない補腎薬です。
何も漢方薬を使わずにすんなり妊娠してしまう方よりも、
補腎薬を使って身体つくりをしっかりやった不妊症の方の方が
妊娠中の経過が良かったり、生まれてくる赤ちゃんのお肌がすべすべだったり、育児が楽、産後の肥立ちも楽、産後うつもなりにくいなどメリットがあります。
 
「腎」-「骨」-「若さ」
ネットワークでつながっているのは現代医学でも解明されてきました。
 
中医学的な考え方が脚光を浴びるようになりました。
 
人体をネットワークで観る。
「整体観」と言います。
中医学の独特の考え方です。
 
現代科学でその謎の物質まで解明されてくるのはとても興味深いことですね。
 
NHK次回は「腸が免疫の鍵」
リーキーガットの話が出ないかな?