こんにちは、東建ハウジングです。
家づくりの時には「各人のための独立した部屋をどう確保するか」を優先して考えてしまいがちですよね。ご夫婦の寝室は別にして、独立した部屋を作ることは、家の中には区切られた空間がたくさんできて無駄なスペースが増えてしまうというデメリットもあり、家族間のコミュニケーションが遮断されてしまう可能性もあります。
そのため、その家に住む家族全員が幸せに暮らすためには「家族みんなが一緒に過ごせる広い空間を考える」ということが大切です。広い空間をつくるということは”家族がなんとなく一緒にいる時間が長くなる”ということ。これは家族の絆を深めて、家族の孤立化を防ぐことにもつながります。
また、個室ではなく広い空間を軸に考えることで、区切られた部分や廊下が少ないので通気性が良く換気性能が向上し、家の中にいつも良い空気が流れるようになります。さらに、家の中の温度差が少ないため湿気がこもりにくくカビやダニも増殖しません。
これから家づくりを検討している方は、壁で仕切ったり「個室をどう作る」だけではなく「広いリビングをつくる」という観点から住まい全体を考えてみてください。大きな空間を、移動可能なクローゼットや物入れの活用を考えてみたいものです。
