4年 主将 藤井拓夢
最終章の始まり
明日の入れ替え戦。
終了の笛が鳴り、みんなで喜びあったその瞬間から28期SCEPTERSの最終章が始まる。
今年の東海は今までの東海とはちがう。
もっと東海を強くするために。
高みを目指せる環境を作れるように。
【日本一】
という目標を掲げ、
1年間ひたすら突っ走ってきた。
いくつもの壁が立ちはだかったが、
先頭に立って思いっきり
ぶつかって乗り越えてきた。
誰よりもチームのことを考えた。
チームのためならどんなこともした。
みんながそれに歯を食いしばって
ついてきてくれた。誰かがじゃない。
チーム全員で乗り越えてきた。
納得いく結果ではなかった時も、
チーム全員で切り替え次に向け、考え
行動に移し、乗り越えた。
自分が、4年生が、下級生が、
そしてチームが確実に強くなり
成長しているのがわかる。
ただ自分たちの成長はまだ終わらない。
明日の入れ替え戦でも成長し続ける。
武蔵大学は明日で引退。
だが28期SCEPTERSは終わらない。
武蔵大学に勝ち、その先にある目標へと
突き進む。
今年の東海大学は強い。本当に強い。
そんな東海大学を自分が明日の入れ替え戦で先頭に立ち引っ張っていく。
もう準備はできている。
あとは明日勝つだけ。
去年一昨年と同じようにはならない。
負けから得るものは得た。
明日は武蔵大学に勝って得るものを得る。
なにより明日はみんなに胸を張って来て欲しい。
誰よりも堂々としていて欲しい。
試合に出る選手は試合が終わるまで走り続ける。
応援する人はバカになって応援する。
スタッフは全力でサポートをする
置かれた立場は違えど、60分間自分たちのやってきたもの全て出して戦い抜く。
大丈夫。おれたちならやれる。
おれは1番楽しんで誰よりもやってやる。
明日からは最終章の始まり。
ではまた明日、笑顔で会おう。