こんばんは(・∀・)
11月18日(月)の授業について書きたいと思います。
今回の授業は養成コースのH先生が参加されました。
本日は「基本」を一つずつ丁寧に行うという事で、膝裏の触診をテーマに行っていきます。
加藤先生が被験者となってH先生と私の膝裏触診にアドバイスをいただきました。
・腕・手・指の力に任せない、背中の筋肉を使う
・自分の腰を意識する
・手や指が痛くなるのはコリを押す力が強すぎているから
・コリを押さえようと塊を必死に探すのではない
・コリを押さえてからの圧は一定にする
・圧を加え続けない(押す力の増加)
・コリを押さえる場所・角度で痛みから逃げる動きは変わってくる
・膝裏触診がきちんと出来るようになるまでは、始めからコリを押さえようとせずに膝裏を観察する
・痛みや連動が出るものだけがコリではない
これまでの膝裏触診はコリ(塊)を押さえて痛みを出す方法を主に練習してきました。また新しいステージとして膝裏の筋肉の触れ方・コリの押さえ方・コリを押さえた後の操者の行動・圧の度合いなどなどアドバイスを頂きながら練習を重ねていきました。
*「痛みの種類に神経繊維の太さも考慮に入れると圧痛操法も面白くなると思う」という事も加藤先生はお話しされていました。
今までもご指導をいただいていましたが膝裏に触れる前のワン・アクション(声掛けや膝頭に優しく触れてから触診を行うなど)も意識・考え方一つで変わってくるという事から、加藤先生が授業でも度々行っていたティッシュを一枚挟んだ「ティッシュ操法(仮名)」を実技を通して解りやすく説明をしてくださいました。
・シワを伸ばした状態のティッシュを一枚膝頭に乗せて置き、膝裏を触診する前に膝頭を先に手で触れておく。(触れ方は工夫する)→感覚神経のバリアーを外す。
*細胞レベルで「何をされているんだろう?」→細胞レベルにフェイント
「支える手の触れ方で相手の身体をセンサーモードに切り替えると入力がクリアーになったりする。」と加藤先生はお話しされていました。
膝裏触診の一つ一つを丁寧に行い、私の膝裏に対する意識にも変化がありました。
膝裏触診の練習をした後は、つま先上げの練習です。
・踵を踏み込んでからつま先を上げてくる
・つま先を上げてから踵を踏み込んでくる
まずは普段通りに練習を行いアドバイスを頂きました。
その後、膝裏触診で行ったティッシュ操法をつま先上げでも実施しました。
・つま先上げ時の抵抗をかける部分にティッシュを乗せる(シワはなるべく伸ばす)
・操者の手が抵抗をかける部分に触れる
→被験者として体験した感想:ティッシュを挟まないつま先上げ・ティッシュを挟んだつま先上げでは触れられた感覚が全く違っていて、ティッシュを挟んで触れられていると「ふわぁ~」と操者の手がとても柔らかく感じられて被験者の私も「ふわぁ~」と柔らかなつま先上げを体験することが出来ました。
→操者側としての感想:ティッシュを挟まないつま先上げ・ティッシュを挟んだつま先上げとでは触れる側の感覚も被験者時の感想と同様に全く違っていました。
一番変わったと感じたところは抵抗をかける「手の圧」の感覚です。ティッシュを挟むことによって紙を挟まない時と同じように抵抗(圧)をかけても「力」のかかり方や「圧」をあまり感じないのです。触れる側の私も「ふわぁ~」という感覚で抵抗をかけていました。
触れる側と触れられる側の両方で感覚の変化を感じることが出来ました。
加藤先生はティッシュにこだわらず、より薄い紙などで試してみたいとおっしゃっていました。
何か良いものが思い浮かんだ方は加藤先生にご一報を!!お待ちしておりますo(^-^)o
紙を一枚挟んだ(ような)繊細な触れ方・紙は挟まずにソフトに触れる方法など、まだまだ方法は沢山あると思うのでこれからどんなアイディアが浮かんでくるのか楽しみです!
今回の授業もたくさんの発見&実感を出来て嬉しい授業でした(^∇^)
次回は11月20日です(・ω・)/