20年前、富山駅構内の交直セクション | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

写真一枚から、ゆるっと文章でも書いてみます。

2004年8月8日、富山駅にて。(富山港線岩瀬浜行き1137D列車・キハ120-345車内より撮影)

直進すると岩瀬浜方面、ポイントを右へ進むと交直セクションを通過して北陸本線側へ。

 

20年前のきょう。

ワタシは↓の旅の途中で、富山港線の乗り鉄をしようとしていた。

 

富山港線は当時、直流1500V電化されていたんだけども、この時期は日中や夜間を中心に、高山本線富山口と共通運用のキハ120形で運行される列車が多くなっていた。

一方、富山を通る幹線の北陸本線(現在はあいの風とやま鉄道へ移管)は交流20000V・60Hzで電化されていて、両者を結ぶ渡り線には交直セクションが設けられていた。直通する営業列車の運転こそなかったけども、富山港線で使用される電車車両が、入換時にこのセクションで電源切り替えを行っていた。

今回の冒頭写真は、富山港線の列車から見た、その交直セクションのあたりの様子。

 

富山港線はご存知のように、2006年2月をもってJR西日本での運行を終え、富山ライトレールへ移管されてLRT化されたあと、現在は富山地方鉄道に吸収されて、同社の市内線と直通運転を行っている。今回紹介している渡り線や交直セクションも、JR西日本での運行終了とともに役目を終えている。

 

なお、富山駅構内にはかつて、北陸本線側と富山地方鉄道本線側(直流1500V電化)の間に渡り線があり、そちらにも交直セクションが設けられていた。ご存知のように、「スーパー雷鳥」や「サンダーバード」が富山地鉄へ乗り入れていた時期には、そちらのセクションで電源切り替えを行っていた。そちらも、富山駅の在来線高架化工事に伴って撤去されている。

 

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