こーいう所にくるといろいろインスパイアされます。UFO

 

細倉マインパーク

 



GWは、主人の行きたい所にいきます。
今回は、細倉マインパークと
浦戸諸島の朴島(←まだ行ってなかったから)

に、行きたいという・・・
金の匂いぷんぷんでございます。ニヤリ

ああ、ならば即効、金とり合戦。
いや、金掘り、たぬき掘りチェック(←なぜ?)

いい仕事していたか、見に行きました。(・・・)

炭鉱好きではあるのですが、
なぜ、興味をもつかといえば・・・

武甲山の麓に生まれ育ったからです。真顔

子どもの時は、

ダイナマイトの発破のサイレンが、
お昼時間のサイン

だと思っていました。

あの警告音と振動で、
お昼の時間と思っていた純粋な子ども心、
毎日、武甲山に穴をあけられていたとは知らず・・・

炭鉱跡をみると、どんな風に
武甲山が壊されているのか、
「内部に入り」
あえて破壊の姿をみることで、
武甲山の痛みと共に寄りそっていたいから、
という理由なのです。

 

ミツマテの三角点

 

 

悲しいかな。

これが私の故郷の風景。

懐かしいのです。

 

※武甲山と三菱マテリアル(ミツマテ)

 

栗駒山が癒やしてくれていたとは・・・

山に痛みなんぞあるのか?と、思うでしょうが、

「環境哲学」という言葉があります。
人間は、自然なしでは生きていけません。

なので、炭鉱に関しては、
私はうるさいですよ。ニヤニヤ

 

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なんか~遊園地と惑わされる場所。

炭鉱跡地もいろいろですな。


これは、子どもの遊具ではありません。

 

 



そゆことで、
地底人が迎えてくれます。

 



かわいいから許す。

 



しかし、人間は慣れるとおかしくなるもので。


また、人間は残酷な一面をもち、
美しいだけではない、醜さをもつ。

壊すことに快楽を覚える者もいる。

 



それも、神のなせる技であり、
そんな神にまるで忠誠をちかうように、

 


 

ひたすら壊していく「人形」をみていると、

「この惑星の住民は・・・」
な、BOSSのCMになる。カエル

 

 

細倉鉱山の歴史

 

大同年間(806年~809年)に開発されたことが
記録されています。(清水和兵衛紀功碑)

 

 

あえて赤ラインをひいた。

「鉱物はすべて政府の所有」テストにでますよ)

 

「ひとり政府のみが」これを採掘する権利を有し、
私人は借区によって15年間の期間で鉱物の採掘をなしうると定める

※コトバンクより


さて、細倉炭鉱は、大同という古い年代からになっていますが、

歴史的根拠がないといわれ、
実際に、炭鉱掘りが始まったのは、
もっと後だったかもしれません。

 

 

三菱が多くの炭鉱を統括。

確実な史料では、天正の頃(1573年~)
藩政時代に入り、仙台藩を中心として開発・経営される。
1778年、鶯沢村から藩に提出した風土記書上
細倉山の内勝袋という鉛山が天正年中
(1573年~1591年)に稼行していたことが
記録されています。

藩政時代は、鉱山及び、鉱山を経営する山師、
鉱山で労働する掘子、山子などに
特別扱いとして保護が与えられました。

 

 

でた!たぬき掘。

だから、徳川家康はたぬきと言われたのか・・・

 


その鉱山師が特別扱いになった根拠は、天正13年
「徳川家康」が自ら書いたと伝えられる
「御山例53ヶ条」
です。


細かい規定のもので、ルールを設け、
組織化されていた事がわかります。

鉱石(見本)をもっているものは、
関所を通過できたようです。

徳川家康は、武甲山を熟知しており、
(秩父神社再建説)
だから、炭鉱の場には、
徳川家康と伊達家がいるのですね。

 

 

蛍石。

通常は光っていませんが、

「紫外線」をあてると・・・

 

 

青く光ります!

