先日の予算委員会での国会質問終了後に、地元の農業経営関係者の皆様方主催の「石﨑とおるを囲む」農政懇談会に出席致しました。

 

この国会議員を囲んでの農政懇談会は、なんでも第一回が、私が尊敬する田中角栄先生を呼んで開催された歴史ある会と伺いました。

 

冒頭、私から今国会の動向・農業政策の方向性を簡潔に報告させて頂き、その後、農業経営者の方々から事前に頂いておりましたご意見・ご要望とご質問に答えるかたちで講師を務めさせて頂きました。

 

輸出米への支援、施設園芸への支援、農業の多面的機能への還元、稲作農業への施策、中山間地問題、担い手の問題、小規模農家対策、コメ王国新潟の発展への有益性等、幅広い課題について、私なりに国の政策を含め述べさせていただきました。

 

また、この懇談会終了後に懇親会で、お酒もまじえ、本音ベースで農業経営者の声を聴かせて頂きました。様々な貴重なご意見とご要望を頂き、皆さんの真剣な農業への強い思いを感じ、新潟県の農業を発展させていかねばならない、と強く感じました。

 

特に、①TPPは賛成。輸出促進にもっと力を入れて欲しい。

   ②小規模のやる気のある若手農家への支援策も拡充して欲しい

   ③耕作放棄地の獲得は最近競争が始まっている。隣接地域の農地獲得に向けて特にサポートをして欲しい。

   ④中・外食のコメ需要の今後の拡大において、東京でバイヤーとのフェアなどにも参加しているが、国として販路拡大出来ることを支援して欲しい。

   ⑤中国向けのコメ輸出禁止を解除して欲しい。

 

今後も様々な農家の皆さまの現場の声を聴きながら、国の農業政策、コメ政策を引き続き勉強し、農業経営者の皆様の思いを受け、一緒に良い方向へ進めてまいりたいと思います。

 

特に、⑤の要望については、先日二階幹事長に自民党新潟県連全体で県・市町村の皆さまと具体的に要望して参りました。私も、訪中の際には毎回必ずこの問題を中国側に強く訴えております。一刻も早い解禁に向けて、関係者の皆さまと全力で取り組んで参ります。

 

衆議院議員 石崎徹