引退ブログ 嶋田悠人 | 東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

日々の活動や、試合の告知、結果など更新していきます!!

平素より東海大学男子ラクロス部へのご理解ご協力くださっている方々本当にありがとうございます。

4年 AT嶋田悠人です。

入部当初は、体重56キロ。今では、お腹タプタプの70キロ超えまで体重上げました。ばりキツかったです。めちゃうんこ我慢しました!

そんな、おデブのラクロス人生、色々思い出して書いてみます。

まずラクロスを始めるきっかけとしては、高校3年間甲子園出場を目指し、練習をサボって部室でカップラーメンを食べたやまそうと、高校2年、3年と出席番号が前後で、1人暮らしの部屋まで隣の白石君と、一緒に大学でラクロスやろうと言ったところから始まりました。






正直、4年間やってみてラクロス苦手やったなー。対人なんて全くできひんし、クリースも外すし、、、褒められるのはパスのフォームが綺麗なぐらい。

そんな僕が、4年生になってラスト1年間意識したことは、全体練習を休まないことでした。就職先の内定式が大阪であっても次の日が朝練やったから帰ったし、38.0の熱あってもグラウンド行ったら治る思って休まんかった。てか、休んでる暇なんか無かった。
4年になって、プレーで結果残せてない、運営面でもチームに貢献できてない。そんなんで、多少の熱とかで練習なんか休まれへんかった。(課題練は何回か寝落ちして行けんかったけど、。)

誰かが休むことで、このチームは人数が多いわけじゃないから、メニューに人が足らんとかいう状況が起きる。よって、メニューの質は下がる。だから後輩たちも、多少しんどくても歯食いしばって練習は行くこと!!がんばれ。



もう1つ、4年生として自分の武器を活かすこと。選手、スタッフ関係なしに皆んなが絶対持っとかないといけないこと。これは、去年のブログでも書いたし、ラクロス垢でも宣言した。(cimalax_tokai_1良ければ、フォローして下さい。)

ラクロス垢で宣言した1on1強化も、今シーズン最初Bチームの時いっぱいやった。アフターでも、毎日のように翔太から「しまさん1on1やりましょ」と言われ苦手分野やったけど取り組んだ。(途中からアフターでシュー練ばっか行ってすまんな翔太。)

こんな感じで、ラスト1年間決めたことはしっかり取り組んだ。はず。

あ、あと!絶対にアフターは残るって決めてた。アフターは強制じゃないから残る残らんは自由。けど、後輩に見せれる姿としてはそこが1番大きかった。もちろん、自分の技術を伸ばすため。

アフターでパス出してくれた子たちありがとう!残ってビデオ撮ってくれた子たちもね。





思い返せば、ラスト1年間はラクロスでいっぱいだった。年末のオフも、やまそうと託と近畿大学のグラウンド開放してたから練習行った。京都大学のスクリメも参加した。週2しかないオフも返上して達也と一橋、日体とかレベル高いとこも武者行った。
一刻も早く、Bチーム脱出してAチームに混ざるため。

それぐらい、正直焦ってた。3年生の時リーグずっと出してもらってたのに、取った点は1点だけ。今シーズン始まってから、3月のdesafioとの試合までに7試合もあったのにそれまで0点。それ以降も、全く点取れない試合が続いた。「4年でどんだけ存在感ないん?」散々言われた。悔しかったけど、何も言い返せへんかった。結果出せてないから。

クリースにパス投げ込んでくれても点取ってくれない。信用ないクリース。そりゃMF陣もクリースに投げ込む気も無くす。こんな状況ずっと続けるわけにもいかなかった。何もできず引退してしまう。何か変えよう。クリースでどうやったら点に結びつく?めちゃ考えた。まじで腐りかけた。

その結果として、めちゃ基礎的なことやけど、キャッチのところから見直した。右手でキャッチする時は、右足をキャッチする瞬間に動かす、左なら左足、、とか。
その中でも1番こだわったのは壁当て。
クイックでノーミス25回できるまで帰らんってのはキツかったけど妥協せんかった。そのおかげでクイックはだいぶ自信持ててプレーできた。



