安倍総理が明日、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を出す方向で最終調整に入っているとの報道がされています。この報道を受け、東京や大阪など感染が拡大している地域の方の中には帰省や移動を考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、地方への移動や帰省などは是非お控え下さい。全国に感染を広げることにつながりかねません。

 

○「緊急事態宣言」関係の過去のブログはこちらです。

「都市封鎖(ロック・ダウン)」について

https://ameblo.jp/tohru-ishizaki/entry-12585168241.html

 

首相が緊急事態宣言を出せるようになるとどうなる?~特措法改正~

https://ameblo.jp/tohru-ishizaki/entry-12579956178.html

 

この春休みに実家に帰省し、地元で発病した学生・アルバイターがいました。東京や大阪などの感染拡大地域から帰省し、実家で発病した例は、新潟県、広島県、秋田県、香川県などで発生しており、枚挙に暇がありません。この場合、家族が濃厚接触者になってしまうだけでなく、地元の人にも感染させてしまい、全国的に感染が拡大してしまうおそれがあります。

 

国立大学協会も次のようなメッセージをホームページ上で公表しています。

①特に若者は不顕性感染(感染はしているが症状は出ない)の場合もあり、自分自身がスプレッダー(感染源)となって、他者に感染させる可能性も十分にあることを自覚してください。

②この時期の帰省や旅行(海外も含む)など居住地域を越えての移動は感染リスクが高まるのと同時に、全国に感染を広げることにつながりかねません。

③居住地域を越えて感染した場合には、感染源を特定することが困難となりますので、居住地域を越えての移動は慎重に判断してください。

 

帰省してしまうと、全国に感染を広げることにつながりかねません。緊急事態宣言が出される地域の方などは、実家へ帰省するのは是非お控え下さい。

 

衆議院議員

石崎徹