統一教会の原理研=CARP は今、どうなっているのか? | tokaiama20のブログ

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ブログの説明を入力します。

安倍晋三政権時代に、統一教会に関係する、ネット上のあらゆる情報が削除排除に遭っていた。私の統一教会に関するブログも、たくさん無断削除され、あげく、2000万アクセスのあったFC2ブログは、まったく根拠のない理由で公開停止にされ、4年経た今でも回復していない。その間、FC2に数十回抗議したが糠に釘だった。
 最後には、私のメールアドレスがブロックされてしまった。ブログは無料プラットホームであるため、利益喪失からの民事訴訟も不可能だった。

 無断削除されたブログの一部を、自分のレンタルサーバに移したものが残っている。
 http://tokaiama.minim.ne.jp/touitu/123touitu.htm

 削除の理由を調べるとブログ管理を電通子会社が委任されている事情が分かってきた。電通は、上から下まで在日者(と韓国人)ばかりで、原理研=統一教会員も多いと聞く。
 統一教会は、明らかにネット上の情報統制に走っていて、自分たちに都合の悪い情報をあらゆる手段で削除している。

 最近では、ウィキペディアの統一教会が消されたことがあった(現在回復)。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%B5%B1%E4%B8%80%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E9%80%A3%E5%90%88

 また文鮮明と岸信介、小泉純也、笹川良一らがかかわった昭和通商に関係する情報は、大きく改変され、麻薬密売や武器売買に関係する具体的項目が削除されていた。(イランからアヘンを大量輸入した事実など)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E9%80%9A%E5%95%86

 こうした統一教会関連の情報を削除させたのは、安倍官邸の最高責任者だった杉田和博だったと指摘されている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E7%94%B0%E5%92%8C%E5%8D%9A

 杉田は警察官僚出身で、内閣情報調査庁(日本版CIA)のトップであり、警察庁サイバー部隊の創設者だった。警察庁サイバー部隊は、創設時、全員が原理研出身者との告発があったが、これも削除されてしまっている。もちろん杉田自身も統一教会との深い関係が疑われている。

 警察庁サイバー部隊は、まるで中国共産党の秘密組織のように活動し、私の警察関連の情報も根こそぎハッキングして消去していった。
 ネット上の、統一教会に都合の悪い情報を片っ端から消しまくっていたのだ。

 もう一人、杉田と並ぶ警察トップの北村滋が、これも日本版CIAとして設立された、国家安全保障局長官だったが、不思議なことに安倍政権解体後、内閣から去ってしまっている。理由がまったく分からず、現在調べているところだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E6%BB%8B

 なぜ原理研=CARPが問題かというと、安倍政権時代に原理研出身の司法試験合格者が、最高裁裁判官や検事に任命されているからだ。
 つまり、統一教会は、官僚人脈と司法人脈によって日本を支配するという方法をとっている。

 もちろん、中曽根政権時代から、自民党議員の選挙運動を担う代償として、秘書に就任するとともに、キャリア組合格者を議員推薦で、防衛庁・文部省・司法・警察庁・経産省などにキャリア組として採用させていた。
 現在は、その省庁トップに昇進した原理研組も世代交代のなかにあるといわれる。

 検察や最高裁など司法実務現場に原理研出身者を送り込んだのは安倍晋三である。
 安倍晋三は、李朝王李垠の孫で、統一教会教祖、文鮮明が「韓日統一帝国」の王として準備し、選挙を完全支援して、衆議院に当選させ続けた、統一教会の最高権力を持ったサラブレッドであり、忠実な代理人である。
 (この情報は20年以上前に、中丸薫が公表したのだが、現在すべて削除してしまった)
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6100526.html

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5961081.html

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6098668.html

 安倍政権「司法人事への介入」は過去にも、最高裁にも残るトラウマ
ダイヤモンド編集部 2020.5.17
 https://diamond.jp/articles/-/237511

「安倍色」に染まった最高裁判所 加計学園元監事を裁判官に抜擢。参院選1人0・33票でも「合憲」と言ってはばからない。2017年12月号
 https://facta.co.jp/article/201712041.html

 現在、東電福島第一原発の巨大放射能事故で、たくさんの訴訟が起こされているが、国の責任を問う訴訟では、提訴側が事実上全敗している。
 この理由は、最高裁をはじめとする地裁・高裁の裁判官が安倍晋三や自民党の息のかかった原理研出身者だからだ。

