引退ブログ 栁澤大樹 | 東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

日々の活動や、試合の告知、結果など更新していきます!!




引退

初めに、29期SCEPTERSを応援してくださった保護者の皆様、不透明なチームの道筋を示し続けてくれた太郎さん、自分たちを我が子のように見守り続けてくれた部長のなおみ先生、また、日頃の忙しい時間を割いて自分たちに関わり続けてくれたコーチの方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。



本題に入ります。
11月21日、明星大学に敗れ引退しました。正直、今でもあまり現役と変わらない生活時間を過ごしています。朝早く起きて夜早く寝る。運動しないと眠れないので、必ずジムに行ってトレーニングをするか、ランニングをするか、もしくはたまに壁当てなんかもちょっとだけやってます。ちょっとだけ。ラクロスが無くなった生活は何だかとても退屈で、物足りないと感じます。それほどまでにラクロスというものが自分にとって大事なものだったんだと今更になって思います。


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僕が入部したのは1年生の10月。同期のみんなより半年遅れての入部でした。ちなみにその同時期に入部したのが諒馬ととしです。早くみんな追いつきたいという気持ちと、諒馬やとしには絶対に負けたく無いという気持ちでがむしゃらに壁当てやらショット練習などをしました。何も考えずに。ひたすらに。そしたらなんと2年生でAチームに。たった3〜4ヶ月でAチームに入るなんて考えもしなかったです。しかしながら、いったい自分の何が買われてAに入ったのか全くわからず、2年生でも何も考えずにプレーしていました。そのツケが回ってきたのが3年生。頭を使わないとダメだということを思い知らされました。なんとなくやってみよう、こんな感じだろう、で練習を繰り返して行くうちに、「何が良くて何がダメなのか」がわからなくなりました。自分が何をすればいいのか、どういう役割を担えばいいのかがわからなくなりました。結局3年生という時期を、怪我も相まって、悔しさがとても残る形で終えることとなります。そして迎える4年生。自分が任された役割は普通のプレイヤーであること。特筆すべき点は特になく、パスが左右で出せるだけの自分にとってはピッタリの役割でした。今思い返すと僕のポジションは誰でもできるし、なんなら僕は恐らく必要なかったのではないかと思います。しかし、結果こそ全く出せず、予選敗退となったものの、リーグ戦に出場し、仲間と共にプレーできたことはとても楽しかったし、何より嬉しかったです。


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ラクロス部に入って学んだこと、それは、
「始める時期は関係ない。始めてからどうするかが大事。」ということです。何においても新しいことに挑戦する時期は関係ないと僕は思っています。それがラクロスのことでも、ラクロス以外のことでも。やってみようと思ったらとにかくやってみて、自分で考え工夫し、時には挫折をしながらも前に進んでいくことが大事だと思うのです。
何を偉そうに言ってんだこの老け顔が。と思った方、いらっしゃるかもしれませんがそれは心の中に留めておいてください。
僕にとってこの学びはこの先も必ず生きてくると思っています。


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最後に
僕はこの4年間、とても恵まれていたなと改めて思います。優しくて大好きな先輩達、憎たらしいけど可愛い後輩たち、僕のことをいじり倒してくれるコーチたち、そしてこんな僕を仲間にしてくれた最高の同期。環境と人に本当に恵まれた4年間でした。
特に同期。ミーティングとか真面目な場で南海と一緒にふざけたり、思ったこと全て言ってしまったりして本当にごめん。あんまりこんなこと言わないけど、みんなと同期で良かったと思ってる。4年間本当にありがとう。


あの時、彰洋に連れられてラクロスを始めて本当に良かった。


長くなってしまいましたが、僕のブログはこれで終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。来年度のチームもぜひ応援してください。よろしくお願いします。