ななみの4年間 | 東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

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日々の活動や、試合の告知、結果など更新していきます!!





4年の栄養トレーナー矢野ななみです。


1年生の頃から4年生の引退ブログ見てきて、自分まだまだ先だなと思ってたけどあっっというまに来てしまいました、、、


自分のことについて誰かに話したりしない方だけど引退ブログだけはしっかり書こうと思ってたので、書きます。
私がこのブログを通して伝えたいのは、色々あるのですが読んだ人がそれぞれで感じてください!!笑



高校から同じだった桃花と楽しそう!という感じでマネージャー入部したラクロス部。

今は違うけど初期はマネージャーやってました。


入ってみたら選手時代の自分との色んなギャップについていけない。
楽しいとか皆無。


まず自分全然マネージャー向いてないことが判明。
何で選手のために動かないといけないの?と思っていたしスタッフの存在価値って何?とかマネージャーの人ってどういうモチベーションでやってるの?とか色々ありました。(ほんとにごめんなさい)

だから同期のことが全然信頼できない時期もあって壁作ってました。


選手は試合に勝つとかAチーム入るとか明確な目標があるけどマネージャーって、、?ベンチに入るのが正解なの?という疑問が多かったです。
そういうのが多くてスタッフとしてのやりがいが全く感じられなかったです。


今思えば100%自分が悪いんだけど毎日やめたいと思ってました。


だけど辞めるという勇気もなくて、ついにお母さんに言われたのは、「あんた真面目にやってる人の邪魔だからそんな中途半端なら辞めな」と言われました。


その時は何も知らんくせに何言ってんだ!とスーパー腹立ったけどここでやめたら負けな気もしてとりあえず辞めないことに。。



ぼやーっとして1年生後半になって、はっとしたのは栄養トレーナーという役職!


まやさんという人がやってると聞いて色々聞くと、まあ色んな困難なこともあるけど出来るかも、自分の学科のこと活かせるかも、やってみようかなと思ってそれを先輩に申し出てマネージャーから外れて栄養の方にさせてもらいました。


けどやってみたらそれもまあああああ大変だし精神的苦痛が酷かったです。ここで私の中のスタッフの存在意義は????という疑問は更に深まりました。

まやさんにいつも言われてたのは、ななみが頑張らないと僕が引退したあとに樹に潰されるよ、とか、ぼくたちみたいな立場の人の気持ちはなかなか他人に理解されないから今後もつらい気持ちは残ると思うよ、とかものすごい脅し文句。笑
でもこれは本当に言ってもらってよかった。



ある日、学科の課題とか実験もあってまやさんに言われたのやれないなと思って、
学科の課題が忙しくてできませんでしたと言ったら、「みんな忙しいのは同じだしその中で時間割いてるからそれはただの言い訳だよ、心を鬼にすればいくらでもできるよ」ってど正論で返されました。

そしてまたいつかの日にいつきに個人で呼び出されて、めちゃくちゃ叱られました。

内容は忘れてしまったけどまとめると、君みたいな中途半端な人がいると迷惑、トレーナーは信頼が大事なのに君にはそれがあるの?信頼を作り出そうとしてるようには見えないとかとか。
これも本当に言ってもらえて良かった。感謝。

その日にもうこんな部活やめてやるわ!とめっちゃおもったのもおぼえてます。

でも辞めなかったです。何でかは忘れてしまった、、


その時はチームのためにというよりも自分の信頼を得るために意識してたことが強かった気がします。というかそうだった。


やりがいが見つからないまま2年になって始まった27期としてのリーグ戦。
初戦の農大戦。勝った。

その日の夜にまやさんに任された仕事がまだたくさんあって初戦おわったあとも夜中までパソコンいじってたけど突然めちゃくちゃ涙が出てまやさんに電話したのを覚えてます。

色々つらくて立場的にもまだ未熟だしでも今年で27期の人たちは引退…そう思うと自分の実力不足と気持ちの焦りが出てました。

まやさんには僕も同じ気持ちだったよと初めてレベルに慰めてもらって、私は初めて誰かのために自分の仕事を頑張りたい、全うしたいと思えました。


ここで何かのために頑張る理由ができて、まやさんのためにも辞めないできちんと上を目指そうと思えました。
実はこう思っていたんだよ!まやさん!笑


その時から来年度のことも考えるようになって、チームをこうしたい、自分が4年になったらこういう風なチームにしたいと考えられるようになっていきました。


3年になって、初の試合のブルーフェス。
ABのベンチメンバー発表があって、私自身もともとベンチにこだわりはなかったのだけどBのベンチに萌子さんから声がかかりました。

そのあと呼ばれて理由を話された時に、ななみが一人で頑張っているのが分かっていたしその努力を認めたからだよと言われて泣いてはないけど心は涙出ました。

誰かに認めてもらうってこんなに嬉しいんだなーと、認めてもらうことの大切さとそのための努力の積み重ねも学びました。

そこから28期の先輩たちとは元から仲良しだったけどお酒飲みに行ったりご飯食べたりドライブしたり色んな話を聞いて、影響受けて、またもや私は先輩たちのためにも頑張りたいと思うようになって、それがいつのまにか同期のためにもって思ってました。
それがまたいつのまにか、この人たちと一部行きたいなという気持ちに変わってました。


ラクロス部人生の中でそういうのに気づけたのは私は遅い方だと思います。


「なんのために」

これをずっと追い続けて、無駄とは思わないけどすごく長かったです。


色んなことに気づかせてくれた同期・先輩との出会いはとても自分の中で大きくて叱ってくれたり色々やらせてもらえたり感謝の気持ちがたくさんあります。


もちろん後輩もそのあとできて、自分の言ったことに対して真摯に取り組む子もいて成長が見られて嬉しかったです。



色々時が経って、28期の入れ替え戦!一緒に一部行きたいなって思ってたけど結果は残念な形になってしまって、感謝の気持ちもありつつ頑張ろうと思ってスタートした29期SCEPTERS。


そしたら突然コロナになって、色々部活としての形が変わったり、やっぱモチベに悩む。。

けどいつかのときに26期のかずきさんと電話して、内容は忘れたけどとりあえず良く頑張ったねっていうことと自分のやることを全力で最後までやったら何か得られるよって言ってもらえて、、

あー状況が変わっても、自分がやらないといけないことはブレないなと思わせてくれました!
あとシンプルにかずきさんに認めてもらえたことが嬉しいのもありました。


それからやっと試合がやってきて筑波戦勝った!、明星戦は負けた!引退です!


結果は負けたけど個人的には満足してて、明星戦でベンチ入れてもらって他の4年生スタッフと最後まで務めを果たせたのかなと感じています。
色々確認もしてミスないようにしたしね!!!
楽しもうという目標だったから楽しめました。




4年間あっという間で、嫌々行ってた部活もいつのまにかやりがい楽しみができて、やめなくて良かったなと最後は感じてます!もう2度と戻りたくはないけど。


スタッフじゃなかったらこういうのは経験出来なかったのではないだろうか。。

私は後輩と関わることがない時もあったから伝えることは少ないけれど、色んなことに感謝という気持ちは忘れずにしてほしい!


あとはもう自分自身が選択して経験して何かを学べるところであってもらえれば良いです!






色々お世話になった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
叱ってくれた先輩方にも本当に感謝しています。
今になってすごく気付かされました。


楽しい4年間、とは言えないけど充実した4年間でした。






ありがとうございました。