神秘的。

 

 

 

大きな穴掘り。

 

 

かなり地下は深いです。

 

 

 

 

炭鉱と徳川家康

 

秩父は、妙見信仰のメッカです。

 

秩父をみればわかるように、
炭鉱のタタラと妙見信仰とは深い関係があります。

 

早くから、新羅により鉱山が発見されました。

機織が有名であるように、早くから秦氏が入ってきたため。

(秦氏=大蔵省)織物も税金をかけた(調)

群馬との関わりも深いから「ムカデ」チームが穴掘りとして君臨。

※ムカデは「土」

 

 

徳川家康公は、寅歳の誕生にあったので、
秩父神社に寅の秘法を信仰したと言われる。

 

 

秩父妙見神

「大星妙見の大斎秘法の御手洗を汲んで祈念したと伝わり、
その水は、秩父神社の近き辺なる七ツ井戸として
七星の神水になり今日に至る」
と。

その7つは、小鹿野藤原、皆野金沢、長瀞矢那瀬、東秩父村安戸、
横瀬町大野、入間名栗、飯能市北川が北斗七星となって
秩父郡の境を守っていると伝わっています。

日光東照宮の表門には、家康の生まれ年の干支が「寅」であることから、
虎の彫刻が幾つも施されているのです。

南に鎮座するのは武甲山に対し、
北はフクロウ。

 

※秩父神社境内に祀られているスサノオ

 

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(↑)徳川時代に伊達藩の経営下におかれ、

銀、銅、鉄などの徳川幕府の銭貨の他、

藩内通札、藩銭を鋳造発行する。

 

ここで流通した貨幣は、四角。

 

 



日本最初の金山法度(山法書)は、
日影沢金山と言われ、駿河の梅ヶ島金山と言われます。
(現在の静岡県)

鉱山の知識、技術のある人を、
戦わせる戦闘集団にもさせていたらしく、
そんな人たちに育てる必要があって
御法度がつくられ、
保護していたのが徳川家康だったんですね・・・

 

参考にさせて頂きました。

 

 

 

蟻のような巣・・・炭鉱を運ぶ通路。

 

 

矛盾してますが、昔は栄えていました。

 

昭和40年代の山神社祭り。

 

 

 

 

炭鉱に必ずある酒蔵。

 

 

砂金掘り体験やってます・・・

 

 

 

コウモリが飛んでたって・・・キョロキョロ

 

 

子どもの遊具ではありません。パート2

 

 

 

妙見信仰のタタラ崇拝


秩父神社の奥の院である武甲山は、
妙見山」と呼ばれていました。
しかし、狼信仰はなく「犬神様」です。

和銅黒谷があるように(和銅開珎)では「ムカデ」を奉納。
穴掘りの炭鉱の意味がある。

 



※和銅出雲神社(旧本殿) 大国主神

百足(ムカデ)=穴=オオナムチ(大穴)

秩父と縁がある平将門。
平将門と敵だった藤原秀郷は、ムカデを退治した伝説。
※「御伽草子(おとぎぞうし)」

古来のタタラVS渡来のタタラ

滋賀県のムカデ退治の伝説がそれ→三上山。
瀬田の唐橋の大蛇→美しい娘=龍女は秀郷を味方にする。

その娘は、ムカデに困っていると俵藤太(藤原秀郷)に訴える。
俵藤太は矢を射り、ムカデを退治=ヤマタノオロチ。

※秀郷もスサノオ精神をもつ

つまり、オオナムチ退治でもあるが、
後に大蛇退治となり、ナグサトベのような
ハイヌベレ伝説に集約されたと思います。


それは、母系の頃は土地の所有、財産の相続は母方の系譜が継ぐことになるため。

 

しかし、これは単純な歴史ではありません。

 

