わかりやすい pH(ピーエイチ)とpKa(ピーケーエー)の関係 薬剤チョイスをミスらない為に | 山下寿子【ラディアントヘアアイロン】美髪商材メーカーBnext専属美容師 

山下寿子【ラディアントヘアアイロン】美髪商材メーカーBnext専属美容師 

現代女性を美髪にするために最適な薬剤、機材、美容知識、毛髪知識をわかりやすい言葉で発信
美容師歴25年 美容室経営15年の経験を活かしてお役に立てる情報を伝えます
【美髪ヘアアイロン ラディアント】
【株式会社Bnext 専属美容師 山下寿子】

こんにちは

B next専属美容師 山下寿子です

 

 

 

そしてそれぞれの還元剤には

それぞれ一番働くpHがあって

その数値をpka(ピーケーエー)といいます

 

 

pka

チオグリコール酸 pH10.4

システアミン   pH8.3

システイン    pH8.4

チオグリセリン  pH9.0

GMT      pH7.8

スピエラ     pH6.9

 

 

それぞれの還元剤はpkaのpH値になった時に

50%の還元剤が働いてSS結合を切る、

残りの50%は何もしない

(MAXでも50%しか働かないのか、、、)

 

100人労働者がいたら50人は

動かないままです

 

 

そして

pHが1下がると

働く還元剤は

さらにおおよそ3分の1になります

だから、同じ還元剤でも

パワーが違う

(還元剤の名前だけで薬剤の強さを判断してはいけない)

 

 

 

システアミンチオグリコール酸を例にします

 

システアミンが100人いたとします

 

システアミンのpkaは8.3なので

 

薬剤がpH8.3の時に50人が働きます

薬剤がpH7.3の時には50人の

さらにおおよそ3分の1の16人が働きます

薬剤がpH6.3の時には16人の

さらにおおよそ3分の1の5人しか働きません

 

 

チオグリコール酸が100人いたとします

 

チオグリコール酸のpkaは10.4なので

薬剤がpH10.4の時に50人が働きます

薬剤がpH9.4の時には50人の

さらにおおよそ3分の1の16人が働きます

薬剤がpH8.4の時には16人の

さらにおおよそ3分の1の5人しか働きません

 

 

似たpHですが働く還元剤の数はこんなにも違います

 ⇩

だから、同じpHでもパワーが違う

(還元剤の名前やpHだけで

薬剤の強さを判断してはいけない)

 

そーゆうことです♡

 

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