雑踏水族館 -Crowd Aquarium-

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数日前からまた徐々にブログを更新し始め、今日に至ります

お久しぶりです

久々の創作物ではない方の更新




最近また絵を描きたい、小説書きたい等の創作欲が湧いてきていて

この前も1年かかった脚本を仕上げることが出来ました

一作完成したらまた新しいものを書きたくなるんですが、どうも手が付かず…


しかし何か書きたい!と思って過去の自分の書きかけの作品を見てみると、まあ、よくこんなものを思いついたなーと改めて思います

その中から書き上げてしまいたいと思ったものがちらほらあり、取りかかろうかなとふわーと思っています


そこでちょっと感じたのが、以前に比べて視野が狭くなったなー

小説・脚本のアイデアが前に比べて思いつかなくなってきました

良くないなーと思います


大学生になったら本当に小説とか、手に付かなくなった気がします

何ででしょうね?忙しいからは言い訳になってしまうので、言いたくないです(笑)


ただやはり、元演劇部なので演劇やりたい血が騒ぎます

それができないので、ある意味、欲求不満。 なんて(笑)


やりたいならやればいいんですよね

友人からも演劇するなら、俺らもするぜ!みたいな話が去年からあったので

でも中々踏み出せず…ある友人を連れてやりたいんですよね

自分の冒険しすぎる演出をその友人がバランスよくしてくれるので


そしてやはりかつてのメンバーが揃わないのがちょっと躊躇する要因なのかなと

疲労する場が増えればアイデアも浮かぶのかな?

やはり楽しいことしないとダメですよねえ!


ええ、まあそんなわけで

今は書きかけだった脚本を完結させようと奮闘中なわけです

ああ、高校生に戻りたい…





さて、ちょっと話題を変えて

今創作物にあげているSS、これらは高校生の時に書いたSS50作を載せているのですが、そろそろ全て終わってしまいそうな…

そうしたらどうしましょうね、創作物更新不可能になってしまいますね


またぼちぼち書いていこうかなー…

そんなアイデアが浮かぶのかな(笑)

それも考えていきます!





今日はここまでにしましょう

大した内容ではなかったのですが、まあ頭の中整理という事で

付き合ってくださりありがとうございます!

では、また次回の更新で…!



君の体温、36.2℃

平熱を保つ授業中


運動の後、36.7℃

ちょっと上昇気味かも


誰かと話をする君

そして笑っている君

熱心に授業を受けている君


君の平熱36.2℃


彼女の体温、35.6℃

少し低いかも


運動の後36.1℃

ちょっと上昇したけど、君の体温よりは低いかも


女の子と話す彼女

そして微笑んでいる彼女

すました表情で授業を受ける彼女


彼女の平熱35.6℃


君が彼女を見ている時の体温、36.6℃

運動した時と同じくらい高い

ただ座っているだけなのに

何でそんなに高いんだろう


心なしか頬も赤い

熱でもあるのかな

風邪でも引いたのかな

少し心配だな


あ、少し笑った

あの顔で風邪とは思えない


じゃあ、いったい何

彼女の仕草一つ一つに反応する君


ああ、そうか

そういうことなのか


君は彼女の事が

少し可笑しくなる私


私の体温、35.9℃

平均くらいだと思う


運動した後、36.3℃

気を紛らわすために頑張るの


友達と話す私

笑い声をあげる私

授業をそれなりに受ける私


私の平熱、35.9℃

私が君を見ている時の体温36.6℃




世界は否応なしに僕らから希望を奪っていく


どうして

どうしてこうも世界は僕らに絶望を与えたがるのか

この世を生きていく試練だとでもいうのか

なら、その為に人を殺してもいいのか


つい先日まで、その笑顔はここにあった

でも、今振り返ってもそこに君はいない


人っていうのは脆いんだね

あっという間に彼女は消えてしまった

思いさえ伝えられずに


この運命を僕は呪う

同時に後悔の念も浮かび上がってくる


何故思いを伝えなかったのだろうか

理由なんて簡単だ


怖かったから


嫌われてしまうこと

そして何より、今の生活が崩れてしまうこと


フラれたとしたら、お互いに気まずくなってしまうんじゃないか

両想いになったとしたら、今の生活に戻れなくなってしまうんじゃないか


そんな事ばかりが頭の中を巡っていた

もう伝えることのできない思いを伝えなかったことで、ここまで後悔するなんていつの僕が思っただろうか


たとえ生活が変わったってよかったじゃないか

たとえフラれたってよかったじゃないか


だって、思いが伝えられたんだから

すぐに諦められる思いだったらこんなに苦しまなかった


それだけ好きだったんだ

そんな事に今更気づくなんて、僕は本当にダメだな


いつも彼女に助けてもらってばかりだった

いつも隅で支えてくれた

その優しさに何度救われただろう

情けなくも、涙が込み上げてくる


でも、いいよね

今日だけ、今日で終わりにするから


ふと彼女の声が聞こえた気がした

それを合図にしたかのように、僕は声を上げて泣いた

あったかもしれない未来が、溶け出していく


僕も、彼女のように強く優しくありたい

そう思いながら、僕はまた涙を零す

ゆっくり、ゆっくり変わっていこう


泣き疲れた僕はその場に伏せ、今日を終えた