他にもいっぱい意識することはあるから、聞きたい人は聞いてください。(特に潤也。君はマストで聞きなさい。)

あとは、達也と真平が、「クリースなんぼでも外して良いからその後のライドとグラボだけ必死にやれ」って言ってくれたこと。

これらで、クリースとして正直、得点力が上がってきたのは夏合宿ぐらいからかなー?6on6でも今までにないぐらい点取れた。けど、慢心は絶対したくなかった。いくら6on6で点取れても、大事なんはリーグで点取ってチームが勝つことやから。

リーグが始まって、チームの課題は勝ち切ることだった。自分自身としてもあと1点、決め切れなかった。その中で、達也とまつけん、幹部陣がメニューを一生懸命考えてくれて、メニューの最後にグラボミニゲを入れてくれた。その結果からか、慶應Bとかでも勝ち切ることは出来てきた。けど、大事なリーグ4戦目千葉大学戦は負けた。そこで、チームの目標としてた1部奪還は消えた。何で後半でいつもこうなるかなー。訳分からんすぎた。
千葉戦の次の日、太郎さんとの話し合いで、勝ち切りの題になった。太郎さんが「クォーターごとで勝てば良い」と言った。個人的には、その言葉が刺さった。1試合を通して勝ち切ること考えてたけど、確かに毎クォーターで相手より勝れば負けるはずがない。

そう思って、リーグ最終の東洋戦。
いつも試合前緊張してるおれに、北嶋と侑は「今日しまさん何点すか?」ばり笑顔で聞いてきて、おれは「まず1点ね」っていつも欲張りはしませんでした。(3点とか言って欲張った日は大体0点やから)

そんな中、試合は始まり、1Q、0-2ビハインド。正直ビビった。けど、2Q,3Q,4Qで勝てば良い。その気持ちがでかかった。OFもショット数は多かったからチャンスはある。そう信じてた。
結果的に、2Q3-2、3Q6-3、4Q8-5。残りのクォーターで勝ち、試合を勝ち切ることができた。

応援側へ挨拶しに行った時、なんでか泣いてた。隣のでかいやまそうも泣いてた。この試合に全部出し切って、やり切って、、、自然と泣いてた。



東洋戦の試合終了のホイッスルが鳴る瞬間何回見ても涙腺緩む。
やっぱり、勝つことって素晴らしい。




4年間ほんまに長かった。ばり長い。けど、自分の長所を伸ばせる時間はいくらでもある。選手もスタッフも。

選手は、自分だけで考えず周りに聞いてみるのも良いと思う。
おれは、近場止められた時、ゴーリーの託、よしゆきに何で止められたか聞くようにしてた。クリースで潰された時はDF陣に立ち位置悪かったのかとか色んなベクトルから意見を取り入れること意識した。
まだ、自分の長所が開花してない子たちも腐らず頑張って。

スタッフも、同じでそれぞれ長所があると思う。タイマーが上手だったり、声出せたり、アフターのボールアップ手伝ってくれるとか、、他にもいっぱいあると思う。
「よく、スタッフはプレーに携われないから。」と色んなブログで見る。既にやってる子も居ると思うけど、選手が試合中にどういうことをしてくれるのが良いとか聞いてみて活かすのも良いと思う。
「スタッフも一緒に闘う」って言ってるんだったらなおさらね!


長々と書きましたが、こんなアホな僕でも4年間続けれてきたことは周りの支えがあるからです。感謝しきれません。




1年生
まずは、リーグ戦通して応援ありがとう!
特に、東洋戦の応援は凄すぎてめちゃくちゃ力になりました。
1年生の練習とか見てても、常に毎日上手くなっていてとても期待しています。
その調子でこれからも頑張って!


OF陣2年生
ハル、レン、リキは起点で1on1かけて、リーグ戦の大舞台でも存在感出してメンタル強いなーってずっと感じてた。悠太、さとけんご、かける、はじめ、じゅんやたちも出る機会少なかったと思うけど、6on6中とかのオフェンスが点決めた時の雰囲気作りとかめちゃ良かった!ありがとう!
来シーズンから主力になると思うからしっかり引っ張っていってあげて下さい!

