個人コーチング&養成コースレポート☆ | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんにちは(^^)大崎市いろは整体院ブログへようこそ♪「大崎市女性専用整体」専用ブログです。骨盤矯正•小顔や姿勢などの美容整体メニューもございます(^o^)ストレッチポールに興味のある方もご覧ください☆大崎市女性整体師鴇田の臨床•勉強会•日常など綴りたいと思います。

こんばんは(・∀・)


今回は個人コーチング(午前)と養成コース(午後)です☆


個人コーチング参加のIさんと、養成コース新メンバーのH先生の紹介をさせていただきます。


H先生は、操体医学院卒業生で現在整体院を開業されています。本日より養成コースに参加されることになりました。


個人コーチングに参加されたIさんは、昨日より養成コースに参加された理学療法士のN先生と同じく開業を目指し現在操体医学院の受講生でいらっしゃいます。


H先生は、先輩として何度か養成コースのお手伝いなどで来ていただきお世話になっている方です。

朗らかで不思議な方ですが、H先生の行う操法や感性など学ばせていただくところのたくさんある方です。これから養成コースを通して加藤先生&H先生に教わることや、共に学ぶことで私たちも成長させていただける方だと感じています。


Iさんは今回初めてお会いする方なのですが、なぜか初めての気がしない…雰囲気や操体医学院で学ばれていらっしゃることからも私の中では「もしかしたら、とらぼっちさんだったりして…」(ブログの読者登録をしていただいている方です)と思っていました。

加藤先生とIさんの会話を聞いているうちに「やっぱりそうだ!」と確信に変わりました。ですが内気な私は「とらぼっちさんですよね!」と声をかけることはできませんでした。

自己紹介を交えながら、H先生とIさんの今後の目標や今回の希望内容を話しつつスタートしました。


症例から加藤先生の経験談で場合によって操体で治すことが難しい症状もあるというお話しや、操者側の事情を操体法(初心者には理解が難しい)と野口整体(マニュアルがあり理解しやすい)を例に挙げて説明してくださいました。


操体法は知識・訓練・経験などを積み学んでいくと素晴らしいものなのですが、思うように効果が得られず途中で諦めてしまう事もあるのは前文に挙げたことからも言えるのかも知れません。


どのような世界にも「修業」は付き物ですし、せっかく操体法と出会えたなら自分のモノにできるまで(モノにできた後も)頑張りたいですよねo(^▽^)o


Iさんの開業予定地にはお年寄りの方が多く住んでいらっしゃるとのことで、「ロコモティブシンドローム」についてお話が出たので調べてみました。

「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になること。

人間は運動器に支えられて生きている。「運動器の健康には医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい」というメッセージが込められているそうです。


お話の中では何かを「始めさせること・続ける技術・続けさせる技術」は難しいということです。

コアコンフェスタでロコモティブシンドロームについて講義を行ってくださる講師の方が参加するので、このような場で学ぶことも大変勉強になるということをIさんに伝えていらっしゃいました。

加藤先生とH先生は受講内容は異なりますがコアコンフェスタに参加されます。

そのほかにもお年寄り向けの体操(いろは体操)のお話などを伺いました。


NEED(必要性)とHOPE(要求・希望)を見誤らないことについても教えていただきました。

Iさんの開業するにあたり、宣伝方法や「夢と手法」~夢は語るけど方法は知らない・対応する術~などについてもお話ししてくださいました。


~最初の手間を惜しまない~など問診・検査・操法についてのポイントや症状による対応例なども話されていました。


午後の養成コースは、Iポジション・三軸・足関節の実技を中心に進んでいきました。

Iポジションは患者さんに形として伝えるのに適していて骨盤も動くので初診時も使えることや、痛みのある側の逆側(反対側)は重心がかかり関節が固くなるので支えている側にも敬意を払うことなど「相手を読み解いて伝えてあげる」ことやKポジション(相反神経抑制)についても教えていただきました。


施術をするだけではなく、相手の痛みの根にたどり着き解放してあげる技術は奥深いものだと感じました。


実技については基本の膝裏触診(コリを押さえる)・後頭下筋群の触診(コリを押さえる)・揺らし・皮膚操法

Iポジション・Kポジションなど加藤先生の操法を体験していただき、Iさんは目を輝かせているように見えました。興味を持ち楽しみながらに学ぶIさんの姿に元気をいただけた気がします。H先生は日ごろの疲れがたまっているのか実技の被験者で操法の検査段階では身体が悲鳴を上げているようにも見えました。

整体院とお仕事でご苦労されているんだなぁとしみじみ感じました。その中で学ぶということは向上心が高い方ともいえます。私たちも頑張らねば!!


私はIさんとペアを組み練習を行いました。操体医学院で学ばれているということもあり、声掛けや触れ方にも養成コース新メンバーの一人であるN先生に感じた安心感・安定感と似たような感じがありました。

膝裏触診も始めはコリを上手く抑えられなかったのですが、午後には抑えられるようになっていらっしゃいました。これからもたくさんのことを吸収し素敵な整体師を目指していただきたいです。



養成コース終了後、患者さんがいらっしゃるとのことで見学をさせていただきました。

農家の方で木村秋則さん同様、無農薬農法をされている方です。

「農薬を使って当たり前」の時代も苦労(無農薬栽培への理解)を重ね頑張ってこられた方で、周りの「常識」に流されず自ら良いと確信したことを信念を持って続けてこられた方だという印象を持ちました。


加藤先生曰く「木村秋則さんのような方だよ」と伺っていましたが、確かに本で読ませていただいた木村秋則さんの印象と似ている感じがしました。


今回の症状は左腕に痛みが強く出ている様子です。腕を動かして見せながら加藤先生に症状を伝えていました。

元々腕の調子が良くなかったらしいのですが農作業で重い荷物を持ち運ばなければならず、その時に更に痛めてしまったというようなお話を伺いました。

本人は「年のせいかもしれないけどね~」とおっしゃっていましたが、仕事を頑張り過ぎたのかもしれません。


加藤先生は患者さんの症状について聞いた後、お話をしつつ操法を行っていきます。それは患者さんと会話をしながら、患者さんの身体の内側とお話をしているようにも見えました。

手関節・頸部・膝裏・頭部(後頭下筋群)・胸部(腕との付け根付近)を整えていき症状が和らいだようです。

患者さんは操法を行っている間も、農業全般(農業・畜産等)に対する熱い思いや疑問点などをお話ししてくださいました。

施術が終わった後は、患者さんの顔にも優しい笑顔が戻っていました。


農業に携わっていようとも・いまいとも共通(共感)すべき部分がたくさんあったので、みんな「うんうん」とうなづいていました。


今回の見学を通して加藤先生には患者さんと患者さんの内側に呼びかけるといったような施術を見せていただき、患者さんには農業を始めとする「地球環境」や「食」・「食育」の大切さに繋がるお話などとても大切なことを教えていただきました。

今回も見学を快諾してくださった加藤先生&患者さんに感謝です(^∇^)


次回は9月15日(日)に養成コースの授業が行われるのですが、私は私用のため残念ながら参加できません。

そのため、私の参加する次回の養成コースは9月19日(木)です(^-^)/