こんにちは!

昨年の春、財務省と国土交通省にて要望活動を行いましたが、この度、平成30年度第二次補正予算で、要望項目の中の一つである「海岸保全施設整備による海浜の安定化」について「新潟海岸」に予算が配分(いわゆる箇所付け)されました。

 

ご参考:地元と国とのパイプ役としての仕事~中央環状道路の整備、除雪予算の確保、新潟開港150年~

https://ameblo.jp/tohru-ishizaki/entry-12369383784.html

 

新潟海岸は、新潟西港の防波堤建設や、信濃川の治水事業、更には昭和30年代の地盤沈下などの影響により、海岸侵食が発生していました。このため、有明浜工区では昭和52年度より侵食対策事業として、離岸堤、人工リーフ等の整備をして、その効果により、砂浜の回復が進められてきました。

 

また、冬季の季節風により砂の飛散が発生しており、砂浜の損失により侵食を助長する恐れがあるため、海岸侵食の抑制や、より豊かな海浜環境の創出を目的に国と地元住民との協働で植栽による砂浜安定工が実施されてきました。

 

特に、関屋分水路から東側延長2.9km「金衛町」区間は、砂浜の侵食が激しく、その姿を見ることができない程の状況でした。

 

このため、平成19年度から抜本的な海岸の保全対策が行われ、直轄事業に着手し、ヘッドランド等の整備を進められてきました。

 

平成25年度には、人工リーフ及び養浜の整備がされました。多くの市民に愛される憩いの空間、「自然・田園と共生する都市新潟」の新たなシンボルとしての海辺ウォーターフロントを目指しています。

 

これらは、海岸法(昭和31年法律第101号)に基づき、国が直轄工事を行っている事業です。

 

この様に、日本海側に位置する新潟は、豊かな海の幸に恵まれる一方、飛砂や海岸浸食など自然のもたらす厳しい側面と向き合う宿命にあります。

 

今回、昨年の私の要望活動の結果、594百万円が予算化されましたが、引き続き、地元と国とのパイプ役としての仕事に尽力して参りたいと思います

 

衆議院議員 石崎徹