昨日、久しぶりに故意にしてる叔母夫婦が実家に訪ねてきたので、両親とみんなで夕食を一緒に。叔母とはよく友人みたいに買い物にいったりお茶をしたりと頻繁に会うのですが、叔父とは3年ぶりの再会です。
この叔父が、いつも高級時計を身につけているのですが、きのうはクロコダイルのレザーベルトにゴールドケースというとてもステキなロレックスのアンティークウォッチをしていました。
いつもただ派手で成金主義的な時計をしていることが多いので、そういったクラシカルな時計
は新鮮に見えました。
ただ、時計にこだわるわりには、時間が止まっていることに気づいていない間抜けな叔父。
必死になって太くてごっつい不器用な指でリューズを回して時間を合わせようとしているときに、そのリューズが取れてしまう!といったアクシデントに(笑)
このようにリューズが抜けた原因には幾つか考えられます。
リューズからつながる巻真をムーブメント(機械)につなぎ留めるオシドリと呼ばれるネジが緩んでいる、巻真やオシドリ自体が磨耗している、巻真が収まる地板の穴が磨耗しているなどなど。
その叔父の時計を見る限り、かなり何年も使い込んだ時計っぽかったので、恐らく巻真やオシドリや地板の磨耗が原因だと考えられます。きっとパーツを取寄せたり、オーバーホールも必要という診断になる可能性が高いので、かなり高額な修理料金が・・・!!!
かなり叔父は凹んでいましたが、このとき、安価で済ませようとして、ロレックス正規修理店ではないところで持ち込むとまた泣くはめになるから、ちゃんとメーカー純正の手で直してもらってね、とアドバイスしました。
高級ブランドウォッチってメインテナンスにかなりかかってしまうし、その費用で実はカジュアルブランドの時計が軽く買えちゃいます。
こういう不器用な叔父には、高級ブランドに限らずに良質なスイスウォッチ や、どうしてもクラシカルな時計が欲しいのであれば、Ingersoll という時計を紹介したら、興味を示してました。
修理費用がバカになんない場合は、このIngersollの時計を新調してくれるそうです(笑)