10月30日 個人コーチング☆ | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんにちは(・∀・)


10月30日(水)の個人コーチングについて書きたいと思います。


本日の個人コーチングは今回で4度目の参加となるY先生です。


コーチングで学ぶ際には、ご自身の考えはまず無くした状態にして柔軟な思考で学ばれているとのことです。お会いするたびに現在学ばれている新しい事柄などについて教えていただけるので、とても勉強熱心な先生なのだと感じております。


現在は、Y先生の施術にも皮膚操法などの感覚を少しずつ取り入れているそうです。

コーチングの内容は加藤先生お任せコースということで、テーマは骨操法からの感覚ということになりました。


テーマに移る前に、加藤先生とY先生の意見交換が行われました。

・患者さんを通わせることの卒業~など


「患者さんの身体に聞けば答えが出てくる」

・潜在的な縛りを外す

・治療師の気づき


最終的には昔から言われている「ご縁」→最終的なマーケティング

・無意識の世界で繋がっている

・意識の世界→小手先の技ではない

~HPが無くても繁盛出来たら一番良い~


Y先生の感じている事として、基礎解剖レベルについてのお話がありました。

→本質的なもの→愛情の無いテクニックでは冷めてしまう。


言葉に惑わされない ~メールの文章・言葉~

・こなれてくると言葉に惑わされなくなる

「言葉ではなく行動に移せるか?」

このことは、加藤先生ご自身も気を付けていることだそうです。


患者さんの反応による動向(傾向)の違い

・大げさなリアクション(喜びの大きい)→パタッと来なくなる傾向

・リアクション小さい(表に出さない)→身体の状態が落ち着くまで真面目に通う傾向

などのパターンが見られるとのお話をされていました。


お話しが一段落したところで、実技となりました。

被験者:Y先生、操者:O君→私→加藤先生の順番でそれぞれのゆらしを体験していただきます。


加藤先生による問診

・Y先生:朝の起き上がり時などに腰が抜けそうになる(内が緩んでいる→内に力を戻す骨操法)。


・加藤先生:うまくコアが働いていない→ディープフロントライン(深前線)→筋膜・骨膜が完全に離れている所と共有しているラインなど


膝倒し検査:左側→柔らかい感覚(重心:グニャー)・右側→引っ掛かると思った場所

丸住先生の操法を参考に、Y先生に「思ったところ」で「ここが痛い」と言ってもらう。

→声に出すことで変化がある(日曜講習会で今先生もおっしゃっていました)。

膝上げ検査・圧痛操法を行い右側の状態(引っ掛かり)に変化が表れました。

*あまり頑張ってやらない方が良い&少し痛みを残した方が良いと加藤先生はおっしゃっていました。


Y先生は操法を受けながら

・左脳(計算・頭を使う事)→右側のコリ

・右脳(未来・明日の事)→左側のコリ

脳の働きと反対側にコリが表れるというお話をされていました。


授業や施術で加藤先生より操法(施術)を受ける際、「頑張り過ぎないで~」「欲張り過ぎないで~」という言葉掛けを耳にします。前文にも共通するように「~し過ぎる」のではなく「ほど良い加減」「ほど良い具合」が丁度いいのかもしれません。

*私が操法を受けた時に感じた事として「ちょっと頑張り過ぎた(欲張り)かなぁ」という時と「頑張る手前で止めておこう」とした時では、操法後の変化の具合が違っていました。

→頑張る手前で止めた時の変化の方が良い場合が多かったです。


次は、肘を伸ばした状態からの手・手首の骨操法です。(被験者:Y先生 操者:加藤先生)

・中手骨と尺骨・橈骨の圧迫

このとき加藤先生は、腰~背中など姿勢を変えて(崩して)感覚のフィルターを通して自分を見ていくとのアドバイスをされていました。


・感覚:アナトミーの走行で出てきたりする。


・手首の感覚を呼び水に身体の感覚を広げていく。→頭での思考はナシ!!


