高尾穂見神社を後にし、山道を降りて、次の先の宮神社へと向かいます。
途中、小さな祠があったので、お参り。
水と陰のエネルギーの混合って感じです。
急勾配で、細い道を抜けると目的地の神社手前に教会が。
画像からでもわかりますが、特有の天使系、祈りの意識集合体のエネルギーがわかります。
先宮神社に到着です。
神社手前には綺麗な川が流れていて、恐らく諏訪湖の水を祀ってあるような神社でしょう。
外鳥居
水と緑かな・・・。静かでゆったりとしたエネルギーに満ちています。
手水舎
拝殿手前の境内
由緒板
高照姫命・・・。
調べてみると、大己貴神(出雲族+蛇神)と高津姫神(天孫)の子のようです。
この神社には、建御名方が来る前からすでに、湖畔の原住民の産土の神が祀られていたようですが、高照姫命の記述はどこにもありません。
ここからはただの推測ですが、この地は縄文の原住民が暮らしていた土地だが、大和朝廷と和合した地域かなと。
大和朝廷は渡来人の文化で、高天原は朝鮮半島。
朝廷側は、天孫を祀って貰わないと統治上困るが、原住民の信仰は簡単に変えられない。
そこで、落としどころとして、土地神・原住民の信仰神と、天孫の神の間に産まれた子を祀るという形で、神社として置き換えたのかなと。
だからこそ、大己貴神(大国主)は日本各地で婚姻関係があり、それらが、朝廷(もしくは出雲族)を和合をもって受け入れた縄文の民の名残かなぁと。
(また別の記事にしますが、大国主自体が、出雲族+縄文の蛇神の融合ですから、縄文⇒出雲族⇒大和朝廷の流れの証かもしれません。)
一方で、信仰は一切変えるつもりはないし、朝廷に従うつもりがないという縄文の民達は”野蛮な豪族”として扱われ、制圧・虐殺され、その地にはヤマトタケル伝説が残っているのではないかと薄々感じています。
(ヤマトタケル伝説では、相手を欺き、奇襲をかけ、奪い勝ち取ることが美徳とされる記述が多く見られますが、その美徳は日本古来のものではないと考えています。)
・・・。
この辺りは、少し乱暴な考え方なので、また各地を周り精査・検証しつつ深めていきたい内容でもあります。
原住民が住んでいたこの地に来たのが、出雲族なのか朝廷なのかもわかってないですしね。
(古事記の国譲りの”タケミナカタが諏訪から出ないと約束した”という記述は、”出雲族(大国主)の子孫の諏訪氏:諏訪のみ、朝廷:その他を統治する”という約束なのかもしれませんし。)
さて、拝殿にお参りします。
拝殿
静かでスッキリした常温の水のエネルギーが広がります。
体全体が水で満たされるようなエネルギーです。
外鳥居では、緑のエネルギーが強かったですが、拝殿は純粋な水のようです。
拝殿左の大欅(神木)
このあたりからかなり強烈なエネルギーが放出されています。
酔うような強烈なエネルギーがサードアイに作用します。
拝殿・本殿・摂社・神木に囲まれたこの空間が、どうやら一番エネルギーのベクトルが強い場所のようです。
次に拝殿の右側へと向かいます。
すっきりとした、光のエネルギーが上から降り注いでいるようです。
三峰神社(摂社)
ここは右側の空間との結界を護るための摂社のようです。
神社入り口左の石碑
横から見ると、磐座のような、金精神のようにも見て取れます。
陰寄りのフラフラするエネルギーですが、比較的スッキリしています。
これも結界を保持するためのものかな・・・。
参拝を終え、諏訪湖畔の宿にもどり、朝食を頂きました。
宿の入口には、諏訪大社の縄飾りがありました。
蛇神っぽいですね。
(2017.9.3)