不安障害で来院される方は多いです。
結構な割合で、うつ症状が背景にあります。
本人も感じていないことがありますが、うつの中核が自分にとって良くないことを絶えず思うことと考えるとわかりやすいと思います。
強迫性障害もそうですが、気になって仕方がないんですよね。
不安症状、脅迫症状そのものを対象とすれば、泥沼の様相を呈します。
しかし、こうしとけばよかった、なぜしなかったんだろう、あー言われた、こんなになって申し訳ないとか、ネガティブなことが絶えずあるうつ症状の発現ととらえると変わります。
考えるなというわけではありません。
人間はどんなことでも考えます。
空を飛んだり、深海を潜ったり、夢の中を考えればいいかと思います。
思いを止めるのではなく、訂正するのでもなく、ただ思っている自分を認めてしまう。
そう考える自分を認めて許す。緩める。
そうできたときにその症状が落ち着くのだと思います。
すぐにはいきません。どう簡単にはいきません。
だから、まずは服薬して症状を抑えて落ち着きましょう。
そうしながら、自分を許しますと言いましょう。
いうという行動をとることによって、段々とその習慣ができていきます。
自分を緩める、許せるのが、ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分に浸透していき、段々、徐々に自分が変わり、状態が落ち着きます。
この経過が治療なのだと思います。