 【原発事故と司法】国の責任否定判決から丸2年 止まらぬ〝控訴審ドミノ〟 全国の原発事故被害者が「忖度でなく弁論を」「コピペ判決でなく公平公正な審理を」と最高裁囲む 2024/06/18
  http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-792.html

 上の最高裁判決を行った裁判官のうち、三浦守氏以外は、すべて無条件に国側の主張を支持し、被害者側の主張を却下している。
 現時点での最高裁裁判官は以下のとおり
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98

 このうち、数名が原理研出身である疑いが強いが、積極的に国の利権に寄り添っているばかりか、東電の実務委任を受けた草野耕一元弁護士まで選任されていた。
 最高裁第二小法廷の草野耕一裁判官は、東京電力やその関連会社に法的アドバイスを行っている複数の弁護士が所属する「西村あさひ(ときわ)法律事務所」の元代表である。
 
 「西村あさひ法律事務所」の共同経営者である新川麻弁護士は、政府のエネルギー関連の多くの諮問委員会の委員を務め、生業訴訟など4つの避難者訴訟が最高裁で審理されていた2021年から、東京電力の社外取締役に就任している。
 また、同事務所の顧問で、元最高裁判事である千葉勝美氏は、東京電力の依頼を受け、生業訴訟で東電と国の賠償責任を否定する意見書を提出している。
 https://shien-dan.org/changeorg-202312-syomei/#:~:text=%E3%81%93%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%82%92%E5%AF%A9%E7%90%86%E3%81%99%E3%82%8B,%E6%89%80%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%85%83%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 フクイチ事故の事故原因者である東京電力の社外取締役関係者が、東電や国の責任を問う最高裁訴訟の裁判官に就任していた。これほど悪質な「利益相反」も希である。
  草野耕一は、「裁判官について裁判の公正を妨げるべき事情(民事訴訟法第二十四条第一項)」から、「独立して中立・公正な立場」を示すことが不可能であり、明らかな資格違反であるにもかかわらず、国賠訴訟について、国側に有利な判決を出した。
 泥棒を裁くのに、泥棒の雇い主が判決を下したようなものだ。

 私は、このような極端な国寄りの判決を下した裁判官の多くが原理研出身者と疑っているが、彼らの過去を示す情報が、ネット上から完全に削除されてしまっているため、誰が原理研判事なのか、はっきりした情報をつかんでいない。
 しかし、検察庁に関しては、安倍晋三による原理研出身、黒川弘務の検事総長就任は阻止されたものの、現在なお、全国の検察官2700名余のうち、80名以上が原理研出身者だと副島隆彦が暴露していた。

 なお黒川弘務が検事総長就任直前に、賭け麻雀で逮捕された背景には、反統一教会検事の周到な準備があったといわれる。
 副島隆彦は、広島の河井法相夫妻の選挙違反事件摘発は、河井夫妻が統一教会の日本の最高幹部であることを知った、まともな検察官の危機意識があったと指摘した。
 
 原理研出身者は、日本政府のキャリア組に潜り込んで、最高裁裁判官、検事総長、法務大臣、自衛隊トップ、総理大臣のすべてを獲得し、あと一歩で、日本を支配するところまでいっていた。これを知った正義感のある人たちが、検事総長就任を阻止し、法務大臣を逮捕させたのだ。

 河井克行、案里の逮捕の裏側の恐ろしい真実/副島隆彦 2020-06-27
 https://ameblo.jp/hikarugennji/entry-12607150069.html

 副島隆彦です。 今日は、2020年6月21日(月)です。
 河井克行、案里の 2議員が、6月18日(木)に逮捕された。逮捕したのは警察ではない。最高検察庁(法務省と一体。東京地検特捜部の肩書きで)だ。この異常さが分かる日本人は、あまりいない。
 中略

 河井克行は、去年、2019年9月11日に、法務大臣になった。安倍首相の特別の計らいだ。そして50日で、10月末に、河井は辞任した。 ・・・・
 河井克行(そのまえに、外務担当首相特別補佐官 もしていた。スティーブ・バノンを招いた)は、日本の統一教会の、現職、現役の、最高幹部だ。その奥さんの、案里(アンリ)も同じく、「お母様、聖母様」として日本の統一教会の大幹部だ。
 河井克行は、統一教会の創立者の文鮮明の奥様の韓鶴子を日本に招いて、東京の有明のビックサイトで開かれた、「お母さま(聖母様)に献げる会」の一万人集会の主催者である。そこにいた6人の自民党の衆議院議員の筆頭である。 

