あと何日、あと何日、
そうやって考えることが増えた。
何もかもが最後で、
ついに入れ替え戦まで最後。
今、
その最後の入れ替え戦は
きっと最高のものになるって思ってる。
それだけこの一年間ずっと
なにかと向き合って来たから。
28期の目標が"日本一"になったときから
プレーヤーとかスタッフとか関係なく
もっとチームを良くしよう
もっと勝てるチームになろうって思って
走り続けてた。
残り少なく、順調に減っていく時間。
チームのために走った。
わたしが思い出す事って言ったら
いつも一番最初に良かった事が
思い浮かぶ。
あのベンチは本当に楽しかった
あの時のみんながかっこよかった
あの時この同期でよかったって思った
長く話したら
あれ大変だったなー、
あの時はきつかった、
っていくらでも言える。
途中で立ち止まったり
誰かが逸れそうになったり
後ろ振り返ったり
壁が出て来たり
歩く道を変えようとしたり…
生意気だけど、
この一年で人が経験する大体の困難は乗り越えたんじゃないかとも思うくらい
個人でも、チーム全体でもたくさん悩んだ。
忘れられない。
みんな経験する
なんでこんなにうまくいかないんだよ
なんで自分にはできないんだよ
どうすればいいんだよ
って葛藤する気持ち。
誰かが明確な答えを教えてくれるわけでもないし
そんな簡単に答えなんて欲しくない。
だから、みんな、必死に
前向いて、勝ちたいって一心で。
勝ちたい。
信じる。
わたしがしてきたこと
大好きな誇れる同期
大事なことに気づかせてくれる後輩
いつもとは違う先輩の背中
応援で一緒に戦ってくれる人たち
このみんなが、全てが
今のsceptersをつくった。
今までのわたしたちが
入れ替え戦で勝つ東海をつくった。
そして勝った東海は
たくさんの大学、OBを魅了して
たくさんの人に支えられ、背中を押され
日本一に立ち向かう。
一部の東海大学sceptersとして。
早く同期と喜びたい。
歓喜を叫ぶ声
無邪気な笑顔
喜び溢れた涙
高く上げた拳
想像して、みんな。
勝つってどんなことか。
勝った時にどんな景色が見えるか。
イメージを現実に。
もう、前しか見えない。
ワクワクしよう。
好きなだけラクロスしよう。
いこう、一部に。
魅せよう、わたしたちのラクロスを。
勝ちたい。
この気持ち、絶対忘れない。