三菱はほぼ全国の炭鉱を組織化していますが、
廃墟になった(炭鉱の衰え)について、
存続させていく技術は優れているのです。

海外の炭鉱は、とても事故が多いですね。
それに比べれば、まだ日本は良い方ですが・・・

 

 

 

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三菱創始者の岩崎弥太郎は、坂本竜馬のゆかりの地。
坂本竜馬が妙見の北辰一刀流を学んでいたことはよく知られる。

妙見山が高知県にあり、
弥太郎は、よく妙見山に登っていたという。

そこに星神があったというが、
高知県に炭鉱はないね~。

全くないわけではないけど。

 



妙見山は「隠し場所」とも言われ、
虚空蔵菩薩がそうですな。
牛ですから。

 

 

 

北東北に固まっている。

鉱山関係のある場所に、虚空蔵菩薩が祀られていることは
よくあるのです。
有名な所では、星田妙見ですね。

星田、星ヶ丘、中宮の星の地名があり、
二ギハヤヒの磐船で地上に降りた為と言われます。
それは、星田妙見宮が由来にあった為と。

星田妙見だから、北斗七星です。


ここで空海が虚空蔵菩薩求聞持法をしたことは有名ですが、
弥太郎の言う星神とは、まさに妙見でしょうね。


その地は、機織のある枚方ですし。
淀川が水銀の丹生ですから。

 

水銀のある川を天の川としている→秦の始皇帝。

なので、秩父夜祭も武甲山と秩父神社をつなぐ
炭鉱の川(丹生)のことがあります。


秩父市内には丹生都姫を祀る寺社は多いですから、

星田妙見とよく似てます。

百済王神社の近くに星田妙宮があるのは、
百済王敬福が陸奥国の金を取りにやってきた事から。

 

それは、金を発掘した業績により枚方に領土を得たからです。

よって、百済も妙見と繋がります。

 

(↑この場所、礼拝堂みたいな祈りの場を感じました)

 



空海もそう。
四国にいた空海。
水銀(丹生)をチェックしていたでしょう。
砂金を精製するに、水銀が必要な為。

(→東大寺大仏の「お水取り」関係するでしょう)

しかし、四国には大きな炭鉱がないようです。
穴掘りがいない・・・?
なぜ、空海は妙見に至った?

ユダたちが到着した所に、
穴は開けられない?
余計なことはできないのでしょうね・・・

ま、今ではカネのなる石(星)に聞こえますが、

働く側の人間、私たちの意識に問題があると思うのです。絶望

 

 

運搬夫の歌。

 

 

八枚の花弁。

 

 

 

 

 

 

赤い鍾乳洞・・・石灰岩質の沈殿物。

通常、石灰は白いが、鉄分が多いため赤くなっている。

 



要するに、

武甲山の「破壊」により、
東京が「再生」されている。

 

 

ここも、武甲山と同じ。

 

 

だから、罪悪感をもって、ここにきている。

 

 

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ちなみに、妙見信仰は、天之御中主神ですが、

北辰妙見の「太一北辰尊星」と号し、
「星の上首(最高位)」で、
神道における天之御中主神で
「国常立命」と号す。


また、
妙見大菩薩は、諸菩薩の上首であり、
儒教では、太=上帝
卜巫家では太極元神


つまり、どの宗教においても
「すべてにおける中心」だから、
一つの星を中心にして宇宙を動かす、
といった意味があるのです。

ある種、危うい妙見かもしれないが。

当時は、まだ今ほど大工事ではなかったにしても
奈良東大寺の大仏建立に必要な金があり、
そのための炭鉱を拡大していった歴史はあります。

地震が多い所には、炭鉱(金)が眠っている
と言えるのか・・・。(妄想)

 

 



だから、あの方のお墓が近い所にあるのですね。

 

 

 

ということで、

東日本の炭鉱チェックしながら、妄想に走るのでした。

しつこいけど。

 

他の炭鉱もよろしく。