10月28日 個人コーチング&養成コース☆(午前の部) | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんばんは(・∀・)


10月28日(月)の授業は、午前:個人コーチング&午後:養成コースの内容となっております。



本日は、昨日の日曜講習会にも参加されていた大阪よりお越しのO先生の個人コーチングです。

O先生は午後の養成コースの授業も参加されます。


早いもので、O先生とお会いさせていただくのはもう6度目になります。

O先生より学ばせていただいている部分も多々ありますので、個人コーチング&養成コースの授業もとても貴重な時間です!


今回の個人コーチングのご希望として、「患者さんの主訴が変わらない」ことについてのご質問をいただきました。

基本操法による検査時では動きの変化(可動域・痛みの緩和&消失)が表れるものの、実際に動いてみて痛みが消えない症例についてです。←操法での動きは変わるが、検査での痛みは消えても動いてみたときの痛みが消えない。


加藤先生より三軸操体などに例えてお話をいただきました。

・効くときの三軸パターン→自発動→繋げる…という表現を用いて説明してくださいました。

そして、もうひとつ

・トレーニングに例えて…部分・部分で鍛えても、鍛えた効果(力)は発揮できない。関連部位の筋肉を繋げて鍛えて初めてトレーニングの効果が発揮される。

*野球選手が腕の筋肉だけを鍛えて剛速球を投げられるのか?のような感じです。実際には、体幹などさまざまな筋肉を鍛えていますよね!


又、施術の最後に基本操法で整えて終了するというアドバイスもいただいていました。


加藤先生とO先生の会話で、操体に例えて経営や施術の考え方・ホームページ(ブログ)の作成などについてお話をされていました。


・ホームページやブログの内容などで文献を引用した際には、きちんと「文献引用」と記載する(文献や考案者への礼儀)。

→ほとんどの事柄(技術など)は何かを参考(お手本)にしている。すべて自分オリジナルの技術はそうそうない。


・操体→自由さ→潜在意識で縛らない(抱え込みなど)


・メーリングリストで個人個人の交流(情報のシェア)


・O先生へ参考書籍の紹介


・「好き」とか「嫌い」とかいったものを超越する

→仕事・スポーツ選手に例える:超越した状態を当たり前にする!&当たり前になっている


基本操法についても、「自分なりのルールを実行していると現実化する」というお話しをいただきました。

お話のひとつとして、楽天のマー君こと田中将大投手や嶋基宏捕手の実行している「野球の神様に好かれるために行っている自分ルール」のお話をしてくださいました。野球の神様に目に見えない所でアクセスしているという内容です。


・神様の存在…ご縁又はお金など

→ひとつ抜き出るために、やるべき事をきちんと行ったうえでどう工夫するか?

→努力をせずに、「神様助けて~」や「何か良いことが起こりますように~」と神頼みをすることとは違う。


*このとき、私は「うっ!!」っと何も言えない状態でした(゜д゜;)

私は涼しげな表情をしていた筈(だと思います…)ですが、心の中では大量の汗を掻いていました(;^_^A


・当たり前を積み重ねたうえで、どう運を向けるか?→自分の足で探す(開業の場合は店舗探しなど)


・ブレインロックを外す→自分の思考の限界を超えちゃう


現在は野球評論家として活動されている野村克也元監督の言葉を紹介していただき、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」という名言を参考に、言葉を成功と失敗に言い換えて教えていただきました。

野村監督の名言集を見てみましたが、どの言葉も納得の内容でした。


お話の後は実技を行いました。


O先生は加藤先生のゆらしを体験されました。

バンザイ検査・首の左右振り向き具合・膝倒しの検査を行った後に、ゆらしを行いながら各所でポイントとなる言葉掛けをされていました。


・意識を促す言葉掛け→意識を何処に向けるか患者さんに意識してもらう(誘導ではなく提案)


・ゆらしだけで、かたちを変える→お腹を緩める→意識してゆれてもらう


・ゆらしの手→居付かない・動きを止めない・止まっているようだけど常に動いている(武術の心得のある方・スポーツをされている方などは解りやすいかと思います。)


・操者として自分で気が付かないといけない(実感を伴った理解・実感を通した理解)

*メモ:頭で覚える・見て分かったつもりになる

*実体験:実感を伴う


本日のゆらしは、日曜講習会にいらしたコンタン先生のゆらし時にお話しされていた「目線を置く場所で揺れる場所が違う」という言葉を意識し実感を伴うゆらしでO先生にレクチャーされていました。

加藤先生も普段より目線や姿勢についてお話しされています。大切なポイントです。

・「施術の何処で変わったのか」→興味・研究の対象だったりする。

例1)ゆらし:3ゆらしで違和感が薄れる・取れるなど
例2)指の感じ

ちなみに、加藤先生は水が入った袋で練習をされているそうです。



次は質的転換のキーワードで操法を行っていきます。


○操者:加藤先生 被験者:私

仰臥位で足首の外側の当たりの良い所に手を当て、被験者自身(患者さん)に外側に足で押してきてもらう。→左右どちらか片方の押しやすい足で行います。

・開放性:力を外へ逃がす(アウターの動き)

・開放性:力を調和

・閉鎖性:外へ向かう力を内へ戻す・内に響かせる(インナーの動き)


私が体験した感想としては、閉鎖性の動きでは足で押している感覚がだんだん薄れてきて最終的には押している感覚が全く無い状態になりました。脚全体の感覚も無くなり(特に押している側)、脚が消えたような不思議な感覚でした。

又、私の場合は身体の中身(内臓)が消えて空っぽになったような感覚もありました。身体の中が空洞になったような不思議な体験でした…。


私と同じ操法をO先生も体験されました。

O先生の場合は、右足からの閉鎖性の動きで左手に自発動が表れていました。

見学をしている私からは、O先生は気持ち良さそうな表情をしているように見えます。

O先生の左手は、操者である加藤先生の手が離れてからもしばらくの間ユラユラと動いていました。

「先生の手が離れているのが解らなかった」とO先生もおっしゃっていました。私と同じように脚の感覚も無くなっていたのだと思います。


O先生の自発動が落ち着いてから、午前の個人コーチングは終了となりました。


昼食時の会話の中では、質的転換の操法(足首外側からのアプローチ)を「感覚の鋭い養成コースのO君がどのような反応を示すのか見てみたい」という話になりました。

これまでに行ってきた操法で(閉鎖性の動き)何度も自発動が表れていたので、今回もO君がどのような反応を見せてくれるのか午後の授業に楽しみが一つ増えました。


さて、知らない所で操法の反応を楽しみにされていたO君は…

用事があるとのことで昼食前に中座していたので、この会話が交わされていた場には居ませんでした。

午後の授業には間に合うように戻ってくるそうです。


昼食をはさみ、午後は養成コースの授業です。

午後の部については、ブログの後編(午後の部)としてレポートいたします(^-^)/



最後に…

私もブログを更新するうえで、ブログに慣れてきてから「授業から最高でも3日目までにはアップする」という自分ルール(目標)を掲げていたのですが…今回自分ルールを破ってしまいました。

もし私のブログを楽しみにしてくださっている方がいらっしゃいましたら、ブログのアップが遅れてしまい申し訳ありませんでしたm(_ _ )m


それでは、次回は後編にて~(・ω・)/