別記、
今朝ブログを書こうと思って机に向かったら、いきなり津波警報発令が目に入った。
台湾中部東岸でM7.5、巨大地震だ。南西諸島には高さ3mの津波警報が出ている。
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20240403085834.html
直後、6.6も発生した。
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20240403091130.html
昨日のブログで、我が家のテレビやコタツが次々に電源バーストを起こして永久に使用不能になり、それが空間電磁気(誘導)現象によるものだったなら、M8近い巨大地震前兆かもしれないと書いた。
予想した青森東方沖アウターライズ地震ではなかったが、まだ分からない。
問題は、今回もカラスなど生物前兆が確認できなかったことで、予知を逃してしまった。テレビを使った電離層異常も壊れて確認できないままだ。
しかし、昨日書いてから思い出した前兆があった。それは「耳鳴り」だ。
4月1日の夜、10分近い、長い時間の「キーン」という耳鳴りを確認していた。強度は小さかったので、コロッと忘れてしまっていた。昨夜も、それがあった。
たぶん台湾巨大地震の前兆だと思う。
巨大地震というものは必ず地球規模で連鎖するものだ。経験則からいうと、衝撃波が地球を駆け巡ることで、1万キロくらい離れた地域に伝播することが多い。
もしかしたら太平洋の対岸である南米付近で巨大地震が連鎖するかもしれないと予想している。
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ここから本題 川勝知事辞任問題
4月3日、突然、川勝静岡県知事の辞職表明で紙面が賑やかになっている。6月に辞職すると表明したのだ。
表向きの辞任理由は、「職業差別」問題だという。
「野菜売ったり牛の世話やモノ作りと違ってみなさんは頭脳・知性の高い方」静岡・川勝知事が職業差別か…SNS「農家なめるな」2024年4月2日
https://www.fnn.jp/articles/-/679754?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
この記事を読んでいて、幕末、江戸から駿府に集団移住した幕臣の子孫である川勝知事らしい価値観だと笑ってしまった。
川勝という名字は、旗本最大の氏姓ではないだろうか?
江戸旗本氏姓一覧のなかで、もっともたくさん現れるのが川勝氏で、大物揃いだ。
https://www.weblio.jp/ontology/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%B9%95%E5%BA%9C%E6%97%97%E6%9C%AC_1
なんと、先祖は「秦河勝」から始まっているという、もの凄い由緒だ。秦氏は日本の武家階級の元祖で、源平藤橘も産んでいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%8B%9D%E6%B0%8F
その川勝一族は、幕末に家康の故郷ともいえる駿府に移住して生計を立て始めたのである。
実は、静岡の名産品である「茶」は、幕末、旗本直参の職を失った幕臣たちが大挙して静岡県に移住し、茶畑を開拓して生産を始めたものだった。
https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/site/tea/476.html
明治になって旧幕臣は、教養も高く人脈も大きかったので、静岡県の名士となった。だから、静岡県内の要人に、たくさん現れている。
静岡県知事に就任することも当然なのだ。
さて、今回、持って生まれた身分差別の価値観を口走ってしまい追究されて辞任することになったのだが、本当に、差別発言が原因なのだろうか?
上のリンク先程度の差別発言は、身分差別や学歴差別の競争主義に大好きに洗脳された自民党員のほぼ全員が抱いている価値観だろう。ホンネをポロリとこぼしたにすぎない。
自民党員が自民党員である理由は、優越感を確保したいというアイデンティティなのだ。他人を見下せる立場になりたいから、自民党を選ぶのである。
実は、川勝氏は、リニア問題にイチャモンをつけたことで、リニア建設の利権にかかわる、あらゆる人々から凄まじいバッシングを受け続けていたのだ。
誰もが、「川勝はバッシングに負けたか、強力なリニア利権関係者に脅されたのだろう」と考えているはずだ。
2024.03.11 川勝知事の「デタラメ」が流域首長たちの「反乱」ではっきりした!…リニア議論を複雑怪奇にしたい静岡県の「不可解な態度」 小林一哉
https://gendai.media/articles/-/125525
(小林一哉は、川勝批判の急先鋒だが、百田尚樹のグループといわれる右翼系ジャーナリスト)
https://president.jp/articles/-/70024
内容を見ると、川勝氏がリニア工事の工期を遅らせて損害を与えているの一点張りで、大井川水資源問題を掘り下げた議論は存在しない。明らかにリニア工事利権を推進する立場からの政治的発言である。
川勝氏による水資源問題は、静岡県のサイトで懸念が具体的に述べられている。
懸念1 トンネル湧水による大井川の水資源への影響 2024年3月7日
