土岐山です( ´ ▽ ` )
と言っているのではなく
指さしをして大先輩の佐々木十美さんに
「十美さんに、見て見て!って言ってますよ」と伝えた視線の先には
ちゃんとお料理して頑張っている姿を見て見て!!と笑顔で包丁を握る子ども(^^)
先日、『日本一の学校給食』で著名な置戸町の管理栄養士でいらっしゃいます佐々木十美さんを招いてのカレー教室が代々木上原のフラダンススタジオで開催されました
佐々木十美さんのカレー教室は
「美味しいカレーを作りましょうねー」
ということが主な趣旨ではありません
意識を全て今向き合っている食材に向ける
「今ここにあること」にとにかく真剣に向き合う
普段テレビやらFacebookやらで目の前のことを見失っている私達に
「本当に大切なことは目の前にあるんだよ」
ということを教えてくれるのです
近くにいるからといって
その人をよく見ているなんて慢心してはならない
抱っこして身体がくっついているからといって
子どものことをよく見ているなんて慢心してはならない
抱っこしていても、スマートフォン片手に他の人と交流を楽しそうにしたり、ママ友同士の話に夢中になって自分がほっとかれていることを目の当たりにしている時間は
子どもの身体に深層の記憶として刻まれるでしょう
人間は、人との間、と書きます
三人以上いないと、間は出来ません
人間は、自分以外の人に人として対等に認められて初めて「人間」になるのです
まさに父親、母親の間にいるのが子どもです
その二人に人としてずっと見られつづけて
そうやって自我が芽生え
「もう見てくれなくてもいいよ、十分見てもらったから気持ちは安定しているよ、だから今度は自分が次世代の子どもたちをたくさんたくさん見ていくよ、今までありがとう」
と両親に笑顔で言えて初めて
「一人前の大人」
になるのだと思います
まだ両親に対して文句を言っている恩知らずは
身体は大人でも気持ちは子どものままです
いつまでも人のせいにしてんじゃねえぞ((ΦωΦ))
自分の人生は自分だけのもの
文句を言っても誰も自分の人生の責任なんてとってくれないし、代わりに生きてくれるなんてことも、決して無い
そして人生は一度きり
人のせいにしている人や
すぐに人を攻撃して敵をわざわざ作ってしまう人には共通点があります
心から感謝をして食事をしていないのです
食の仕事をしている人が全て感謝をしながら食事をしているかというと、それは違います
見てくれだけの人は沢山います
出来上がりの料理が綺麗なだけじゃダメなんだよ
ブログやFacebookで食べ物は大切にとか、生産者さんの思いをとか言っている料理のアドバイザーだかが
その生産者さんの農作物で加工品を作る時に
ものすごくもったいない使い方をしたりすること、よくあるけど
しかも、申し訳なさそうな態度でもない
出来上がりの見てくれが良ければいいのかい
種の周りについた果肉を工夫して使うとか
野菜クズをとっておいてベジブロスにするとかの工夫もせず、その出来上がりの料理に必要じゃないところは平気で捨てるのって、本末転倒じゃないの?(´・Д・)」
土岐山が佐々木十美さんやだし巻き卵巡業の冨士田かおり先生に従事しているのはここに理由があります
これだけ一緒にいると
プライベートの事がお互い見えてきますが
食のことだけではなく
お二方は身近な人や身近なことを
大切に大切にされておられるのがわかります
飛行機を降りた時にはJALのスタッフの方々や警備員さんにも必ず頭を下げてありがとうございますを言ったり
どうしても食べられなくて残す時は、お店の人に「美味しかったんですけど、多くて食べきれなくて。本当にごめんなさい」ときちんと伝えたり
目の前の人、目の前のことを、大切にする姿勢
もう一つのお二方の共通点
それは
自分のレッスンのPRが、下手すぎる(笑)
まあ、だからこそしっかり自分の人生を生きているファンの方々が沢山いるのでしょう( ´ ▽ ` )
自分が自分が、という自己顕示欲のある人の作った料理は
食べたら胃もたれするわ(笑)
土岐山に嫁がいて、嫁が「なんで一生懸命作ったのに食べてくれないの!」なんて涙ながらに訴えてきたら
漫画喫茶に籠城しちゃうな( ´ ▽ ` )
自分の思いを押し付けることは
食事以外でも迷惑です
自分の思いを押し付けたり
見て!見て!と言っても許されるのは
子ども時代だけです
許されるどころか
子どものうちは
どんどんどんどん自己アピールしてきて欲しい( ´ ▽ ` )
「僕を見て!」
「私を見て!」
そりゃあもう、うざいぐらいに、どんどん来い(笑)
それを受け止めるのは
大人の役目だから
どんどん来い( ´ ▽ ` )
沢山沢山大人に自己アピールを認めてもらって、受け止めてもらって、沢山経験して、失敗も笑って受けめてもらって
そうやって、失敗も怖くなくなって
気持ちの安定した一人前の大人が出来上がる
子どもの自己アピールをめんどくさいとか、嫌だとかイライラするとかいう人は
一度、自分の親子関係を見直してみるといい
自分は親にどう接してもらっていたか
その接し方は自分にとって嬉しかったのか嫌だったか
その嫌だったことを無意識に我が子にもしてはいないか
考えてみるといいと思います
大人が子どもに対して「思い通りにならなくてイライラする」ことは本来あり得ないからです
だって自分は自分で責任の取れる大人なんだから
責任をまだ法的にも取ることが出来ない子どもに対して対等の感情を抱くことは
自分がまだ「自分の親の子どもでいたい」ということなのです
私だってあなたのように泣きわめいてワガママ言いたいのになんであなただけズルい!