Y先生は腰椎の硬さのイメージがあるとおっしゃいました。

ここで加藤先生は腰椎の硬さのイメージとして、次のことを質問しました。

・色→青

・イメージ→ねじれていて筋張って触ると硬い

とY先生はお答えになりました。

ちなみにイメージの問いかけは、日曜講習会にて今先生も実演されていました。


Y先生の普段の自己調整は?

・職場では脚を組まない

・煙草を吸うときは背筋を伸ばす意識

・背骨の意識

→意識を捨て、身体のイメージに委ねる事を加藤先生はアドバイスされていました。


骨操法・イメージの問いかけによる操法の後は、Y先生の腰椎のねじれも緩み・手の圧迫感が薄れてくる変化が表れたようです。


次はゆらしです。

被験者:Y先生 操者:O君・加藤先生

・ゆらし

~圧を止めて~

ゆらし後の手を放す前の「間」が大切。


・足指ゆらし

角度・手の感覚・指全体をゆらす→指先・手・お腹で揺れを感じる。

・微細なゆらし:意識の波動・ミクロの世界 *1ミリ1ミリで変わる。

→三軸も同じ(大きな動き→小さな動き→微細な動き)

Y先生談:ゆらし後に手を放すと「グワー」っと下から上へ響いてくる。


手・手首の骨操法 2パターン目

被験者:O君 操者:加藤先生

・肘に角度を付ける(肘を立てる)→身体の感覚を広げていく

*実際の臨床でも患者さんは結構動きが出る:患者さん自身もビックリする→「何で動いてるの~??」


O君の反応として

・左脚大腿部→ピクピクと動く(自発動)→身体の動きを止めて力を内に戻す(お腹の中心・背中)→左脚大腿部細かく震えるような動き→ピクピクに動きが変化→大きくピクピクに動きが変化


角度を変えて関節内受容器の圧を高める→圧のかけ具合で自発動の変化→終ってから少し時間を置いて→まだ自発動は続いている(さまざまな感覚・間隔で動いている)→痙攣のようにブルブルという動きに変化→ピクピクに動きが変化~と、O君は色々な自発動を見せてくれました。


被験者のO君談として、親指の押されているところが気持ち良い→左脚大腿部ビクビク→自発動が出たときは脚の状態が長持ちするとのお話がありました。

Y先生より「どちら側の手で行ったら良いのか?」という質問に、加藤先生は「どちら側の手でも良いが変化が出やすい方を見極める」→「両方の手で行ってみると良い(解りやすい)」とお話をされていました。


加藤先生より「接骨院の治療で操法は使えているのか?」という質問にY先生は「取り入れやすい操法を取り入れている」とお話をされていて、「部分・部分で操法を入れている(無意識に自分が体験した感覚を移す感じで)・施術に操法を混ぜている」というお話を伺いました。



その後、ゆらしについて「振動」のお話になりました。

Y先生の勉強された内容のお話しや、微細な振動・ゆらしを体験されたY先生も「良かった」とのお話しでした。


・意識として、筋膜は筋膜・皮膚は皮膚→曖昧なグレーゾーンもあるが別々に意識した方が良い。


Y先生は「自身にとっては操体法が難解」というお話しと、「快感覚」について「快・不快は普段から意識しているのか?」という事を加藤先生に質問されていました。

加藤先生は「普段から気にして過ごしている」「快・不快などの感覚が結構中心になってきている」というお話をされていました。


*検査などを精密に行うから解らなくなる・おかしくなる。(筋肉・骨格系)

→糖尿病などの内臓疾患や病気系は別!!