 河井は、法務大臣(法相)になったとき、「これで(私たちが)法務・検察の上に立った」と言ったそうだ。このことは、後ろに乗せる、一昨日(20日)発売の日刊ゲンダイに載っている。
 5月22日に、賭けマージャンで、幕を引いた、黒川弘務東京高検検事長が、検事総長になろうとして、遂に失敗した。
 この黒川が、この日本の最高検と法務省に、「裏口入学」で、着々と潜り込んだ潜入者の統一教会の検察官たち100人ぐらいのトップだ。

 日本の官僚機構は、このように、反共右翼の、恐ろしい政治宗教団体に、よって激しく汚染、ウイルス感染している。外務省も、財務省も同じく、ムーニーたちが、幹部たちの中にまで、一杯いる。
 東大法学部に入学する前から、父親に連れられて、そういう秘密の勉強会に入っている。日本会議や、神社本庁などは、そこから見れば、下っ端の、出先の、フロント団体に過ぎない。

 統一教会は、昔は、勝共連合とも名乗り、盛んに、街頭で活動した。勝共とは、「共産主義に勝つ」という意味で、ソビエトや中国の共産主義を打ち倒すことを自分たちの、宗教的な堅い信念にしている人たちだ。その後、全国の大学のサークルや、別の宗教団体の中にも潜り込んでゆくことをした。狂気のカルト集団である。

 中略
 「去年の12月10日に、広島地検に赴任して、河井案里の選挙違反の捜査の、担当検事だった、30歳前後の、若い、(おそらく優秀な)検察官が、自死している」
 という記事だ。それが、19日発売の、週間新潮に載った。
 それは、どうでもいいことばっかり書いてあった。ウグイス嬢たちと河井が性交をしていたとか、広島の市議や、県議たちに、数十万円ずつ、ポケットの中に入れた、とか、そういう、どうでもいいような、記事にしてあった。

 どうでも、いいんだ、そんなことは。1億5千万円の選挙資金を買収に使った、とかは表明のことだ。問題は、東京から派遣した、真面目な若い検察官が、去年の12月10日に、殺されて、日本の法務省=最高検察庁=最高裁のトップたちが、煮えたぎったように、怒り狂って、「もう、あいつら、許さん」と、なったのだ。
 週刊新潮も、文春も、統一教会(ムーニ-)と言うコトバを1行も書かない。このことが問題なのだ。

 中略
 河井が言ったのだ。「私たちに手を出すと(つまり、私を捕まると)、お前たち(検察官ども)みんな、あんな風にしてやるぞ」と。統一教会というのは、こういう凶悪な組織だ。
 震え上がったあと、怒り狂った 日本の法務省、検察の主流派の、稲田検事総長と、林(次の検事総長に就任した)派は、全国の法曹(ほうそう)を結集して立ち上がった。
 法曹内の黒川派=統一教会を叩き潰すと決めたのだ。弁護士会も、裁判官たちも団結した。目を血走らさせて、「私たちの絶対に、汚してはいけない、日本の法秩序という、お城、祭壇を守れ。あいつらを叩き出せ」となった。

 このことが、黒川弘務が、突然、例外の、65歳の定年延長で、閣議決定までして、次の検事総長にする、という、異様な事態に対して、日本の法曹(ほうそう。legal guild リーガル・ギルド。日本の法律エリート集団。裁判所、検察庁、弁護士会の3者)が、一丸となって、法律に違反している定年延長に絶対反対、抗議を唱えだした。その真の理由は、法曹内部に潜り込んで来た統一教会の問題なのである。

 日本の検察、法務省は、これまで長いこと、戦後もずっと、アメリカの手先となって、愛国者の田中角栄を捕まえた(1976年7月)。それから自民党のハト派 のすぐれた政治家たちを、「逮捕するぞ」と脅して痛めつけた。
 それをテレビ、新聞、週刊誌(大手の出版社たちが発行)という、アメリカの手先の別働隊が、「カネと女の問題」のスキャンダル報道で痛めつけた。「日本は、アメリカ、西欧ばかりでなく、ロシア、中国とも話し合いをして、仲良くする」という考えで動いた、温厚な保守の自民党政治家たちを、煽情的な記事を書いて、辱め、追い落とした。