タク、そうちゃん
2人は、ほんまに頼りになった。1部で闘ってる姿見たかった。ごめん。一緒にATとしてやってきて、ほんまに心強かった。AT 4年1人のおれが足引っ張ってごめんな。けど、何度も助けてもらった。今シーズンずっと活躍してて凄かったよ。来シーズンもまじで期待してる!頑張って!




達也
1年時からずっとニコイチでやって、 4年の最後までパスするのもペアやったな。2年時から達也はスタメンでリーグ戦ってて、気づけばずっと一歩前に達也がおって、追い越して試合出たかったけど敵わんかった。おれが1年の冬、辞めそうな時にLINEで気にかけてくれたのまじ感謝してる。
今年、1年間オフェンスリーダーやってくれて、おれが中々結果出せてない時に、喝入れてくれて同期としておれは情けなかった。けど、時に言ってくれる「クリース上手なったよね」は自信持てたし、最後もリーグ点取って見返せたんちゃうかな。
オフェンスリーダーお疲れさん!

まつけん
今シーズン最初はお互いBチームで、得点も中々取られへん苦しい時期はお互い多かったと思う。まつけんとは、LINEでも動画送り合って「この場面打てるくね?」とか、おれがクリースでパス出して欲しいタイミング送ってた。そのお陰か、おれの得点は、まつけんアシストが1番多かった。アフターで、パスの合わせとか付き合ってくれてありがとう。千葉戦も東洋戦もその成果が出たわ!
1年間主将としてお疲れさまでした。



真平
いつも自分に厳しく、他人に厳しくできるところはまじ尊敬してた。どんだけおれがモチベなくても、おれがラクロス上手くなるために求め続けてくれたのは感謝してる。
最後も一緒に戦いたかった、すまん。
東洋戦後、「お前上手なったな」言うてくれたんは 4年間で1番嬉しかったかも。笑

朝練の日は、絶対に朝の5時に起きてるか確認LINEをして起きてなかったらドア開けて入るみたいなんも無くなったの寂しいな。
シュー練いっぱい体に当ててごめん!
ハイムレイメイ退去する日を早く決めましょう。

ガク、大杉
2年生の時に引退したら、赤羽で昼間から顔赤くして居酒屋回ろう言うてたのも、もうすぐで叶うなあ。また金なくなったら大杉の家で飯をしよう。

えーさく
高校の時全く学校こーへんし、ラクロス入って大丈夫か?思ってたけど、誰よりもラクロス好きになってたわ。
リーグの配信、解説付きでめちゃ良かった!

さあや
こんな小ちゃいのに、こんなにシゴデキなさあやは頼もしかった。ボックスからはタイマーの声ばり聞こえるし、円陣の時は背中叩いて言うたら必ず叩いてくれるし、点取った時はばり笑顔でグータッチしてくれる。
トイメン会も忘れずやりましょう。

かほ
練習前、めちゃ早く呼び出して体重計持ってきてもらったり、いつ電話しても買い物の相談してくれたり、おれがこんなにおデブになったのも、かほが協力してくれたお陰です。こっからは体重落とそうかな思います。

けんたろー
おれがお金ない時いつも貸してくれてありがとう

やまそう
高校野球の時、雨練の素振りの時間サボって部室で数学教えてもらったんも懐かしいな。
やまそうがおらんかったらまじで続けて来れてなかった。いつも仰星コンビあかんなー言われてたけど、そんなおれらも2人で原付でジム行く時は、いつの間にかラクロスの話しかしてなかった。
やまそうの存在はほんまに大きかった。
これからは草野球で甲子園目指そか。
高校から7年間ありがとう。



他にも、ここに書ききれんかった人いっぱい居るけど、、、
おれは、ラクロスを通してこの最高な仲間に囲まれて4年間過ごせたことが本当に幸せでした!






そして、4年間家族の支援があったから最高の大学生活を送れました。帰省した時には、また感謝を伝えます。


4年間お世話なりました。 

#1 嶋田悠人