熱いものが見えない | tokaiama20のブログ

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別記
 早朝、岩手沖でM6.1、震度5弱が発生した。
 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20240402042448.html

 これは、どうみても青森東方沖アウターライズ地震の前兆としか思えないのだが、私にとってショッキングなことは、このレベルの前兆を見逃すことは、これまで、ほとんどないのだが、この地震の前兆を確認できなかったことだ。
 カラスなどの生物現象も、電離層などの電磁気現象も確認できなかった。

  実は、4日前の3月30日ころ、たくさんの地震雲が出ていた。あいにく運転中で撮影適地がなくで撮影できなかったが、7日前の3月27日昼頃、恵那山の雰囲気がおかしかった。

202403271200




 しかし、見慣れない人には、ありふれた普通の光景にしか見えないと思う。年間数百回も恵那山を観察している私には、滅多にない異様な雲の風景だったが、異常性を理解できる人はほとんどいないと思う。問題は、雲のセルの細かさと不規則性である。
  今回、地震前兆としての電磁波異常を確認できなかった理由は、我が家のテレビが突然、修理不能な破壊を受けたからだ。
 3月29日、突然、テレビが壊れた。調べると電源ユニットのバーストだった。これで電離層の状態が確認できなくなった。
 https://tokaiama.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=11896520

 上の写真を撮影した3月27日には、使用歴20年のコタツが同じように電源バーストを起こして永久に使用不能となった。
 いずれも電気的現象としては、磁気誘導によるサージ電流のバッティングではなかと思えた。つまり、空間に突然、強力な磁気が出現し回路破断を起こしたと思った。

 これは、太陽風によるデリンジャー現象が起きているときに起きやすい現象だ。
 現在、サイクル25という太陽活動の増大期で、来年がピークであり、頻繁に異常現象が起きている。
 実は、この太陽活動(太陽風)が、地球の地殻運動と大きな関係を持っているとの指摘があり、巨大地震発生への関与が指摘されている。

 今回の地震と、我が家の電気機器破損は、もしかしたら関係があるかもしれない。サージ電流によって電源変圧回路が破断した可能性が強いと思う。
 また変圧回路を壊すほどの電磁現象なら、もしかしたら、M8近い巨大地震の前兆かもしれない。青森東方沖アウターライズ地震は、要警戒だと思う。
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 本題 熱いものが見えない

私は、数年間というもの、ほぼ毎日、このブログを書いている。
 10年前に間質性肺炎を患い、肺線維症特有の呼吸音が出てから、かつての半分程度の呼吸能力しかないので、畑仕事や通常の仕事が、普通にできないのだ。
 寝ているときも呼吸が苦しくなって何度も目覚めてしまうので、睡眠時間を10時間以上確保しなければならない。

 おおむね発症後、5年以内に死ぬことになっているようだが、私は過去の数千回の登山歴のおかげで、標高差200m、7000歩の、もの凄く苦しい山歩き呼吸トレーニングを毎日行うことで、辛うじて10年も生き続けることができている。
 しかし、末期の症状で、今日のように黄砂が飛んでくると肺機能が落ちて、もう元には戻らず、どんどんあの世に近づいていることを思い知らされる毎日だ。

 普通の仕事ができないため、自分にできることといえば、ブログを書くことくらいしかない。金になるわけではないが、もしかしたら何かを残すことができるかもしれないと思って取り組んでいるわけだ。
 若い頃にはエロ小説を書いて金儲けしたいと考えたこともあるが、70歳を過ぎた今では、そんな無益な雑念からは解放されている。

 だが、さすがに2000編以上も書くと、ネタ切れになってきて、昔書いたブログを再編したりしてお茶を濁す感じだ。
 毎朝、ネットで情報収集して、心に響く情報を探すのだが、最近、本当に心打たれるような情報が少なくなって、「これを紹介したい!」とほだされるような感動がないのだ。
 だから、ネタ探しも本当に厳しくなった。

 老人と呼ばれるようになって、むしろ感受性は上がって涙もろくなっているのだが、それでもネット界隈の情報に心を打たれることが、ひどく少なくなった。
 もう自分の人生のために他人を利用してやろうなどという野心はない。あるがままに、与えられる死を迎える運命に、素直に従う覚悟だけがある。
 近寄ってくる他人に対しては、精一杯親切にしてやりたいと思っている。

 しかし、私に近づく人たちに見えるものは、違和感と嘲笑だけであるかのような被害妄想に囚われてしまう。
 もう私と付き合って親しくなれば、私の死体を始末する面倒をかけることくらいしかないので、私は他人と付き合わないようにしている。
 最期は友人に頼らず、行政に任せて焼いて消し去ってもらいたいと思っている。