 法務省、最高検は、悪いことの限りを尽くして、互いに「部長、部長」と呼び合って、威張ってきた。国民の代表である政治家たちよりも、自分たちの方が、上なのだと。このお前たち自身が、反共右翼の砦となって、悪いことをずっとしてきた。それなのに、今、その内部に、さらに凶悪な、ウイルス、病原体が蔓延っていることが、満天下に暴かれた。

 それで、全身、膿みだらけになって、掻き毟りながらながら、身もだえしながら、獅子心中の害虫の駆除を、今、やっている。最高裁の長官だった、三好達はじめ、いっぱい、いっぱい、歴代の統一教会の大幹部たちがいるではないか。そのうち、私が、名前を列挙する。 

 中略
●「 なぜ法相に(なれたのか)?  核心は買収ではなく安倍首相の捜査妨害 」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274891

  2020/06/20 日刊ゲンダイ 
 ともに現職国会議員の夫婦が同時に逮捕されるのも、法相経験者が逮捕されるのも憲政史上初めてだという。昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる公選法違反(買収)容疑で、18日、検察当局に逮捕された前法相の衆院議員・河井克行容疑者(57)と妻の参院議員・河井案里容疑者(46)。2人は案里を当選させるために、地元の県議、市議ら100人近くに計2570万円ものカネを配った疑いが持たれている。

 案里は取り調べに対し「違法な行為をした覚えはない」と強気に容疑を否認しているというが、捜査関係者によれば、2人が選挙当時に陣営関係者らとやりとりしたLINEの記録の一部を消去していた疑いがあるという。買収の証拠隠滅を図った夫妻には、やましい自覚があったのだろう。東京地検特捜部は消されたデータの復元を進めている。

 前代未聞の逮捕劇。すべての発端は、昨年10月に「週刊文春」が報じた「法務大臣夫婦のウグイス嬢『違法買収』」だった。案里が当選した参院選で法定上限の倍額の日当を車上運動員に支払い、ウソの領収書で偽装していた疑惑だ。

 この参院選で案里は初当選。「定数2」の広島選挙区で、安倍首相が敵視する自民党のベテラン溝手顕正前参院議員は落選の憂き目に遭った。その2カ月後、9月の内閣改造で、克行は6選を目指した溝手を追い落とした論功行賞のごとく法相に起用されたのだが、文春報道を受け、就任からわずか50日で辞任したことは記憶に新しい。

首相の関与が大きく疑われる
 ウグイス嬢14人に法定の上限を超える報酬を支払った公選法違反では、すでに克行の元政策秘書と案里の公設秘書が起訴され、16日に案里の公設秘書に有罪判決が下された。この事件を捜査する過程で河井夫妻の事務所や自宅を家宅捜索したところ、夫妻の自宅や事務所から現金の配布先を示すリストが押収され、買収事件に発展したのだ。

「この選挙買収事件が前代未聞なのは、前法相の犯罪というだけでなく、安倍首相の関与が大きく疑われるところにあります。参院選で党本部から投入される資金は1500万円が基本なのに、案里氏の陣営には1億5000万円が振り込まれていた。相場の10倍という尋常ではない待遇で、幹事長の一存で動かせる金額ではない。

 党総裁の安倍首相が指示したとしか思えません。さらに、河井陣営には安倍首相の地元である山口県の事務所から、筆頭秘書をはじめ4人もの秘書が送り込まれていた。まさに首相丸抱えの選挙だったのです。安倍事務所が選挙買収を指南していた可能性だって否定できない。法解釈をねじ曲げてまで、“官邸の守護神”と呼ばれた東京高検の黒川前検事長の定年延長を画策したのは、安倍首相に後ろ暗いところがある証左でしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 河井夫妻の事件に関し、発売中の「週刊文春」が広島地検の幹部の発言を伝えている。黒川氏が賭けマージャンで検事長の職を辞した5月22日、地元記者らを前に、憤まんやるかたない様子でこう話したのだという。

「官邸が圧力をかけて、河井夫妻の捜査をやめさせようとしている」

「官邸は(稲田伸夫)検事総長を(黒川の監督責任で)辞めさせて、河井捜査を止めようとしているようだが、そうはいかない。法務・検察は内閣に人事を握られているが、俺は捨て身でやる」――。

 この検事の憤りこそが、事件の核心ではないのか。
安倍事務所と自民党総裁室へのガサ入れは必須

 首相補佐官や総裁特別補佐を歴任した克行は、紛れもない安倍側近だ。そして安倍は昨年、妻の違法選挙を取り仕切った克行を、よりによって法の番人に据えた。違法行為を働いた直後に法相に抜擢なんて、悪い冗談としか思えない。官邸は本当に選挙買収を知らなかったのか?