https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kankyo/1040554/1002001/1057492.html
リニア中央新幹線工事 「大井川の水問題」ってなに? 静岡新聞社 2019/12/27
https://www.at-s.com/news/special/oigawa.html
詳しいメカニズムは上のリンクを参照してもらいたいが、要するに、静岡県内南アルプス直下を貫く約11Kmのリニアトンネルは、大井川・富士川・天竜川水系水源地を貫いていて、地下水に高い圧力(水頭圧)がかかっているため、大井川水源が山梨県側に流出し、大井川の水量が減少する可能性があることに懸念を表明しているのである。
巨大なトンネル建設には、大規模な地下水水路流量変化が避けられないのは常識なので、水利権の観点から川勝知事が、静岡県の水資源確保に懸念を示すのは、まったく当然な知事としての責務である。
このことで、結果としてリニア工事が遅れたとしても、工事終了後に文句をつけても、ほとんど意味をなさないので、川勝知事が着工前に頑張るのは至極当然なことだ。
だが、リニアは安倍晋三とJR東海、葛西敬之の案件だった。二人とも鬼籍ではあるが、この背後には竹中平蔵がいて、さらにダボス会議の存在も大きな影を落としている。
これは自民党による巨大な利権確保のための国策であった。
リニアは、新幹線の4倍の電気を浪費する非常に不経済なシステムである。さらに、リニア完成時には、100万キロワット級の原発稼働が必要になるといわれている。
一方で、リニア開通のメリットは、ほとんど確認できていない。
大深度地下駅しか作れないため、駅までの登降時間が往復10分以上と長いのだ。
仮に、品川名古屋間が所要時間40分としても、乗り換えを10分ずつと考えると、『のぞみ』が1時間40分としても、その差は約30分に縮まってしまい、リニアを利用するメリットは薄い。
葛西敬之は、のぞみとの運賃差を、わずか700円としたが、建設費が高騰した現在、それは絶対にありえない。おそらく15000円を超えると考えるのが常識である。
結局、最初は物珍しさやインバウンド観光客の需要はあるだろうが、長期的には安定した経営は見込めない。
結局、沿線の狸や狐でも乗車させるのかと言いたくなる。
それでは、何のために不経済が約束されたリニア新幹線を建設するのかといえば、リニアの電力需要が、原発の増設根拠になり、新たな原発利権が生み出されること。
リニア推進勢力の背後に竹中平蔵がいて、竹中平蔵兄弟が保有する首都圏移転構想候補地(瑞浪市や鈴鹿市)をリニア新線が経由し、スーパーシティ=グレートリセット構想の巨大な利権が見えていること。
竹中平蔵が運営理事を務めるダボス会議の基本戦略として、全世界のエネルギーを原発電気で一元化するという方針が見えている。
所要時間は新幹線の半分なのに…リニア中央新幹線が完成しても東京―名古屋間は「のぞみで十分」と言えるワケ
https://president.jp/articles/-/63190
リニア新幹線とは何か? 2023年10月23日
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6079508.html
こんなわけで、リニア新幹線構想というのは、日本の原発利権や保守勢力の総意ともいえる事業であり、さらに背後にはディープステート本体といわれるダボス会議の戦略が存在している。
だから、それにイチャモンをつけている川勝平太知事に対しては、原発推進勢力が黙っていないわけだ。
保守の総力を挙げて叩き潰さねばならないという力が働いている。
その結果、とうとう川勝城が陥落したと考えるべきだと私は思う。
私個人の予想では、これから地球上は、2025をピークとした地殻変動期に突入し、日本の巨大断層である中央構造線、フォッサマグナ、そして隠蔽されている日本列島断層が激しい活動を繰り返すと思う。
リニア新幹線トンネルは、地球上でも有数の巨大プレート(ユーラシア・北米)境界を突っ切っている。
そこには南アルプス破砕帯という、数百万年の地殻変動の繰り返しによってグズグズに崩れた崩壊地帯がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%B7%9A
リニアトンネルに近い鹿塩周辺にも、恐ろしい世界的規模の断層があって、日本の技術力の総力を注ぎ込んだ青崩れ峠トンネルは着工以来40年かけでも、あまりの崩壊の激しさに完成できなかった。
しかし、最近、無理矢理完成させたとのニュースが出て私は強い違和感を抱いた。
https://trafficnews.jp/post/126126
おそらくリニアトンネルと同じ地質を経由しているので、リニアトンネルのメンツを立てるために、無理矢理開通させたのだろう。
だが、私には中央構造線の本格的活動が始まったとき、無事で済むようには思えない。
私には、リニア新幹線の電力馬鹿食いの不経済性や破砕帯トンネルの技術的困難さ、凄まじいリスク、それに原発電気を推進する目的が見えている愚かな事業計画などを考えると、とうてい、これが新幹線のように期待され、役立つシステムになるとは思えない。
時速500Kmで走行中に、南アルプス破砕帯トンネルを通過した車両に何が起きるのか考えると、恐怖しか浮かばないのだ。