こんばんは(・∀・)
11月11日(月)の授業について書きたいと思います。
今回は養成コースメンバーのスケジュールが合わず、参加者は私一人でしたので授業は見学がメインとなりました。
本日は産後の骨盤矯正にいらした、生後2か月のお子さんがいらっしゃる女性です。
骨盤矯正ということですが、身体の状態として腰の痛みと背筋を伸ばした時の背中の痛み・肩コリ・頭痛の症状もあるそうです。
加藤先生と患者さんのお話し&問診の後は検査&施術スタートです。
・方胡坐検査(左脚が楽・右脚は手を着いた姿勢時の背中に引っ掛かりがあり足を上げる際の動きも重さがある)
→Iポジション&膝裏触診・足首からのアプローチで方胡坐に変化。
Iポジションからのアプローチを数回行い再び方胡坐検査を行った時には、引っ掛かる感じのあった右脚の方胡坐検査での動きが良くなり柔らかい動きになっていました。
*膝裏触診:痛みが沈んでいて、痛みが解りずらくなっていた。
→膝裏触診の回数を重ねる度に、痛みの感覚が蘇ってきて患者さんは痛みを感じ取り始める。
・前屈・後屈ではどちらが楽か?(前屈が楽・後屈では背中に痛みが出る)
→胴体部の三軸で背中の痛みに変化。
胸を張った時(後屈時)にどの部分に背中の痛みがでるかを患者さんに聞き、痛みの場所(部分)を加藤先生が指を当てて押さえその部分を意識しながら前屈し三軸につなげる。
胴体部からの三軸を数回行い、背中の張り感&痛みが緩和しました。
ここで一度、立ち上がりや歩いた感じを患者さん自身に確認&実感してもらいながら患者さんに身体の状態を確認していただきました。
加藤先生・見学者(私):患者さんの動きの変化を見ることが出来る。
患者さん:立ち上がりや歩いた感覚を感じ取り、変化を感じることが出来る。
→「歩いた感じに少し安定感がでた~!」など。
次はベットに横になった姿勢での確認です。
座位での痛みは緩和されたが、仰臥位になると腰の痛み・違和感が出てくる。
*患者さんは普段(妊娠・出産を経験してからは特に)、側臥位で寝始めの姿勢をとる事が多いそうです。
チェック!
・仰臥位で脚を伸ばした姿勢→腰が苦しい
・仰臥位で脚を立てた姿勢→腰が楽→膝裏触診→膝上げ姿勢から足で加藤先生の手を踏み込む感じで押してくる→膝伸ばして脚を上げて踵で加藤先生の手を足で押してくる(腰~背中の筋肉を使って!)
・カエル脚:左脚・左向きが楽
*横座りの癖があるとのこと(授乳時も横座り姿勢がメイン)
・左右で確認をしてもらい、楽な方・嫌な方・痛い方を感じ取ってもらう。
→楽な方(左脚・左向き)カエル脚姿勢から骨盤を閉めるアプローチ(モーターポイント)
→カエル脚からのアプローチを数回行い検査:違和感&痛みのあった右カエル脚がスムーズに楽に上がるようになりました。
*カエル脚で整える。
身体(筋肉)のバランスなどを整えた後は足指ゆらしと軽くゆらしを行い、本日の最終確認の方胡坐検査を行いました。
最初の検査では右脚の上がり方・動き方に重さ・硬さがありましたが、最終確認時には左脚は更にスムーズな動き&動きの鈍かった右脚の上げ方・動きもスムーズに行えるようになっていました。
本日の仕上げに、加藤先生はお家でも出来る横座りからのセルフエクササイズを患者さんに伝授し横座りを整えて終了となりました。
患者さんに歩いた感覚を確認していただいた際には「安定感(特に腰回り)が良くなった☆」と嬉しそうにお話しされていて、始めは緊張していた表情も施術後には素敵な笑顔が表れていました。
今回も見学を快く引き受けてくださった加藤先生&患者さんに感謝いたしますm(__)m
初診のために緊張されていたり見学者の私に見つめられていたりと、どう反応して良いのか(動いて良いのか)戸惑われていたのか(もしかしたら出産を経験されて痛みに少し強くなっていたのかもしれませんが)痛みを感じていても控えめな反応だったように感じました。
緊張感(初診)プラス見学者(私)が居る状況でも嫌な顔一つせずに見学を引き受けてくださった患者さんに感謝いたします。
ありがとうございました。
患者さんと患者さんのご家族(患者さんのお母様&赤ちゃん)の間に流れるほんわかした温かい空気感に癒されました~(´∀`)
見学をさせていただく度に、患者さんから元気をもらっています。
次回は11月14日です(・ω・)/