 東京新聞(19日付)によると、克行は法相就任後、宴席で親しい知人たちに「法務・検察の上に立った。もう何があっても大丈夫だ」と言い放ったという。

「違法選挙の捜査を抑え込むために、あえて当事者の克行氏を法相に就けたという見方もある。文春報道で悪事が明るみに出なければ、今も克行氏が法相を務め、黒川氏の定年延長を決定していた可能性があるのです。これは恐ろしい話ですよ。官邸ぐるみで、民主主義の根幹を歪める不正選挙の隠蔽工作が行われていた。

 検察への露骨な人事介入で疑惑を封じようとしたのです。河井夫妻が離党し、自民党も政権も買収疑惑は候補者個人の問題だと切り離しにかかっていますが、本当の司令塔は誰だったのかを解明する必要がある。日本のメディアは昨年、韓国の“タマネギ法相”夫妻の疑惑報道で過熱していましたが、それどころではないスキャンダルです。河井事件の担当検事が昨年12月に自殺していたというのも、森友学園事件と同じ構図で、底知れぬ闇を感じます」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 通常国会の閉幕を受けたおとといの会見で安倍は「我が党所属であった現職国会議員が逮捕されたことについては大変遺憾であります。かつて法務大臣に任命した者として、その責任を痛感しております」とお決まりのセリフを読み上げた。

 法相任命は「かつて」と遠い昔の話のように印象操作し、河井夫妻の個人的問題に矮小化することで、政権へのダメージを回避しようという魂胆だろうが、夫妻は前日まで自民党所属議員だったし、何より安倍丸抱えの選挙における買収疑惑であり、その捜査を官邸主導で潰そうとした。それこそが、この事件の争点なのである。

 法定上限を超える資金提供の意味は?
 昨年の参院選で広島県選管が定めた選挙運動費用の上限は4726万9500円だった。その3倍以上もの資金を河井陣営に投入したのは、買収を奨励するようなものではないのか。

 なりふり構わず違法行為を働いてでも、溝手を追い落として案里を当選させろという官邸の意向が反映されていたのではないか。1億5000万円は誰が決裁し、何に使うと考えて支給したのか。

 「買収の原資は、党からの1億5000万円だったのか。政党交付金からの支出なら、国民の税金がカネで票を買う違法選挙に使われたことになる。そんなことは絶対に許されません。原資を特定しなければ、法相の違法行為という前代未聞の犯罪の全容を解明できない。少なくとも、安倍事務所や自民党総裁室へのガサ入れは必須です。

 そこに切り込めなければ、検察は官邸と手打ちしたと見られても仕方ない。官邸の守護神と言われた黒川氏がいなくなっても、権力に忖度する姿勢に変わりはないと国民から見放され、今度は検察に批判が向かうでしょう。河井夫妻の逮捕というトカゲの尻尾切りでお茶を濁せば、国民の期待を裏切った検察は、二度と信頼を回復できなくなります」(本澤二郎氏=前出) 

 その黒川氏にはきのう、約5900万円の退職金の支給手続きが行われた。コロナ禍で困窮する国民への支援は届かないのに、首相に近い黒川氏や河井夫妻には、税金から速やかに巨額が支払われるのだから、やるせない。

 この不条理を正すには、諸悪の根源である安倍の退陣しかないだろう。河井事件の本質は安倍事件だ。検察人事にも介入して捜査を潰そうとした。「桜を見る会」にも通じる首相の犯罪である。チンピラ夫妻の逮捕というガス抜きで終わらせるわけにはいかない。(転載貼り付け終わり)

 ●「「河井案里」捜査担当検事が自死していた 夫妻は“暴露”の切り札に…」
 デイリー新潮 2020年6月17日   週刊新潮 6月25日号掲載 
 https://www.dailyshincho.jp/article/2020/06171700/?all=1

