個人コーチング&日曜講習会☆(午前の部) | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんばんは(^∇^)



10月27日(日)の授業について書きたいと思います。


本日は午前:個人コーチング&午後:日曜講習会の予定となっております。


まずは午前の部です。

今回の個人コーチングは、熊本県よりお越しのO先生です。


移動時間や飛行機など交通手段の都合で、前泊・講習(コーチング)・飛行機の便がないのでもう一泊という事で2泊3日の旅での参加だそうです。


加藤先生の元へいらっしゃるのは今回で2度目とのお話しでした。

私が働いていた職場にも熊本県出身の方が居たので、O先生の熊本弁がどことなく懐かしく感じました。


今までにも遠地からいらっしゃっている先生方と授業をご一緒させていただいていましたが、たとえ場所が遠くても学ぶために時間とお金を惜しまずに努力している先輩方の姿勢を私も見習わなくては!と思いました。


本日のコーチング内容のご希望は、三軸操体です。頸椎三軸は効果が感じられる(実感できる)が、背中(胴体部)の三軸についての実感があまり感じられないとのお話しでした。


加藤先生はアドバイスとして


「軸の合成」

→重心移動・重心の乗り方・操者&患者さんの意識など。


「パターン表の暗記」

→まずは暗記しないと!奥深さにも気づけない・三軸の楽しさにも辿り着けない。


「患者さんの言葉に振り回されない」

→患者さん側:「感覚の逆転」・「感覚が鈍っている」などのことが考えられる場合もあるので、患者さんの感覚が違うと思ったら操者側が調整してあげることも必要な場合がある。


「楽な方向や痛みの出る動きの検査時の言葉掛け」

→「前後屈」で解らない(伝わらない)ときは「靴下を履く動き」など、その人に合った語りかけ方で伝えてあげる。


「操者側のブーム・やりたい操法など」

→世の中に流行があるように、操者自身にもその時ハマっている(研究・追求)操法や技術があったりする。その流行が落ち着いたとき、また違う操法にハマったりする。

その時に中途半端にハマらず一旦全部覚えてから離れる。ハマっていた操法も「休むことによって熟成される」一度離れて再び戻った時にまた違った見方が出来たり、始めは理解できなかったことが次に戻った時に理解できちゃったりする。



O先生より質問として、牽引・圧縮ではどちらが良いのかとの質問をいただきました。

加藤先生は「どちらも良い。どちらかが良いという訳ではない。」というアドバイスと、患者さんに牽引・圧迫による痛みの有無を聞きその内容により使い分ける方法もあることを教えてくださいました。


・症状を分け隔てないで「患者さんの身体で」診る!(筋バランスを整えて変化が出る)

部分ではなく全体を見る。



実技としてO先生は加藤先生の施術を体験されました。

仰臥位での検査→左肩が上がっている。以前は左手に痺れの症状があったとのこと(今は治まっている)。

バンザイ検査→左腕が苦しい。

首(左右向き具合)


主に左側に違和感や症状があるようです。


・左手の肘を曲げた状態:手と手首の中手骨圧迫・橈骨&尺骨圧迫

→首にジーンと伝わってくる→全体に響かせる(広げる)感じ→感覚として解りづらい…が!→骨操法後の検査でのバンザイ検査時左手が上がっている・首の左右振り向き○・痛みや詰まりのあるところをO先生自身に押してもらう(認知)。


・左手の肘を伸ばした状態:手と手首の中手骨圧迫・橈骨&尺骨圧迫

→バンザイ検査:上がる・首の左右振り向き:左右とも向ける。


・肘を曲げた状態:手首と肘の圧迫(骨操法)

→首・腰にジーンと伝わってくる→バンザイ検査:上がる・首の左右振り向き:左右とも向ける。

可動域が広がる・上がっていた左肩が少し下がってきた。


・手の圧痛操法


○膝倒し検査→左が楽・膝曲げ検査→左が楽

・手と手首の骨操法:感覚解りづらい(O先生の場合)

・手首と肘の骨操法:左半身に温かい感覚が表れる→膝倒し検査


・膝裏触診からの膝倒し

・鵞足(右脚)前後

・膝内側(晴眼穴)

・パテラ操法(痛い側の反対側に動かしたり)

・膝蓋骨まわり・膝蓋腱

・膝関節を押さえて押し引き(前十字靭帯損傷検査)


→バンザイ検査:楽に上がる・首の左右振り向き:左右とも楽に向ける。



次に私も骨操法を体験しました。

バンザイ検査・首の左右振り向き・膝倒し・膝上げ検査を行い、手首と肘の骨操法です。


左側はO先生・右側は加藤先生(O先生にレクチャーをするため)と何だか贅沢な被験者です。

一度に両側から骨操法を体験できる機会もそうそう無いと思うので、貴重な体験です。

O先生も始めは触れる手に力が入っていましたが、何度か続けていくうちに程よい力加減になってきました。


両側から骨操法を受けた感想は上手く説明できませんが、両側からの力具合や身体への響き方の違いが解りやすく感じ取ることが出来ました。実験のような感じで行ってみると楽しいと思います。

操法後は膝裏のコリの感覚が薄れました。


養成コースのO君もバンザイ検査・膝倒し検査を行い骨操法を体験しました。

加藤先生より、操法後の間を大切にするというアドバイスもいただいていました。



O先生はIポジション・Kポジションと加藤先生より操法を体験された後、私が被験者となりO先生とIポジション・Kポジションの練習を行いました。


Iポジション

・患者さんの足の位置の邪魔をしない位置取り(添え手)

・患者さんの身体の自然な動きの中で行う


Kポジション

・患者さん:検査後に姿勢を取り、一度腕を前方向に伸ばしそこから肘を引き肩甲骨を意識して腕を後に軽く引いてくる。(DVDのモデルはあくまでも基本形であり、臨床では肩甲骨で軽く押してくる感じでも効果が表れる。腕の位置や引き具合を意識しすぎない)患者さんの肩甲骨側面に操者は手を添え、患者さんはその手に寄り掛かるように軽く肩甲骨で押すようなイメージ。


その後、膝倒しと揺らしを行い午前の部は終了となりました。


休憩をはさみ午後の部へ突入します。


続きは後編にてレポートいたします(^-^)/