10月28日 個人コーチング&養成コース☆(午後の部) | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんにちは(・∀・)


10月28日(月)の個人コーチング&養成コースの午前の部に続きまして、午後の部について書きたいと思います。


近くのお店で昼食を済ませてから、午後の養成コースの授業が始まりました。


操法の質的転換の反応が楽しみです(o^-')b

ということで、メンバーから無言の期待をされていたO君も無事に帰還しましたo(^-^)o


午後の養成コースには、しばらくの間スケジュールが合わずに参加することの出来なかった養成コースのH先生(仙台操体医学院卒業生・整体師)も久しぶりの授業参加となります。


それでは、早速O君は被験者として活躍します!操者は加藤先生です。


~操法の質的転換~

(午前の部にも記載しておりますので、内容が気になった方は読んでみてください。)

・開放性:右足→操者の抵抗部位(手)を被験者自身が押す(力を足から身体に響かせる感じ)

左足→外側へゆっくりと動いていく

・閉鎖性:徐々に力を入れていることが解らなくなる(O君談)→左脚の大腿部がピクピク動く→自発動(整っている感覚:O君談)

止まったり動いたりを繰り返しながら自発動は続きます。


O君談として、自発動の感覚は「力は抜けているけれどピクピク動く感じ」だそうです。

(気持ち良さもあるとのこと)→お腹に響く感覚は始めの方で薄れていたとのことです。


見ている側の私からは、一定の間隔で脱力と自発動を繰り返しているかのように見えました。


O君の自発動は、なかなか止まる気配がありません。しばらくの間、動いたり止まったりするO君の自発動を見守っていました。


私はまだ自発動が表れた経験が無いので、「自発動が出ている間の感覚はどんな感じなのかな??」と少し羨ましいです。


O君の自発動が落ち着いたところで、H先生とO君が被験者交代です。


H先生が体験する操法の質的転換はどのような反応が出るのでしょうか~

・開放性:一か所に力が掛かっている→一旦止めて仕切り直し(ソフトに力を入れていく・1秒1ミリ)

*「受け手としても自分のスイッチを切り替えられたら良いかもo(^-^)o」(加藤先生談)

→このとき、頭で切り替えると思考が強くならないか考慮する。

*外への連動:内へ力を戻す(戻していく)

と加藤先生は説明してくださいました。


次はO先生が被験者として体験されました。(同じく質的転換)

・開放性:足の抵抗側は右足です→左手が徐々に上に上がってくる→ベットから左手(手首辺りまで)ベットからはみ出した手には何も触れない場所で左手がブラブラと揺れている。

・閉鎖性:足の抵抗側は開放性の時と同じ条件→身体は止まっているけれどイメージで動く→お尻とお腹にジワーっと響いてくる(O先生談)→左手が微かに動く(微細な動き)→左足の指も微かに動く→浮いている感じ(O先生談)

O先生談として、「動かない(閉鎖性)方が最終的に気持ち良い」との感想をいただきました。


◎開放性と閉鎖性の使い分け

・意識と可能性

・敢えて動きを止めてあげる *絨毯の摩擦等←加藤先生は小さな絨毯をベットの上に敷いています。


次は、膝倒しについてお話がありました。

・関節:円運動(リハビリにも関わる)

→分離検査必要

・胸郭が動くほどでなくても良い

などなど、膝倒しにもさまざまな論があるという事を伺いました。


実技です!

被験者:O君 操者:加藤先生  *(おまけ)私は膝倒し検査を行いました。

*1 膝倒し→丹田の方に押し込んであげる方法

*2 膝倒し→誘導で変わる(どの動作でどう動くのか?)→逆の場合もある(予測と反対)


被験者:O先生 操者:加藤先生

膝倒し→ヨガの動きを意識→重心移動を意識しながら・自分の重さを使う・牛面のポーズ

などを行いました。


次はつま先からの膝倒しです。

~圧を高めて~

・身体の癖が出る(同じ方向に曲がっていく)

・本来の動きに戻る補正→癖づけ

・根本改善

・つま先(持つ)からの膝倒し→接地面を感じてもらう→感じてもらうと変わる


色々な条件設定の膝倒し

*昔ながら

*手を使って

*両手固定

*手の内旋・外旋から


身体の癖は脳のシステムが誤作動を起こしている→脳の癖→一方向ばかりに動く(向く・傾く)


後頭下筋触診(背中の接地面意識)→両手・両足がユラユラ・ピクピク・ウネウネとさまざまに動く。

(指の動きでも、人差し指だったり指全体が動くときもあったりとさまざまな動きでした。)


O先生が被験者の膝倒しによる脳の癖・身体の癖が整えられたところで、実技の練習となりました。


手首操法

・空間認知

・持ち手の練習(内旋・外旋)

*3K操法

手の操法では抵抗のかけ方や抵抗をかける以前に、持ち手の方法が難しく混乱してしまいました。(特に私が…加藤先生に「女性は空間認知が苦手な傾向があるからね」とお話を受けました。)


ということで、手に触れる前に自分の手の動きを確認するところからスタートしました。

自分の手でイメージを膨らませ練習し、いざ操者側となって練習!

→「あれ??」自分の手では出来たのに、人の手に触れた瞬間イメージはどこかへ飛んで行ってしまいました…混乱を落ち着けながらゆっくりのスピードで練習をしました。

やはり空間認知というものが苦手なのでしょうか…地道に練習を積んでいきたいと思います。


持ち手の確認の後は実際に操法の練習を行い、内旋・外旋の抵抗掛けの練習です。

私は最初にO君と練習を行いました。

イメージとして、合気道の所作を参考に練習を行いました。


次にH先生との練習です。

操法の練習ですが、途中から痴漢撃退講座のようになっていました(笑)

(いつの間にか)痴漢役のH先生ありがとうございましたo(^-^)o


その後、O先生と練習を行い手からの操法の練習は終了となりました。

なかなか持ち手が出来ずに、ご迷惑をおかけしました(;^_^A


~脚長差についてのお話し~

・ヘルニア手術を受けている方や先天性股関節脱臼のような場合は、脚長差が2~3㎝程になると明らかな日常不具合が出てくる。


○意図を持って検査する(脚長差→見せかけの長さ)

・内果

・外果

・踵→捻挫癖のある人は靭帯が緩んでいる可能性→足首を閉める(圧が掛かる)操法が良いなどなど…

・パテラの動き

どの部分からのズレ(長さの差)なのか?


*ねじれ

*骨盤

*股関節

からの違いなど、何を目的として操法をするのか?

目的を持って行うなどのお話をいただきました。


加藤先生による参考書籍紹介


O先生の質問の確認として

「主訴に伝える(改善する)」

時間や余裕がある時は、「最後(仕上げ)にIポジションで整える」という加藤先生のアドバイスをいただき本日の養成コースは終了となりました。


今回の課題として実技で行った持ち手の形を忘れないようにと後に練習を試みたところ、実技で行った時ほどの手ごたえを感じられず…(一つは出来ました。)どうやら記憶が薄れてしまっているようです。

記憶を辿って思い出したいと思います。


次回は、10月30日個人コーチングです(^-^)/