・プロとして~自身は知識を学んで、患者さんに説明する際には噛み砕いて説明する。


・無理をしてアナログでいることはない。常に進化し続ける!!(加藤先生とY先生との会話の一部)

→以前に加藤先生も今先生よりこの言葉をいただいたそうです。


「アナログの要素を大切にしながらも、立ち止まるのではなく常に進化&変化し続けることを恐れずに前進あるのみ!」


私も以前に職場の上司よりこの言葉を掛けていただいたことがありました。

常に進化し続けている方からの言葉は実感を含んだ言葉であり、しっかりと心に刻まれます。


次は足指の骨操法です。

加藤先生の「操体(操法)は遊びだ~(今先生の言葉より)」の実験(遊び)として行われました。

始めに実験を行い、各ペアで練習を行いました。

私が体験する足指の骨操法としては初の新しいバージョンです。


被験者:私 操者:加藤先生

・足指関節圧縮:各指の各部分を色々な角度で(一か所にこだわらず)圧縮をしていく操法

*横・縦・斜めなど色々な角度から足指関節を圧縮→身体が動いて倒れる(転がりそうな時もあり)←私の場合です。


座位からの足指関節圧縮の操法の一部で、私にも「初」となる自発動が表れました。

・右足指(どの指なのかは記憶していません…):いずれかの指関節を圧縮

・左脚→前後にブラブラと振り子のように動く大きな揺れで自発動が表れました!


自発動の感想として、自分で脚を動かしている感覚は一切ありませんでした。ひとりでに左脚が(膝から下)動いていました。

これまでに見学してきた自発動とは違う、「脚をブラブラさせる」という大きな動きに「何だか小さな子供が椅子に座って脚をブラブラ動かしているみたい…」と大人な自分の子供のような動きに思わず笑い出しそうになりましたが、私は加藤先生に「突然笑い出して変な人」と思われたくなかったので(思わないかもしれませんが…)笑いを堪えました。


次に仰臥位での足指関節圧縮です。

圧縮する指によって様々な動きが表れました。


・(上半身)腕の動きとして→腕が始めに動きだし、そこから上半身の回旋や伸びなどの動きが表れる。

*腕の動きでは、タコの足のように腕や手が勝手に動く。

*腹部の動きから腕がバンザイのように上に伸びたり、対角線上に伸びる感じがありました。

*身体をねじって転がり伸びる感じ(対角線上)

*手・腕をピン!と上(頭上)に伸ばして手のひらを合わせ合掌し伸びる

*ベットの落差(高さ)を利用し、引っ掛かりやぶら下がりによる調整(上半身パターン・下半身パターン)

などなどたくさんの反応が表れました。→補足:私の場合の反応です。


足指先からのスイッチで身体(私の場合は手や腕から始まり胴体部などに響いていく感じです)に指示が出てくる感じと言ったらいいのでしょうか…表現が難しいですが、足の指がスイッチというイメージが私としては強く感じました。


操者を交代し、私が操者として加藤先生の足指を借りて練習をさせていただきました。

*骨格模型を見ながらの実施

・関節を的確に・きちんと圧縮する

・いろいろな方法を試してみる

・もっと沢山の方法(やり方)があるはず(加藤先生談)

・骨の部位を明確・的確に捉えて行う

・骨の名称・部位の確認

・押さえ方

などなどのアドバイスを参考に練習を行いました。


操者として私の場合はきちんと関節を捉えられていなかったのか、加藤先生の足指が「ウニャウニャ」と動いたこと以外にはあまり外見的反応は見られませんでした。私がアワアワと少し焦りながら足指を圧縮(的確に出来ていたかな??)していた頃、加藤先生は(おそらく)少し寝てしまっていたようです。

…練習もですが、まずはお勉強を頑張らなくては…(^▽^;)

関節を捉えることがなかなか出来ず苦戦しました(汗)


最後に膝裏・鵞足部・腱・筋肉の触診練習を行い、本日の練習は終了となりました。


足指関節圧縮という新しい遊びも楽しめるように、筋肉についてもですが骨格や骨についてもしっかりと頭に入れておかなければ操法の遊びを楽しむ所まで辿り着けないなぁと感じました…勉強も実技も頑張りたいと思います!


今回もゆっくりペースの更新となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございますm(_ _ )m


次回は、10月31日(木)です。

授業ではありませんが、今後の養成コースの打ち合わせがあります(^-^)/