「自分たちは凄いんだ!」と暴走を始める中国人 | tokaiama20のブログ

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 中国人の歴史的価値観は、「凄さ」だと、私はこのブログで何度も書いてきた。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6046746.html

 中国では「凄さ」を見せつけないと人々は納得しない。中国は魯迅の阿Q正伝の世界から一歩も進歩していないと何度も書いた。
 阿Qが処刑されるとき、それを見物していた中国大衆は、阿Qの首が切り離され、バラバラに粉砕される派手な処刑を期待し興奮しようとしたが、ただ殺されただけなのでがっかりした。
 期待した「凄さ」が得られなかったのだ。
 https://www.aozora.gr.jp/cards/001124/files/42934_16419.html

 今朝の妙佛コンテンツでは、中国石油企業のトップで、中国共産党中堅幹部が、たった一人で、18兆円もの不正蓄財を行っていたことが暴露されたことが主題だった。
 https://www.youtube.com/watch?v=VlRHzEmVHIA

 「これは凄い!」
 中国史上でも最大級の汚職蓄財だろう。人々は、その不正を憎むより、「凄さ」に感動するのだ。

 江沢民~胡錦濤時代のチャイナ7だった周永康は、2兆円の賄賂蓄財を習近平に摘発されて、無期懲役判決を受けた。(たぶん、そろそろ出所のはずだが、彼は上の中国石油の汚職人脈の最上位幹部であり、この事件にも関係していたことが確実なので、再度収監される可能性もある)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%B0%B8%E5%BA%B7

 周永康を摘発した習近平自身の不正蓄財(タックスヘイブン海外送金)は20兆米ドル(3500兆円?)以上あることをCIAが暴露した。
 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/14913
 
中国政府は、習近平の健在を装ってはいるものの、すでに失脚したことが確定的である。現在の中国政権は、三中全会以降、張又侠・何衛東の軍部によって支配されていて、習近平は、その利権に追従する連中を欺すために、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」作戦が行われていると私は指摘した。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6154741.html

 習近平の人生も、ひたすら「凄さ」を求めたものだった。習近平は、文革によって下放され、教育の機会を失った。精華大卒の肩書きは政治的に与えられたもので、実際には、習近平が何かを書いている場面を目撃した人がいないので、文盲ではないにせよ、文章力が存在しないと疑われている。習の文書は、すべて秘書が作ったものだった。
 また、そのIQは異常に低いと、渡米逃亡した元秘書が暴露した。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6003472.html

 習近平が下放された延安で得られる知識は、三国志や水滸伝など代表的な英雄譚だったはずで、若き習は始皇帝や劉邦の生涯に胸を躍らせ、棟方志功が「ワダバ、ゴッホになる」と思ったように、「自分は始皇帝になる」と夢を膨らませた。
 中国で一番「凄い男」というのは始皇帝だが、自分は始皇帝を超える凄い人間になると決意した。

 だから中国共産党書記長、国家主席になると、ひたすら始皇帝の事績を追いかけ始めた。
 始皇帝と言えば、中国統一・万里の長城・馳道・兵馬俑・度量衡統一などだが、習近平も、台湾統一・全土新幹線網・南調北水運河・一帯一路など、中国の覇権と、自分の「凄さ」を見せつける事績を作り始めた。
 もちろんIQの低さから、後先の見通しなく実行された結果、それらのすべてが破綻して、習近平自身が失脚する結末になっているわけだ。

 問題は、習近平後、張又侠・何衛東ら中国軍幹部が、中国経済巨大崩壊に直面して、どのような方向に、中国軍と中国経済を導くのか? ということだ。
 そもそも、張又侠は中国人民解放軍きっての好戦派として知られ、台湾侵攻を主張していたことで、習近平に気に入られて中国軍トップの地位に就いている。
 https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN2RN082/

 https://www.youtube.com/watch?v=Mo0JZsFWgoM

 習近平というタガから解放された好戦派軍人たちが権力を握ったなら、長年の懸案であった台湾軍事統一に進むことを阻止するものなど何もない。
 凄まじい中国経済の衰退を、戦争によって克服しようとするのも自然な流れだろうと思う。

 もしも、台湾を併合できるなら、台湾の巨額の富を奪うことで中国共産党の窮状を打破できると思うのは当然だ。
 それは、日本の尖閣諸島問題でも同じことだ。張又侠は、尖閣諸島を軍事基地化して台湾を侵攻する拠点にするという構想を示していた。
 そんな構想を阻むものが消えたのだ。
 後は、自分たちの「凄さ」を世界に見せつけることしかない。

