こんにちはヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
前編に引き続き、後編は午後の個人コーチングについて書きたいと思います。
本日の個人コーチングに参加される先生は、午前の養成コースから参加されている山梨県よりお越しのN先生です。(午前の部の内容にも紹介させていただいております)
N先生とお会いさせていただくのは、今回で2度目となります。
「もしも、N先生に絵本を読んで貰ったなら…」…きっと、すぐに眠りに落ちてしまうかも~(ノ´▽`)ノ
加藤先生も絶賛の声の持ち主です!
又、午後は加藤先生もお待ちかねの養成コースH先生も参加されます。(後程、参上します!)
午後は患者さんがいらっしゃる予定が入っているとのお話を伺い、来院時間まで基本操法の練習を行うことになりました。
~基本操法~
操者:加藤先生 被験者:私
・膝倒し
・膝裏触診
・つま先上げ(質的転換)
①右足:つま先上げ・左足:踵踏み込みを同時に行うと~
→背骨から左右に分かれて別々になる感覚あり(右は右!左は左!という感じです)
②右足:踵踏み込み・左足:つま先上げを同時に行うと~
→背骨辺りにピリピリと微弱電流が流れている感覚あり(左右の筋肉が背骨でせめぎあうような感じ)
①と②の感覚を味わうのは今回が初!とのことで不思議な体験をさせていただきました。背骨を中心に、身体が右と左で全く別のものに感じられ驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ!
と、そこへ患者さんがいらっしゃったのでN先生と私は見学をさせていただくことになりました。
~午後の見学~
午後は患者さんがいらっしゃるとのことで見学をさせていただきました。女性の患者さんで以前にも加藤先生の施術を受けている方です。
本日は背中の痛みを始めとして、肩・背中・股関節など主に右側に多く症状が出ている患者さんです。肩こりや頭痛(酷い時は吐き気の症状が出るほど痛む)とのお話もありました。
問診&検査を行いながらスタートです!
・バンザイ検査→背中に痛みが出る。
・方胡坐→右方胡坐に違和感&引っ掛かりがある。
→Iポジションからの膝裏触診
→違和感&引っ掛かりのあった右方胡坐への動きがスムーズになり、違和感も緩和されている。
*最近はIポジションの姿勢から足を踏み込ませずに、姿勢から導かれる脚の自然な動きを活かして「皮膚操法」や「膝裏」・「足関節」等からのアプローチで変化を見る機会が多くなりました。
加藤先生の現在の気づきなのだと思います。
・前後屈検査→後屈時に背中に痛みが出る
→前屈スタートで患者さんの楽な方向を聞き分けながら胴体部の三軸を数回行う
→回数を重ねるごとに違和感&痛みの場所が移動するので、患者さんに痛みの部位を聞き加藤先生は指で痛みの部位を押さえて患者さんに意識を促しながら三軸へと繋げていく。
→最終的に背中の痛みが緩和され動きもスムーズになる。
座位でのアプローチでバンザイ・方胡坐・前後屈の症状に変化が出たところで(緩和したところで)、次はベットに横になり仰臥位での施術です。
仰臥位姿勢での感覚は腰に違和感があるそうです。
ゆらしや足指上げ下げ・足指ゆらしなどを行い、途中に私も患者さんにゆらしをさせていただきました。
11月7日にH先生(女性)とゆらしの練習をさせていただいた際にも感じたことなのですが、普段は養成コースのO君など男性と練習を行う機会が多いので手の感覚が「男性の足(筋肉質)仕様」(しっかりと持つ感覚)になっていたのだと思います。
女性の足に触れた際(H先生や本日の患者さん)、私の普段通りの力加減で触れたら壊れてしまいそうなほど柔らかい足(感覚)だということが判明しました。
私も女性なのですが、「他の人の足」と「自分の足」では触れたときの感じ方も違っていて「感覚の慣れ」(特に自分の足など身体の感覚)について考えさせられました。
治療師の先生方にとっては既に経験されている感覚だとも思いますが、練習生の私にとっては「頭では解っているつもりでも、実感してみると驚き・発見がある」ということで…ビックリしました!