って思うからイライラするんですね
子どもには何の罪も無いよ
自分アピールは子どものうちにガンガンしたらいい
そして大人はそのアピールを
受け止めることが仕事です
適当な言葉や態度で誤魔化したら最後
その子は大人というものを信用しなくなります
さらに自分が大人になったら、周りの人間というものを信用しなくなります
人を信用しない人間がどういう行動に出るか
他人を攻撃し始めます
友人で司法書士をしている佐藤良基さんが、こんな記事を書いていました
敵は作らない方がいい
佐藤 良基司法書士のこちらの記事に100%賛同
人間、穏やかなのが一番です( ´ ▽ ` )
吼えるのは自分以外の大切な人を守る時だけでいい
いい大人が自分を守るために吠えるなんてみっともないことこの上ない
たまにネット上や大勢の前で他人を叩いている人いるけど
あれ、自分に自信がないんですね
まともな人は、言いたいことは一対一で言うから
自分に自信が無い人ほど先制攻撃とばかりに人前で個人を攻撃して敵を作りたがる
まず賛同者を確保したいんだろね
そんな行為に賛同する人間なんてロクなもんじゃないから((ΦωΦ))
そういう「一見強そうだけど実は気持ちの弱い人」には、この人ストレートでかっこいい!私もこうなりたい!って勘違いの憧れ感情を抱いてしまうファンみたいな人がくっつくんだけどそれ自分の代わりにウサを晴らしてくれるからという理由なんだよね
それ依存心どんだけ強いの
自分のウサぐらい自分で晴らせ
自分の人生だろが
自分の気持ちを委託するな((ΦωΦ))
そもそも自分に自信を持って前向きで幸せな生き方をしている人は「自分の代わりにウサを晴らしてくれる人」を求めないから
そうやって「一見強そうだけど実は気持ちの弱い人」の発言や行動は、結果一人では何も出来ない依存心の強い変な集団を作ることになる
だいたいこういう集団が世の中を散らかしてタチ悪い
ジャイアンに迎合していたスネ夫の方が物事をさらにややこしくしていたようにね((ΦωΦ))
人を自分から攻撃するっていいことひとつも無い気がするけど
ラオウのように((ΦωΦ))
あ、これは個人や特定の団体を故意に攻撃してわざわざ敵を作らなくていいのに、ってことです( ´ ▽ ` )
生きていれば自分の意見を一般論として話すことが誰かの心を傷つけることもあるかもしれないけど、その場合は100%受け取る側の問題
そこは混同しないで欲しい
要するにそうした心の弱い人達は
他人を信用しないで自分も大切にしないから、平気で個人攻撃をしかけるわけです
丸腰の相手にね
その個人攻撃を「強さ」だと錯覚する人もまた弱い人です
迎合することでしか身を守る術を知らない
だからいつまでも依存して自分の人生を生きられない
生まれてきて自分の人生を生きられないなんて、こんな不幸なことある?!(´・Д・)」
その個人攻撃をする人達だって
本当はあたたかい人との関わりが欲しいんです
だから公にアピールするんですよ
新聞に載るような行為をする人とか、暴走族とか、Facebookやブログで人をなじる人とか
「自分を見て欲しい!」んです
けど、それが実は人との距離をますます離すことになるのはわからない
だって自分は「見て!見て!」を受け止めてもらえなかったんだもん
見て欲しい時に心からの眼差しや言葉や温もりがなかったんだもん
でもさ
なかったんなら、作ればいいんだよ
人間関係の作り方がわからないなら
まずは時間をかけてカレーを作ってみればいいんだよ
時間をかけて鰹節を削ってお味噌汁を作ってみればいいんだよ
いい人が作るいい食材は、美味さの期待値を裏切らないよ
そして、いい食材と同じで、本当に信用できる人って世の中に沢山沢山いるよ
信用できる人とは、ずっとずっと一緒にいてもいい食材と一緒で胃もたれしないよ( ´ ▽ ` )
むやみに自分から人を攻撃をしながら生きていったら
周りには、自分と同じように信用できない人が集まりつづけるだけだよ
その人生が最高に幸せ、って自分が心から思えるなら別にいいんだけどさ
幸せな人はわざわざ知らない人に向けて「自分は幸せですー」とか言わないからね
人間の心を強くできるのは
愛情を持って子ども達に接する大人達の安定した精神
そのブレの無さが子どもにとって一番欲しい「安心感」を与えるから
それが自分のお母さんやお父さんだけじゃなくたって、いいじゃん
子どもはみんなで見たらいいじゃん
産んでいる人も産んでいない人も
大人はみんな子どもの心を幸せにする義務がある
自分の気持ちが不安定で、まだ大人になっていない人は
まずは自分の親と一緒に料理をしてみたらいいんじゃないかな
もうこの世にいなくたって「一緒に作ろう」って言って作ったらいいよ
きっと、喜ぶよ(^^)
『給食の鬼』と呼ばれる(一部で笑)
十美さんの
仏様のような顔
いい食材をいい気持ちでいい人達と調理をしたカレーが
身体と心に美味しく感じないわけがないよね
今回のイベントの写真をずっととってくれて
羽田まで十美さんを迎えに行ったりホテルまでアテンドしてくださいました十美さん絶賛の粕淵さん
みんなのために写真を撮りつづけてくれている粕淵さんを撮ってみた(笑)
強い人は、いつも穏やかで
自分は決して表に出ないけど、存在感がある
おだしのようだよね( ´ ▽ ` )
土岐山拝