 広島地検が河井案里議員(46)と夫の克行前法相(57)の本格捜査に着手したのは、今年1月。国会の閉会翌日となる6月18日が逮捕の「Xデー」とも噂されているが、その裏では、案里議員の捜査担当検事が自ら命を絶っていた。

 「亡くなったのは昨年12月10日。広島市内のマンションです。この検事は国立大卒で30歳前後と若く、2年ほど前に東京地検から異動してきたばかりでした。遺書も残されていなかったようです」
 と証言するのは、広島の政界関係者。上司のパワハラを苦にして……との情報があるものの、理由は定かではない。案里議員の捜査との関係については、

 「検事が亡くなったのは本格捜査の開始前です。とはいえ、事件の露見から捜査に着手するまでには告発状なども出されていたし、情報提供もあった。彼はそういった情報を精査し、案里事件を検察が手掛けられるかどうかを見極める、下調べ的な位置づけの捜査にたずさわっていたのです」(同)

 亡くなった検事の遺族に尋ねると、自殺の原因は不明としつつも、
「検察の方から息子が職場で注意を受けていたという話はありました。でもそれは、よくある仕事上の軽い失敗に対する叱責とのことで、具体的な説明はありません」と涙ながらに語る。

 関係者が頭を悩ませているのは、この一件が、すでに河井夫妻の耳に入っているためだ。
「否認している案里が、検察当局や周囲に対して、“自分たちに何かあればこの話を暴露してやる”と息巻いているんです」(先の政界関係者)

“何かあれば”とは、夫妻の逮捕を指してのものである。
「彼女が自殺の情報をどのような筋で得たかは定かではありません。法相だった克行ルートかもしれませんね」(同)
 検察の不祥事隠蔽を暴露してやると“恫喝”めいた切り札を手にしていた夫妻。検察に抱く恨みのほどがうかがえる――。6月18日発売の週刊新潮では、ウグイス嬢をも相手にしていた克行前法相の女性遍歴と併せ、夫妻の事件、そして若き検事の死を詳しく報じる。
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 一部引用以上


 統一教会のなかでも、国公立大学のキャリア組や司法試験合格組ばかりが集まった原理研究会=CARPとは、何なのか?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%90%86%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

 私の家の近所にある笠置山キャンプ場に、ある時期、若者たち十数名が、大きなテントを張って、終日、テント内で何かの会議を行っていた。だいたい、テントを張って年に数回、3~5日くらいいるのだ。たぶん今でも行われている。
 そんな例は他に見たことがなかったので、私は、おそらく原理研の秘密洗脳会議だろと考えている。
 原理研に関しては、すでに何回も書いている。
  
 統一教会=原理研の若者たちは、なぜ洗脳されたのか? 2022年08月28日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5961378.html

 統一教会が日本国家を乗っ取っている現実の一端 2024年06月04日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6138224.html

 原理研=CARPは、今でも国公立大の極めて優秀な学生だけが勧誘されるという。Fラン大学生はいない。みんな文鮮明のビジョンに基づいて、日本政府官僚や司法修習生になって日本を支配するため(神の国にするために)組織され洗脳されるのだ。
 それは、岸信介と文鮮明、朴正熙らが共同して設立した「国際勝共連合」の時代から続いている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8B%9D%E5%85%B1%E9%80%A3%E5%90%88

 キャリア組になり、自由に権力を左右できる地位につき、さらに検察官や裁判官、警察官僚の独占も目的にしている。
 安倍晋三の側近となった警察官僚中村格は、伊藤詩織さんを強姦した山口敬之の逮捕に向かった警察官に、あり得ない強権で逮捕中止を指示した。前代未聞の強姦事件握りつぶしだっhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6た。
 
 中村格は、この事件の功労として、後に安倍政権から警察庁長官への出世という報償を受けた。この中村格や北村滋についても、原理研出身の強い疑惑が囁かれている。
 彼らの東大在学期間が、原理研の最盛期だったからだ。

 少し長くなりすぎたので、稿を改めて、いずれ書く。原理研の過去ログが隠され、削除されてしまったので、証拠を見つけるのが困難なのだ。
 私が20年前に使っていた古いデスクトップのHDに、情報がたくさん残っていたはずだ。