 だが、私が見たいもの、求めているものは、人々の感動であり「熱い心」なのだ。ちょうど、尾畠春夫さんのような心だ。
 ネットにある情報は、軽薄な金儲けや詐欺被害などの話ばかりで、私が若い頃に求めていた、反権力の熱い心など、どんなに探しても出てこない。
 まあ、福島や能登の被災者の問題は、実に切実で、ボランティアに向かう人々には敬意を表したい。しかし、それ以外の若者たちに、人を奮い立たせるような熱い心が見えない。

 私は、中学生のころから、朝日新聞の夕刊に連載された本多勝一のルポルタージュに心を動かされていた。もう夕刊が配達されることが待ちきれないほどだった。
 だから、「戦場の村」などの報道を見て、アメリカの傲慢と残酷に激しく憤っていた。

 私は高校に入っても、ろくに授業に興味を持たず、機動隊との衝突を繰り返すベトナム反戦デモに参加して興奮していた。
 それから、いわゆる反戦市民運動に入り、やがて反原発運動に進んだ。
 だが、「熱い心の仲間」だと信じていた人たちも、決してそうではないことを思い知らされた。
 序列の価値観のなかで、他人を見下す人たちが少なからずいたからだ。また教条主義を掲げて、党派組織に依存したがる人も多かった。

 私は、競争主義に洗脳されて他人を見下す人たちと、一緒に仕事をしたくなかった。
 反原発運動のなかでも、他人を見下すような優越感を感じる人たちが多かった。だから、私は、一人で言論活動を始めた。
 それが私のブログだが、初期のものは、大半が強制削除されたりして残っていない。

 ヤフーブログはエクスポート機能を設置しないまま、フレームワークシステムそのものを廃止したので、膨大なブログ資産が宙に消えたままだ。フロッピーやパソコンHDに残したつもりだったものも劣化で使用不能になった。
 FC2ブログも、2000万アクセスが近づき、ブログランキングも3位以内に固定すると、突然、まったく理解不能の不可解な理由で表示停止とされた。
 調べると、ブログ管理を電通の子会社に委託していて、反原発ブログを排除する意思が働いていたようだ。

 現在は、ライブドアーやアメブロなどを利用しているが、電通の圧力があるとみえて、原発問題の検索はできないようにされているので、いずれFC2のような排除を覚悟している。
 しかし、誰かが、原発=核開発が、人類の未来にとって「究極の悪」である本質を明らかにし、それを表明しなければならないのだ。
 それを、たくさん書き残すことが私の人生の使命だと確信している。

 原発の恐ろしさを明らかにする言論は、たぶん数千人が行っているだろうし、私が死んでも消えることはないだろう。私のブログが数千分の1の役割を果たせば幸いだ。
 しかし、それは年を追うごとに少なくなって行く。
 今の若者たちの間に、反原発運動はまるで浸透していない。
 そもそも、今の若者たちには、人類の未来を守ろうとする熱い正義感が見えないのだ。

 反原発を主題としたサイトは、20年前には無数といえるほどあったのだが、著者が私のように老齢化し、次々に消えてゆくなかで、新しく生まれてくるものが見えない。
 フクイチ事故という、とてつもない恐ろしい放射能事故が起きたのに、「原発事故で一人も死んでない」かのようなデマが保守的な若者たちを洗脳しているのだ。

 若者たちに原発の真実が、まるで伝わっていない。原子力産業が利権を守るために、若者たちにウソの情報を教え続けているからだ。
 また、ウソを見抜いて、真実がどこにあるのか探す若者たちが、どこにも見えない。
 私にとっては、とてつもなく恐ろしいことだ。

 このままでは、若狭周辺のPWR再稼働原子炉が破局事故を起こして、福井県や京都府を永久に壊滅させてしまう事態は避けられないだろう。
 伊方も川内原発も破局事故を起こすだろう。それは、中央構造線や南海トラフ、日本列島断層の恐ろしい巨大地震が迫っているからだ。フクイチ事故の再来は、一つや二つではないだろう。

 原子力村の利権主義は、能登半島巨大地震で志賀原発がとんでもない破壊を受けているのに、それを直視できないほど、脳味噌が完全に凍結しているのだ。
 そこには、「良識」が皆無であり、「利権死守」しかない。

 原発利権村と無関心で自民党を支持する若者たちがいる限り、愛する日本の未来は存在しないのである。
 あの正義を愛した熱い心の若者たちは、どこに行ったのだ?