こんにちは!
日本ソーシャルキャピタル協会(JASC)代表の井上トキ子です。
1週間ほど前に、香川県のインデンファーム(引田農園)から、頼んでいたお野菜たちがどっさり届きました。
キュウリ、ゴーヤ、ピーマンと各種パプリカ、ニンニクなどピカピカの旬の夏野菜たち。
鮮度が高いうちは、極力熱を加えず、そのまま生で食べます。
その方が野菜の味がダイレクトに伝わるから。
みずみずしいけど、水っぽくはない。
しっかりとした味で美味しい!!
これは、東京のスーパーで買うお野菜には出せない味わいだわ。
このお野菜を作っている引田ご夫妻。
元々は大阪育ちの二人です。
奥様の春菜(私はもうずっとハリーと呼んでいます)とは、もう25年を超えるくらいの付き合いです。
私が30歳くらいの時に教えていた専門学校の卒業生で、その後エアロビクスの養成コースにも飛び込んできた勇者です。
基本的に誰でもウェルカムな指導者養成コースでしたが、「きっと大変だからやめたほうがいい」と入校を諦めさせようとしたくらい、筋力も体力もリズム感もなかったハリー。
腕立て伏せは膝着きでも1回しかできなかったし、その1回も生まれたての小鹿のごどく全身ブルブルわなわなで何とか起き上がってくるレベル。
心を鬼にして「無理だと思う」と断っても、「決めたから」と諦めない💦
結局、主任講師の私が折れて、めでたく本人の希望通り養成コース生の一員になったのですが、やはりその道は厳しく…
卒業検定も3回目か4回目でやっと合格したハリー。
そう、この人は決めたことは諦めないのです。
そしてほかの人の数倍時間がかかってもやり遂げる。
昔からそんな人でした。
その当時は、例えばデキるビジネスマンは皆こぞってMBA取得を目指した時代。
論理思考とかクリティカルシンキングとかが全盛で、短時間で効率よくできることが良しとされていました。
15年くらい前のフィットネス業界は(いえ多分今もかな)、左脳優位に諸々が動き始めた頃で、モノ(プログラム)もヒト(運動指導者)も「管理しやすさ」が重要視されるようになっていった頃とも言えます、
運動指導者のオリジナリティや専門性よりも、器用で要領よく早くコツを掴み、浅く広く色んなことができる人が重宝がられたんですね。
だから、ハリーはまだ20代の頃から、大手フィットネスクラブで指導する道を早々に手放し、シニアを相手に自分で教室を開き介護予防運動の指導を始めました。決断が早かった。
多くの運動指導者は、40代・50代で自分の体力の限界を感じ始めてからシニア向けの運動指導に目を向け始める。
一方ハリーは、20代からそこに自分の居場所と社会のニーズを見つけて動き出していた訳です。
自分の強みを活かせ、好きなことで貢献できる場所を見つける感性があったのですね。
そして『一人でもやる』強さと行動力は、その頃から今も変わらない。
当時からよく泣く子だったのですが、芯の強さは私以上かもしれません。
やがて「デザイン思考」そして「アート思考」の時代と言われるときが訪れました。
ハリーの時代です。
昔から、自分の想うイメージを素早くイラストにできたハリー。
パワーポイントの作成は最初からうまかった。デッサンを描く感覚で、人の心に響くものを作っていました。
当時、左脳優位な運動指導者の作る資料は、言葉だらけでプレゼンとしてはわかりづらいものが多かったんですね。
私はこの辺りから特に、「ハリー、やるな」と思うことが増え、今に至っています。
そう言えば、ハリーが急に沖縄の「三線」弾きに凝り出した頃に、大きなコンベンションで私の前座的な演出として三線をライブで弾いてもらったことも思い出した。
下手すぎてずっこけたけど、色んな意味で反響が大きかった
そんな自由なことにチャレンジしていた私たち。
私とハリーを根っこで結びつけているのは「チャレンジ精神」なのかもしれません。
農業も、ハリーとご主人が納得するところまで、楽しみながらチャレンジし続けるに違いない。
そしてそのうち、農業の枠におさまらない、何だか面白いことをやるんじゃないかなと密かに楽しみにしている私です。
そうそう、誕生日が1日違いの私たち。
昔私が関西に住んでいた頃は、よく一緒にお祝いしていました。
これは2013年の写真。
ここはどこだ?笑
そして、昔からビビりのくせに怖いもの知らずなところもあって、妙に私になついてきたハリー。
よく旅行も一緒に行きました。
何せ歳が違いすぎるんで、たくさんご馳走してきました。
ご馳走するたびに「出世払いしまっせ」と言われましたが、まだハリーの思う出世には至っていないようです。笑
そんな訳で、わたくしハリーの出世を待ち望んでおります
そのためにも、ぜひ皆さんもこちらで美味しい野菜を買って食べてほしいのであります!
引田農園とは
私が説明するより、彼らの熱い想いの詰まったWebサイトをご覧ください。
私は、2人の言葉を読んで、写真の笑顔を見るだけでもウルっときちゃいます。
間違いなく言えるのは、嘘のつけない2人がつくる野菜は、やっぱり実直だということです。
ご主人の力強さとハリーの繊細さをMixすると、こんな美味しい野菜ができるんだな。
Webサイトは↓
人の心と体を健やかに保つには、運動と睡眠(休養)と栄養の3つの歯車がかみ合いながらどれも動いていることが大切です。
信頼できる農家さんがいるってすごく心強いし、楽しみが増えますね。
1週間経っても野菜はまだシャキッとしています。
今晩は、ゴーヤチャンプルとピーマンの肉詰めを作りました!
ご馳走様でした🫶
一般社団法人 日本ソーシャルキャピタル協会
代表理事 井上トキ子
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