白鬚神社(滋賀県高島市) | 陰陽統合・虹色循環スピリチュアル

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昨年秋の比較的感染が落ち着いていた時期に、禊ぎ(水削ぎ)に関連した場所を中心に琵琶湖~伊勢周辺をまわったことを記事にしていきます。

初回は琵琶湖西岸にある白髭神社です。

 

琵琶湖周辺の最古の信仰と言われている場でもあります。


祭神は猿田彦命で、垂仁天皇5年(BC11年)に倭姫命によって社殿が建てられたのが創建のようです。磐座もあるようですし、もともとは比良山を祀るものだったのかもしれません。

新羅に関係しているという話や、海神族(わたつみぞく)が関係しているという話がありますが、朝鮮半島からの渡来人が造ったのは間違いなさそうです。裏の山に古墳もいっぱいあるようですし。

 

国史では865年に比良神として記載があるが、『延喜式』神名帳には記載されていないわけですから、天皇族とは異なるそれらとは親しくない渡来族由来ではないかなと感じるわけです。


さて、レポをします。
早朝から琵琶湖西岸沿いに進みます。


比良山地



”比良山”はこのあたり約30kmに渡って南北にのびる山脈の総称のようです。
比叡山の10km北のあたりから続いているようです。


朝日が美しいです。琵琶湖がその姿を見せ始めました。




白鬚神社の駐車場に到着です。

 

 

 

 

 

 

白く淡くホワホワするような光の綿のようなエネルギーを感じます。
イヤシロチで祈りが込められ続けている場所という感覚があります。



【白鬚神社(滋賀県高島市)】

白鬚神社の顔とも言える、湖中鳥居



朝日が湖面を照らし、猛禽類っぽい鳥が飛び交っています。
美しいですね。

 

 

 



白髭神社から見て右側の琵琶湖西岸



穏やかで心地よいエネルギーです。




白鬚神社外観



拝殿は直ぐ正面にあり、それ以外の摂社などは、山の方に配置されているようです。
茅ではなく檜皮葺のようですが、日吉大社と似た雰囲気があります。


エネルギー的には金属性のような・・・。温く侵食する陰陽が混ざりあったエネルギーを感じます。神仏習合の時代(白鬚明神)もあったので、その時のエネルギーが強いのかな・・・。



神社案内図




鳥居からの琵琶湖




シュワシュワしたエネルギーと神社の温いエネルギーがぶつかり、混ざりながら湧き上がる感覚があります。手の甲がキュウキュウします。



狛犬



力強い狛犬も、朝陽を浴びて心なしか穏やかそうな表情に見えますね。



手水

 




コロナ対策で、ここも柄杓無しの運用に改修したようです。



拝殿



建物の木のエネルギーと朝日が蓄積したようなほっこりするエネルギー、そして外観でも感じたような浸食する金属性の温いエネルギーを感じます。
なるほど、旧の太陽神でもある猿田彦っぽさを感じます。

 

 

 


日吉大社の神獣も申(さる)、ここでも猿田彦。関連があるのでしょうか。
豊臣家(秀吉=サル)によって整備されたこととも関係あるのかな。


左側面(拝殿~本殿)




本殿よりも、祈り込めがされて朝日を正面から受ける拝殿の方がエネルギーを強く感じられます。



若宮神社本殿




祭神:太田命



伊勢付近にいらっしゃる猿田彦のエネルギーと近い印象です。
温く高貴で鞠のようにブワーンと広がる金色のエネルギーでした。
社殿のエネルギーとしては、白髭神社内でここが一番好きかもしれません。



上の宮(摂末社)への鳥居・階段




摂末社はこんな感じで配置されているようです。

 




内宮・外宮・三社(加茂・八幡・高良)




外宮


ピシピシと突き刺さる厳しめのエネルギーですね。
白っぽい茶・黄土色。


内宮


外宮同様に、ピシピシと突き刺さりますが高貴さ清涼さが加わっている印象です。
すこしくすんだ白っぽいエネルギー。


三社(加茂・八幡・高良神社)



ピシピシと刺さりつつもどっしりしています。



天満宮・稲荷社・寿老神・弁財天




稲荷社



狐さんのイメージよりも、穏やかなおじいちゃんの神様というイメージがピッタリ来るエネルギーです。


天満社


ピシピシしていますが、一つ下の段の外宮と比べると穏やかなような。



寿老神・弁財天



正面から圧迫されるようなエネルギーがブワッと来ますが、癒されるエネルギーで体が包まれる感覚がありました。

そして、岩戸社へと向かいます。

 



岩戸社

 

 

 


奥には古墳があり、その右には磐座があるようです。

 

 

 

 

岩戸社からはさり気ないピリピリした気を感じます。


磐座



下呂の磐座群や日吉大社奥宮の金大巌と近く、傾斜がつけられ、スパッと切り取られたような形で形成されており、表面には引っ掻いたような線があります。

 

 

 


磐座のエネルギーとしては、希土類の金属から感じるような、白っぽい金属的な浸食するほんわかエネルギーなのですが、祭祀における、天体観測的な役割があるタイプではないかなと感じます。

 

 

 

 

 


※定かではありませんが、渡来人が現地の住民を征服する際は、現地の人が住んでいた場所を奪い、さらには元々の土着の民たちの信仰を塗り替える性質があるように感じます。
縄文を象徴する磐座の隣に、渡来人を象徴する古墳があるのもそういう理由からかなと感じるわけです。



※磐座の”天体観測的な役割”が気になる方は、
こちらの記事をご覧ください。

妙見神社・岩屋岩陰遺跡(岐阜県下呂市)
https://ameblo.jp/tohya0109/entry-12407960697.html



そして、磐座の辺りにきた際にひと際強いエネルギーで強い視線を送り主張している存在を感じました。


そちらの方を向くと・・・。

 

 



この場を統括しているような存在が後ろの神木を依り代として、いらっしゃるようでした。


気になる木

 

 

 


 


祝詞を唱え、挨拶しましたところ、イメージとして以下のメッセージを頂きました。



萌え(燃え)いでる力を蓄えなさい。


古きものを脱ぎ捨て、拡散するように力強く成長していきなさい。


そして、あなたの道・自分自身を見つめ、迷いを捨てなさい。




ということでした。


私事ですが、社会での立場の変わり目、そして新しい命を育てていくことと、土の時代から風の時代への移り変わりと、私にとって丁度大きな人生の節目のようにも感じています。
それらに向かうために必要な意識へと切り替えていかなくてはならないということでしょうね・・・。


ここに来て、”周るべき場所は終わったよ”というサインが降りてきました。


この上には、物物しいエネルギーを感じますし、山頂付近には磐座もあるようなのですが、”おしまい”というサインが出ているわけですから、戻るのが吉でしょうね。


山に向かって物物しいエネルギーを発する木々たち

 

 

 


 


(2020.10.25)