引退ブログ
東海大学男子ラクロス部4年の阿萬野慎介です。
初めに、東海大学ラクロス部関係者、保護者の皆様、OBOGの方々、コーチ陣、全てに関わってくださった方々、沢山のご支援、ご声援をいただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。
長くなりますが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
特に何かやりたいこととか、将来の夢も無く、何も考えずに4年間が終わるものだと入学当初は思っていた。
それが、ここまで成長できたことに自分でもびっくりしている。
どうして成長できたのかを、このブログでは書きたいと思う。
1年生
兄がやっていた影響もあり、ラクロスに特に抵抗も無く取り組んでいた。
しかし、やるからにはチームで1番になりたいと思っていた。
・毎日の2時間以上の壁あて。
・朝練が無い日は、グラウンドで1人で2時間のシュート練習。
この2つを当たり前にした。
毎朝5時に起きる生活で、ご飯を作ってくれる母親には感謝しかなかった。ありがとう。
バイトをしておらず、お金が無かったが、クロスや防具を買ってくれた父親にも感謝しかない。
ありがとう。
1年の頃に出会ったコーチには、ラクロスというものを教わった。自分に本気で向き合ってくれて、上手くしてくれた。ありがとうございました。
1年生の頃は今思い返すと、感謝しかない。
ただ、練習するだけでは上手くなれないし、楽しくもない。
じゃあどうする。
どうすれば上手になるのか、楽しくやれるのかひたすらに考えた。試行錯誤の結果、同期、上級生よりも頭を使って練習して、上手くなることだと思った。
この1年間で誰よりも練習した自信があるし、誰よりもグラウンドにいた自信がある。
この自信が自分を強くしていたと思う。
しかし、サマー、ウインターでは予選敗退という結果しか残らなかった。
2年生
Aチームからのスタート。
自分が活躍するためにはどうすればいいか、何をしたらチームに貢献できるのか。
これだけを考えた。
関東ユースにも選出され、アメリカ遠征にも行った。めちゃめちゃ楽しかったし、学ぶものが多すぎた。この経験をチームに活かしていきたいと心の底から思った。
この時の4年生には、ありがたいことに試合にも出させてもらい、活躍できる環境を整えてくれた。
今でも偉大な先輩拓夢さん。
一時期親より一緒にいた貴也さん。
心の支えになってくれた弘樹さん。
ここには書ききれないほどの心強い先輩がいた。
生意気な後輩だったかもしれませんが、許してください。笑笑
しかし、勝てなかった。
目標にしてた1部奪還が達成できなかった。
人生で1番泣いた。
ほんとに悔しかった。
なんで勝てないんだ、こんなに努力してんのに、こんなに上手い先輩がいるのに、なんでだ、、
今でも不思議な気持ちになる。
入れ替え戦敗退。
結果が全て。
3年生
いや〜コロナ。
ラクロスやらせてくれよ。辛い日々が始まった。
しかし、ここで挫けてはいけない。
辞めていく仲間もいた。
自分に何ができるかひたすら考えた。
自分を強くすることしかないと思った。
壁あて、アジリティ、ウェイトトレーニング。
ひかると一緒に頑張った日々は忘れないな〜。
毎日一緒にいたな。
2人でならなんでもできる関係になれたわ〜
イルミを見に行ったり、ディナーにも行ったり。
ほんとありがとう。
できることは全てやった。
オフェンスリーダーとして、チームを勝たせなければならない。考えた。めちゃくちゃ考えた。
しかし、負けた。
なんでだ、、、
どうしても勝てない。
特別大会予選グループ敗退
4年生
梅さんをコーチとして招き、環境がガラリと変わった。1部に上がるための組織づくり、技術、戦術を見直した。
エースとして、チームを勝たせたい。みんなが頼ってくれていた気持ちは死ぬほど伝わったからこそ、勝ちにこだわる選手であり続けようと思った。ラストシーズンを有終の美で飾るために、絶対に1部に上がる。
しかしどうだろう。
全員が本気で考えて、ラクロスに取り組んでいた人間がどれほどいたか。
考えて自主練してた奴がどんだけいたか。
全員では無かったと思う。
だから勝てなかったんだ。
トーナメント敗退。
4年生になってようやく気がついた。
全員が本気で考えないと勝てない。
1人が本気、何人かが本気、コーチが本気、これじゃ勝てない。
チームとしての本気で考えて取り組めたかで、最後は決まる。
後輩のみんなへ
1年生。
今本気でラクロスのこと考えてるか?
ただやってないか?
2年生。
人数少ないのを言い訳にしてないか?
考えることやめてないか?
3年生。
自分たちのためだけに考えてないか?
チームで勝つために考えてるか?
本気で考えたやつが、必ずうまくいく。
必死に考えろ。頭使え。
同期。
俺の生活そのものになってくれてありがとう。
いろいろ考えたけど、これが1番いい表現だった。
ありがとう。
自分のラクロスはまだ終わりません。
応援よろしくお願いします!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
阿萬野慎介