前回の坂戸チャリティマラソンから丁度1週間。
メインレースと定めていた小江戸川越ハーフマラソン10kmの部に出走して来ました。
走り始めた時に直感的に最初の大目標となった小江戸川越ハーフマラソン。
あれから約1年の今日が来たんだなという感慨深さ。
当日の天気は快晴。
気温も暑くもなく寒過ぎずで非常に恵まれた天候に。
体調も良好で緊張とか気負いも多分そんなに無い?
つまりは万全ということですね。
後は悔いなく全力で走りきるだけ。
スタート兼ゴールとなる会場の川越水上公園。
凄い数の旗が並んでいてここを走り抜けるのかというワクワク感。
会場に着いたら凄い人の数。
人の多さに圧倒されます。
今まで出た大会で1番大きいの板橋シティマラソンですけど、でも何故か今回の方が圧倒されます。
水上公園内のプールが開放されてメイン会場になっていたのですが、これがとてつもなく広い。
広い場所に人が多いからより圧倒される感じなんでしょうかね?
フリーの荷物置場が用意されていたのでそこに向かうも、こんな感じでオロオロしてたら迷いましたw
荷物置いて着替えたらハーフのスタート見に行こうと思っていたのですが、間に合わず残念です。
とりあえず軽くアップして10kmのスタート位置に向かおうと公園内にある修景池の周りを軽く走って身体を温めます。
ここは普段のランニングでもたまに来ては走っているので慣れたもんだぜと思っていたら、
何か軽く走っただけでまあまあ疲れたんですが・・・w
緊張は無いと言いましたがあれは嘘だったようです。
さて、ペースコントロールに不安が残る仕上がりだった先週の坂戸を振り返りつつ、
今回立てた目標はこちら。
目標タイム:ネットタイムで55分を切る (平均ペース 5:30/km)
トピック:
・序盤はとにかくペースを抑えて入る
・序盤以降は5:25/kmを基本ペースとして刻む
・最後はあわよくばビルドアップ
抑えて走ると言いつつ結果としては普段の5kmペースになってしまった前回の坂戸ですが、
今回10kmでそれをやると間違いなく最後まで持たずに撃沈してしまうので、
序盤にどれだけ抑えて入れるかが鍵となります。
もし今回も開幕から突っ込んでしまったらその時点でこのプランは破綻するので、
腹くくっていけるところまでいって、後半は気力だけで走る泥仕合します。(((
スタート位置へ向かいます。
自分に割り当てられたのはBブロック。
重視しているのはネットタイムで公認記録を狙うとかそういうのは無いので、
前は少しでも速く走りたい方に譲って後方からのスタートを選びます。
おおよその目算ですが、おそらくスタートラインから120m程度後方の位置でしょうか。
9:20に号砲とともに10kmの部がスタートしました。
今回は目標と合わせて道中のレースプランも考えて来たので、それらと照らし合わせながら振り返ってみようと思います。
①START~1km:
[計画]
とにかく落ち着いて走る。
まずは設定タイムより遅くて全然OKで5:50/kmくらいで最初の1kmはアップ感覚で。
[結果]
渋滞がとにかく凄い。
これまで出走した1番大きな大会が板橋シティマラソン(5km)だったのですが、密度が全然凄います。
接触が危なくて迂闊にペースの上げ下げも出来ず、下手すると歩いてるような状態でした。
突っ込むどころか目標ペースに全然届かず、まさかの6:08/kmでの入り。
追い抜くために一瞬だけペース上げたりブレーキかかったりでバタバタしてしまい、
遅いわりにはちょっと呼吸乱れたりで、不安が残る立ち上がりでした。
②1km~3.5km:
[計画]
1km越えたら徐々にペースを作り始める。
序盤を抑えているため平均ペース5:25/km基準でペース組み立て。
[結果]
1km越えて川越西郵便局あたりに。
人混みがあり過ぎて景色を確認する余裕も無かったのですが、ここらでようやく景色を見わたせました。
とは言え、多少は渋滞がバラけつつもまだまだペースを伸び伸びと作らせてくれない混雑状況。
焦っても仕方ないので呼吸を整えつつ、車道を走っていたり周りを観察して普段との違いを楽しむことを意識。
3km越えた辺りの連雀町の交差点付近でスペースが出て来たので、遅ればせながらペース作り開始です。
5:50/kmで入り予定が6:08/kmだったので、少し速めの5:20~23/kmで調整します。
③3.5km~6km:
[計画]
流れに乗ってなるべくリラックスしながら走る。
同じペース位の人を見付けて後ろに着いて引っ張ってもらう。
[結果]
今回のコースで最も楽しい蔵の街の街並みを走り抜けるゾーン。
前を走っていた長髪で赤シャツを着ている男性が丁度良いペースで走られていたので、
暫くこの人に引いてもらおうと後ろに着いて景色を楽しみます。
市役所前で山車が出ていたり、氷川神社前で巫女さんが応援してくれていたりで(気持ちが)上がりました。
1番楽しみにしてたゾーンなので調子に乗って写真撮り過ぎてしまった。
④6km~8.5km:
[計画]
ここから徐々に辛くなってくるのでとにかく力まずにリラックスして少しでも疲労を抑えて粘る。
肩の力を抜いて両手だらーりしたり、腰を落とさないフォームを意識しつつ足踏みしたりなど。
[結果]
予想通りこの辺りから疲労を感じ始めますが、ペースは5:25/kmと比較的安定していました。
引っ張ってもらっていた赤シャツの方がペースを上げたのかじわじわと離されていきますが、
一応視界には入っている感じなので、離され過ぎないよう引き続きその方を目標として着いて行きます。
そして終盤に入る8km地点で差し掛かる今回のコースでおそらく一番の難所とされる陸橋の登り。
この手前に給水所があったのですが、良いテンポで刻めているのに給水でペースを落とすことで登りで脚が止まるリスクを考えて、
給水を取らずにこのまま登坂決行。
ここが最後の粘りの見せどころ。
赤シャツの方は給水されていて以降ゴールまで再会することはありませんでした。
ここまで良い感じで来れたのはこの方に引っ張ってもらったおかげもあると思っていたので、
ゴール後にご挨拶をと願うも残念ながら人の多さに見付けられずでした。
この場で感謝の気持ちを記しておきます。ありがとうございました。
流石にこの辺りまで来るともう写真撮る余裕は無かったです。
⑤8.5km~10km:
[計画]
前のフェーズで粘った結果、もし余力を残しながら走ってこれていたらここからゴールまで徐々にビルドアップ!(理想)
無理なら5:25/kmペースを頑張って維持したまま垂れずにゴール。(現実)
[結果]
陸橋の登りを終えて平坦が続いた後の下りへ。
登りで負荷が上がった脚を休めることを意識しつつリラックスして下りを終え、
陸橋終わりの川越西郵便局の手前からビルドアップ開始。
呼吸は流石に苦しい。
でも身体は動いている気がする。
腰を上げて腕を振って推進することを意識してテンポよく走ります。
9kmを越えた辺りで時計を見たら5:09/kmまでペースが上がっていました。
無理だと思っていたまさかの理想の方のプランでいけていて上がりまくります。
後はもうゴールまで時計を見ない、とにかく少しでも速く前へ前へ進むだけということで、
そのままゴールへ駆け込みました。
ゴール後に時計を見たら最後5:11/kmペースで駆け抜けたようです。
最後の最後でやや失速でしたが、それでもあの状況からビルドアップ出来たことに自分が1番驚いています。
レース後に頂いたスポドリがとてつもなく美味しかった。。。
以上を踏まえての結果がこちらとなります↓
ラップタイムに多少のブレはあれど平均ペース5:25/kmだし、
序盤抑えて入れているし、後半のビルドアップも出来ている。
そしてタイムは、
0:54:41 (ネットタイム)
というわけで目標タイム55分切り達成。
しかもPB更新。
あれ?これ100点の出来では??
100点は言い過ぎかもですが、素直に良い方向に今の自分の実力を出し切れたと思います。
目標が達成出来た今回ですが、考察するに以下があったのかなと思いました。
1.天候が最高だった
自分に限らず良記録出せた人は多かったのでは?
2.スタート直後渋滞のおかげで結果的に序盤突っ込まずにペースを抑えて入れた
走りやすかったら坂戸の時みたいに突っ込んでいたかも?
最後ビルドアップ出来た理由のひとつではと思っています。
3.坂戸を走ったのが良い刺激になった
ペースコントロールの不安とか色々と意識して当日を迎えることが出来ました
4.厚底シューズを新調しました
と言ってもノンカーボンでスピードが出るというよりは足に優しいシューズ?
アシックスのノヴァブラスト4というシューズです。
実は先週の坂戸でも履いてました。
これ履くと履かないで脚の疲労度が全然違ったので、
これが最後ビルドアップ出来たふたつめの理由かも?
5.程良いペースの人に引っ張ってもらえた
普段1人で走っているとやっぱり誰かと一緒に走るありがたさがわかります。
再度赤シャツの男性の方にお礼申し上げたい。
6.コースを予め試走していた
車道とか一部走れないところはありましたが、それでも事前に何度か走っていました。
特に陸橋は未予習初見でアレ来たら完全に折れていたと思います。
知っていることって大事。
心の準備とそれを踏まえたプランニングが出来ました。
こんなところでしょうか。
小江戸川越ハーフマラソンを目指してそれに向けて走って来たこの1年。
とても満足のいく形で締められて本当に嬉しいです。
ちなみに年明け直ぐに誕生日なので、
40代男子の部に出場出来るのも実は今回が最初で最後でした。
さて、大目標が終わってしまいましたが今後はどうするのか?
そりゃもう目指しますよね。
小江戸川越ハーフマラソン2025
新たな気持ちでもう1年引き続きランニング楽しんで行こうと思います。
あ、その前に、次は1月、2月、3月に別のレース走りますので、
まずはそちらを頑張っていこうと思います。
小江戸川越ハーフマラソン2024!お疲れ様でした!