気仙沼湾と市街地を一望できる標高239mの「安波山」
ここにきてみたかったのですが、帰りに寄った所です。

 



震災当時、避難した人たちはここからどんな思いで海をみていたのか、
少しでもその想いに寄せてみたい。

 

 



ところで、この安波山はあの最強の

大杉神社の「あんばさま」の山でもあります。

神社へは行きませんでしたが、かなり前からずっと
書いてましたが、常陸風土記による「安婆」嶋。

そして、青麻神社に密かにいる常陸坊海尊、
それもあんばさまです。

茨城の大杉神社では、
あんばさま=安波祭とよばれる浜下り神事があります。

「安婆嶋=あんばさま」と書き、茨城県霞ケ浦東海岸一帯を治めていた
「菟上国」という小国の一部です。


阿波の地から由来する安波。
漁業の意味をもつ漁貝の「アバ」(漁綱の浮き)説があり。

 

 

ちょっと登って展望台まで。

 

 

 

貝で作られた龍さん。

ちょっとドヤ顔なんじゃな~い?

 

 

この子は青い目ね。

 

 

 

 

龍が見つめる先に・・・

 

 

陸橋ができていました。

 

 

2020年、海底から恵比寿像が発見されて、

ちょっとざわつきました。

 

今は五十鈴神社に鎮座されております。

 

※五十鈴神社(気仙沼:迎ムカエルから見える)

 

詳しくは、こちら。

 

 

 

大杉は、航海のシンボルになっています。
植樹をしたイソタケルと関連する神とされます。

例として、荒澤神社にある大杉も太郎坊とよばれ、
大杉が船の材料として使われたこともあったと思います。

 

※荒澤神社の大杉

新しく再建された福島県浪江町の苕野神社(くさのじんじゃ)。
被災した神社は、最近新しくなりました。

飯舘村の綿津見神社は、
延喜式神名帳の『苕野神社(くさのじんじゃ)』の論社にもなっている。』

 

※震災前の苕野神社

大綿津見神がとても多い地域で、
松島周辺にも五十鈴神社が多く、
紀州から航海し、常陸国から海側を北上。
そこに阿波忌部も一緒にいたかも?(だから安波?)

唐桑半島に紀州熊野から多くの船をしたがえて
熊野大神を勧請したことがあります。

5か月かかって到着したという話があり、
すべてこの大杉神のルートに関係するでしょう。

なぜなら、青麻神社は、
常陸坊海尊の霊験により中風封じ、
社家の穂積氏が水運に携わっていたことにより
海上安全の信仰がある。


穂積氏が東北に熊野をもたらしたわけです。
→藤白鈴木家。

 

穂積氏の祖も二ギハヤヒ。

という事なので、麻を神紋とすることから、
忌部、あんばさま、大綿津見、熊野信仰が鎮座し、
それは、北上すればするほど、濃厚になってきます。

 

東北の歴史は、海に尽きる。

 

※苕野神社はこちらを(2020年)

 

 

 

 

 

さて、ひさしぶりの気仙沼ががらっと変わっていました。

 

東日本大震災で甚大な被害を受けた内湾地区(気仙沼湾奥)
「気仙沼の顔」であった内湾地区のにぎわい再生を
図るための観光集客拠点となる商業施設としてオープンした「迎(ムカエル)」。

 



洋食レストランや和食店、カフェなどの飲食店やサメ革専門店、
衣料品のお店が入っており、グルメやショッピングを楽しむことができます。

海側に設けられたテラスからは気仙沼湾が一望でき、
気仙沼らしさを感じれる場所の一つです。

 



 

若い人たちの姿も多くみられて、なんだか嬉しい。

県外からの移住者の情報はここで得られます。

 

 

 

景色はいんだが、食べることしかない・・・

いつも気仙沼にくると、ここに寄ります。

私ではなく主人がいつもここを選ぶから。

 

 

「居酒屋たすく」

 

 

値段もやすくミニでも十分食べられます。

まぐろ丼。

 

 

ここは3回目。

 

最初は、被災したばかりでプレハブ小屋にひしめきあってお店があった。

 

2回目は、ビルのところで。

 

そして、3度目は、新しい「迎」で落ち着きました。

 

 

 

そして、もうひとつ、美味しいものを発見。


昭和27年開業以来の和菓子
「紅梅」の揚げパンがおいしいかった!ラブラブ

 



しかも、揚げたてで頂いた。

これ食べたら、他で揚げパンは食べられないほど・・・うまいっ。

実は、このお店は、サンドイッチマンの番組で

「帰れマンデー」だったかな。
そこで紹介されていたお店です。

 

伊達ちゃんが「日本一うまい」と言ってて、

おおげさな~とか思ったけど、ほんと日本一だな!


行ってみたら、混んでましてギリギリ買えました。
(お昼には完売)

今度は、他の和菓子を食べてみたい。

 

シールがいいね!

 

 

 

ラーメンかもめ食堂

ここも、人気のラーメン屋さん。

シンプルに醤油ベースを。

 

 

このお店、竹原ピストルさんもきてた!

 

 

で、どこにでもいるサンドイッチマン・・・

 

行った所だけおすすめ、ご紹介でした。

 

 

 
釜石復興スタジアムへ

 

では、気仙沼から北上し、岩手県釜石へ向かう。

 

ホテルへ行く前に、立ち寄ったところを。

 

 

情報館と飲食やお土産もかえるテラス。

 

 

 

 

釜石といったらラグビーでそ。

 

なので、行ってみた。

 

 

 

 

海幸・山幸という神話がありますが、

ルーツは洪水伝説なのです。

山幸の弟が大洪水を起した、と。

 

 

本能を失っていく現代人。

寂しくなるね。

 

 

山と海が繋がることは、ないのだろうか。

 

 

誰もおらん。

と、思ったらカラスらしくないカラスがいた。

 

 

芝生の手入れをしている作業を、ずっとみているのです。

 

すると、突然振り返る。

 

 

と、言ってるのかどうか。

吹き出ししてみた。笑

 

 

もう一羽、飛んできた。

 

人恋しいカラスは、ここにくれば、人に会えると想っている。

 

 

もうずっと前ですけど、遠野にいった時に、

日本がアフリカに勝った時で、

釜石に行ってみたいな、と思っていた。

 

感無量。

 

 

 

ホテル(花はまぎく)でも、ラグビー選手が宿泊していました。

 

 

 

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釜石から北へ向かう。

 

ぜひ、行ってみたいと思っていた所がある。

 

ひょっこりひょうたん島へ。