先日のこと
県内の山に探索に行きました
今回はソロ
移動も現地直行で
コンビニなどの店には寄らず
途中はトイレ休憩も自販機もなし
これぞ完璧なソーシャルディスタンス！
石とりの強さですよね〜
店とか人とかを必要としないので
やろうと思えば完全単独行動ができます
まあ、誰かと行く方が断然楽しいし
遭難なんかのリスクも減って
いいことしかないんですが…
はぁ〜〜〜
早くコロナが収まるのを祈ります🙏
今回はいつもより遠いので
それなりに時間が掛かって目的の谷に到着しました
このポイントは
以前来たことがある場所で
前回の探索時に
小さな水晶を見つけたものの
時間がなくて
しっかり探索が出来いままになっていました
そこで今回
どこに行こうかと迷っている時に
頭の片隅に引っかかったので
まだ行きやすいうちに
再訪する流れとなりました
この谷というか沢は
水流がそれなりにあるので
足元は長靴装備でいきます
長靴を履いて
いざ沢に入ろうと思い
入り口にぶら下がった芋虫を払い除けていると
前方からガサガサ音がしました
音に身構えてると
頭上をササッと猿が走り抜けていきます
どうやら
ザックに吊るしてた熊鈴のおかげで
完全に近づく前に逃げてくれたようですが
とてもとても心臓に悪いです😰
ここらも猿いるんだったなぁ
ただでさえソロ探索で心が縮こまってたのに
初っ端からこれとは最悪です…
とりあえず
今さら帰るのも嫌なので
鈴を手でむちゃくちゃに鳴らしながら
拾った棒で地面を叩きながら進みました
やはりビビりはなかなか治りませんね😅
目的の沢は
登っている沢の上流にある支流の一つなので
辿り着くまで歩きます
そして
歩くこと数十分
やっとそれらしき沢に辿り着きました
その支流だけ石英が多く落ちていて
前回の印象とも一致します
5年前くらいの記憶ですが
まあたぶんあってるでしょう😁
さて、それでは登ります
こんなだったかなと思いつつ
時に小さな滝をまき
川沿いの露頭を観察し
転石をチェックしながら上がっていくと
30分くらいでどん詰まりに辿り着きました
<谷の様子>
ここまで来ると
明らかにペグマ質の転石が多く
このラインが間違いではなかったことを伝えてきます
ですが問題はここからです
やはり水晶が欲しくてここまで登ってきたので
できればご褒美が欲しいです(^^)
前回見つけた水晶も
間違いなくここから来ているはずで
転石が多く散らばるあたりを登ってみると
果たして水晶は見つかりました
グズグスの水晶単体や
ペグマ〜石英脈の空隙に
柱面が成長したものなど
その気配は十分にあります
なんとなく表面を観察していると
違和感を感じました
転石の散らばる範囲が広く
転がる量が多いのです
これはもしやズリかな？
想定してなかったので
全然気づかなかったんですが
とりあえず
推定ズリの頂上に上がってみることにしました
とても滑りやすい斜面を上ると
先程思った通り
とても小さな堀跡？がありました
露頭にしては違和感があるので
たぶん堀跡だと思います…
見るとかなり石英部分が多く
露頭もかなーり気になりますが
まずは落ちてるやつから見ていきます
さて探そうかなと
地面を見ていると
えっ⁉️
水晶、ありましたね…
思ってたのよりだいぶ大きいです
透明感はあまりなく
頭部分が少し弱い感じではありますが
このサイズ感はとてもgoodです👍
これがあるなら近くにも何か落ちてるだろ
そう思って周囲を掘ってみましたが
残念なことに
柱面のみのものが見つかっただけで
他には目ぼしいものはありませんでした
その後
露頭も観察しようと思ったのですが
その日は昼過ぎに現着したこともあって
時間のことを考えてそこまでとしました
露頭や推定ズリのことを考えても
まだ調べがいのある場所なので
近いうちにまたいきたいところですが
次はいつになるかな〜
あまり塩漬けしすぎないようにしないと…
そして
後日譚というか今回のオチ
この日とってきた水晶を
なんとなく眺めていると…
動画の中で拾った水晶
そして
近くに転がってた柱面だけのやつ
おや？
なんとなくくっつけたくなりました
おぉーー！
これは間違いない！
太さや断面の噛み合わせといい
もともと一本だったのが
どこかで折れて近くに転がってたみたいです
断面が再結晶してたので
折れたのはガマ内部だと思いますが
このサイズで存在していたのは間違いありません！
帰ってからも楽しませてくれますねw
面白い！
それにしても折れた上部分だけでも9cmなのに
折れる前は15cm級とは…
愛媛でも頑張れば何かしら採れるんですね笑