 中国問題の分析に、信頼性の高いコンテンツを発表してきた李真実も同じようなことを述べている。台湾侵攻を通じて、軍部は世界に覇を唱えたいのだと。「凄さ」アピール満々なのだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=Nvbhp5Xdeeo
 
 一方で、私が中国問題分析に最大の信頼を置いている「渋谷司の中国カフェ」では、中国人民解放軍が、すでにロシア軍に参加している可能性を示している。
 中国軍が義勇軍としてウクライナ戦争に参加するというのだ。これは中国が、対西側、NATOや日本に対して戦争を仕掛けることに等しい。
https://www.youtube.com/watch?v=ZzrqtuGsotU

 ウクライナの支援国といえば、アメリカやNATOよりも、実は日本の資金的貢献度が高くなっている。
 https://www.fnn.jp/articles/-/662513
 日本は、ウクライナにトータルで2兆円近い支援を行っているのだ。岸田文雄は置き土産として、さらに5000億円を支援するといっている。
 したがって、中国がウクライナ戦争に参加することは、日本とも戦争することを意味するわけだ。

 この半月ほどで起きている、中国軍による日本の領海領空侵犯は、当然、戦争に直結していることになる。
 中国軍は、総裁選前の政治空白を狙って、日本の姿勢を見ているわけだが、そのなかで二階俊博率いる親中議員団の訪中は、まさに愚行のなかの愚行であって、これほどのアホなら、日本に対する侵攻はたやすいと中国共産党幹部は確信したことだろう。

 林芳正という二階俊博の後継者と見なされる親中派権力者は、中国共産党のハニートラップにかかって操られていると、元大王製紙関係者が暴露した。
 https://mixtrendmedia.com/entry/hayashi-hanitora
 林芳正は、中国人スパイの愛人を連れ回しているらしい。そして総裁選への立候補を表明しているので、中国共産党の全面的バックアップを得ることになる。

 彼は、中国軍の領空侵犯に対し、強力な遺憾砲を発射するとだけ表明した。
  https://www.zakzak.co.jp/article/20240706-GO5ERYFRVZOLRLGMNGX5SSXXWE/

 私は、中国軍が実際の軍事行動に出てきたとき、世界最強クラスといわれる海自の実力には不安がないとしても、日本の自衛隊基地の電力供給を中国人民解放軍直営企業に委託させた河野太郎や、林芳正、小渕優子、二階俊博、公明党・立憲議員団などが強く足を引っ張るのではないかと予想している。
 きっと苦戦を強いられるだろう。

 何せ、尖閣諸島紛争は、サラエボのようになると松原照子が予言しているのだ。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6122973.html
 サラエボ紛争は、現地では「地獄」の代名詞のようにいわれている。セルビアによって、ムスリムの大きな街が一晩で消えてしまった。大虐殺が起きたのだ。
 もしかしたら近い、石垣島や宮古島が中国軍に襲われるのかもしれない。

 セルビア大統領は、2024年9月から、世界は第三次世界大戦に突入すると予告した。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6154541.html

  YouTube上には、9月から人類に恐ろしい運命が降りかかってくるとする予言がわんさか登場してきた。
 https://www.youtube.com/watch?v=pHvMJvTkheo
https://www.youtube.com/watch?v=XOOdvpFZRXg
https://www.youtube.com/watch?v=2kcCrPszXmk

 人間には、基本的に予知能力が備わっていると私は思う。私自身は何度も確認している。いわゆる「虫の知らせ、不安感」というやつだ。
 先月から日本中の食料品店から米が消えてしまったのも、政府による南海トラフ警戒情報もあったのだろうが、人々が何かを感じ取ってのことだったのかもしれない。

 一番問題なのが、冒頭に紹介した中国共産党の動向だ。
  現在の中国は、たぶん有史以来最大級の巨大崩壊を起こしていて、人々が追い詰められている。
 経済不安に追い詰められて、人々はそれを突破する何かを期待している。
 それは、「自分たちは凄いんだ!」アピールしかないと私は思う。
 自分たちの凄さを世界に見せつける、軍事行動に出る以外に、中国を覆う巨大な不安感を払拭できないのだと私は思う。
 それが今月、いよいよ具体的な侵略行動として始まるのだと私は考えている。