今日、農林水産省から、中国が新潟県産コメの輸入規制を解除したと発表されました。東京電力福島原発事故の影響で、中国は東北地方や新潟県など10都県からの全ての食品を長らく輸入停止していました。

 

私は、かねてより、県産米の輸出再開について様々な場で強く主張し、中国政府側にも訴えてまいりました。今年427日の自民党農産物輸出促進対策委員会では、「中国向けのコメ輸出は、農水省と外務省がしっかり連携をすべき!」と発言しました。

 

また、二階幹事長へ、中国向けのコメ輸出について自民党新潟県連と新潟県・市町村の皆さまと具体的に要望しました。
(ご参考:「石崎とおるを囲む」農業経営者の会~中国向けのコメ輸出解禁に向けてなど~ https://ameblo.jp/tohru-ishizaki/entry-12353497725.html

 

さらに、今年の日中友好条約締結40周年記念フォーラム参加での訪中時にも中国政府に対して、新潟産米の輸入解禁を要望してまいりました。

 

そして、本日、花角英世知事、高鳥農水副大臣をはじめとする自民党国会議員団、公明党の皆様など関係者の皆様の努力の成果として輸出解禁となりました。

 

ブランド力のある新潟県産のコメが輸入許可されることで、国産米の対中輸出に一段と弾みがつくと期待されます。

 

特に新潟は、他都道府県と比較しても農地面積、農業生産額、コメの輸出額等農業関連の実力は十分であり、この強みを活かし、食品産業・農業の強靭化にこれまでも取り組んできましたが、今回の解禁を皮切りに更に一層のステップアップがなされるのではないでしょうか。

そして、需要の先細る日本市場ではなく、14億人の市場への輸出によって、農家の皆様の所得増にもつなげていけたらと思います。

 

なお、国は、農林水産物・食品輸出額を2019年の目標を1兆円としており、これに向けても達成が見えてきたかと思います。2017には年8,017億円、前年同期比較で、201795,681億円、20186,543億円とプラス15.2となっています。

 

私も、引き続き、県並びに国の農林水産業の輸出力強化へ向けて尽力してまいりたいと思います!

 

衆議院議員 石崎徹