昨日(3月20日)、新潟市が市内で24例目(県内では25例目)の新型コロナウイルス感染症患者が発生したと発表しました。この感染者は、17例目の感染者患者(保育士)の濃厚接触者です。この保育士さんが勤める保育園では職員と園児の合計4例の感染者が発生しており、既に休園の延長を決めています。

 

この保育園について、新潟市の保健衛生部長は「保育園で小さなクラスター(感染者の集団)が発生したと考えている。たまたま感染者が保育園にいて、そこから感染してしまった」と発言しています。

 

私は所属する議員連盟などで、新型コロナの対応についての保育施設の現場の声を拝聴しており、保育職員の皆様の奮闘を存じ上げているだけに、大変残念に思います。

 

保育施設、学童保育の関係者・利用者の方から国への要望を頂き、政策に反映へ

https://ameblo.jp/tohru-ishizaki/entry-12579712844.html

 

お子様を他の保育園に預けている市民の方からも、ご心配やご相談を伺っておりますので、今回は、保育園で新型コロナウイルス感染症が発生した場合などの対応について紹介させて頂きます。

 

●保育園で新型コロナウイルス感染症が発生した場合などの対応

①感染した職員・園児が、発熱や咳などの症状が出ている状態で登園していた場合には、市区町村は、この保育所等の一部又は全部の臨時休園を速やかに判断し、臨時休園の規模及び期間については、都道府県等と十分相談します。

②症状が出ていない状態で登園していた場合には、市区町村は、個別の事案ごとに都道府県等と十分相談の上、臨時休園の有無について慎重に判断します。 

③職員・園児が感染者の濃厚接触者に特定された場合には、市区町村は、感染者と最後に濃厚接触をした日から起算して2週間、登園を避けるよう要請します。

④地域全体での感染拡大を抑えることを目的に、公衆衛生対策として、感染者がいない保育所等も含む臨時休園を行うこともあります。

 

なお、臨時休園や登園回避の要請等を行う場合、市区町村は、保護者の負担を極力軽減できるような方法を検討します。

 

今回は保育園で新型コロナウイルス感染症が発生した場合などの対応を紹介させていただきましたが、そもそも感染の防止は、日々の手洗いの徹底など地道な努力に支えられています。そして、保育職員の方の粉骨砕身の働きに応えられるように、私も今後の追加対策に消毒液やマスクの備品確保など保育園に対する予算を早急に組めるよう、引き続き現場と国の架け橋として尽力して参ります。

 

自由民主党全国保育関係議員連盟

学童保育推進議員連盟

衆議院議員

石崎徹