今回、患者さんへの「ゆらし」を通して「触れた時の感覚」が女性と男性では違うということが実感できました。
施術内容に戻ります~
ふと加藤先生は、患者さんの右手の指先(爪の根本)が黒くなっていることに気づきました。
お話を伺ったところ、ドアに指を挟んでしまい痛みがひどく内出血していたため病院で内部にたまった血を抜いてもらったとのことでした。
とても痛そうに見えましたが、血を抜いてもらってからは血が溜まっていた時ほど痛くはないとのお話しもありました。
加藤先生は右手の骨操法(手首と中手骨)を行っていました。
(加藤先生に骨操法かどうかの確認をとっていなかったので…私の見た感じでは骨操法に見えました。)
最後はゆらしを行い本日の施術は終了しました。
その後は横座りの確認&お家で出来るセルフエクササイズを患者さんに伝授していました。
加藤先生曰く見学者(N先生・私)に見つめられていたこともあり、患者さんの身体はガチガチに緊張している状態だったそうです。
前回いらした時とは「別人のような身体&動きの硬さ」だった事を加藤先生はお話ししてくださいました。
緊張している様子は見学者側からも感じられましたが、実際に施術を行い患者さんに触れている加藤先生には患者さんの緊張(心と身体)がダイレクトに伝わっていました。(加藤先生談も含む)
・見られる・環境が変わる(今回のように見学者が居るなど)→患者さんの反応や動きが出なくなったりなど身体が硬くなる
→そのような場合は患者さんも緊張していて気持ちよさの「感覚」を感じている余裕がない状態にあるので、聞くことは「楽な方向」「嫌な方向」程に留めておき操者側で患者さんの身体を読み解き導いてあげるほうがうまく効くということを教わりました。
患者さんの「身体の状態」や「心の状態」に寄り添う感覚に意識を向けてみるのも良いかもしれませんね(^∇^)
今回も見学を快く受け入れてくださった加藤先生&患者さんに深く感謝いたします。
患者さんをお見送りした後は、再び基本操法の練習です!
見学をさせていただいている途中に、養成コースのH先生も無事に到着し授業に合流しました。
操者:加藤先生 被験者:N先生
・ゆらし
・膝倒し→左倒しが引っかかる
・膝裏触診→左が反応(痛みが出る)
・両膝上げ
一連の検査&操法後の変化は?
・膝倒し→左倒しが楽・右倒しは少し気になる
→つま先踏み込み(内・外の動き)からの膝倒しで気になっていた右倒しも解けてくる感覚(緩和)
・左右つま先上げ&踵踏み込み→自然に膝が倒れる(自然な動きからの膝倒し)
詳細:右足でつま先上げ&左足で踵踏み込む→天秤でバランスをとるようにしないと効いてこない。
操法中のN先生語録
「眠くなってきたぁ~」・「頭まで響いてくる」・「加藤先生の手が触れていると良い」・「足湯に入っているようだぁ~」・「背骨と肩甲骨の内側が温かい」
・左足親指押す→自然な動きの中での膝倒しにつながる→内側で(骨の圧迫)踏み込む
N先生談:「痛くも楽」・「背骨が鳴っている」
N先生の体験後は、操者:N先生 被験者:H先生
股関節・肩辺りなど右側に違和感があるとのお話しです。
・膝裏触診
此処までは見学をしていたのですが~
加藤先生が脚を貸してくださるとのことで、私は加藤先生の脚をお借りして膝裏触診&鵞足触診やふくらはぎなどの触診練習をさせていただきました。
特に右脚のふくらはぎに強めの張り感が出ていました。触診練習後は少しだけ指が痛くなってしまいました…(´・ω・`)
私の指や手の使い方にも工夫が必要です!
コリと言っても必ずゴロゴロした塊がある訳では無いということがだんだん解ってきたので、繊細な感覚も磨いて感じ取れるようになりたいです。
その後は、H先生と私で足指関節圧縮の練習を行いました。(私は被験者でした)
H先生の天然&不思議ワールド全開でした~!
N先生のノリの良い面白い一面やH先生とのコンビネーションなど、先生方のいろんな一面を見させていただきました☆
本日も午前&午後と、内容の濃い笑いにあふれた楽しい授業でした。
ありがとうございました~!
次回は11月17日です(・∀・)