2024年6月1日、福岡市東区名島3丁目「中華そば ひかり」にて。
限定メニューのつけ麺。(950円・税込)
土曜日、昼まで仕事のあと。
本当はお昼にカツ丼でも食べたいな~とか思っていたんだけど、半日の仕事で疲れてしまって、カツ丼を食べようというエネルギーが失せてしまっていた。
時期は6月、もうじき梅雨入りということで、そろそろ冷たい麺が恋しくなる時期・・・あ、そういえば、あのお店でつけ麺をやってるって情報が入ってたな・・・。
ということでやってきたのが、名島の「中華そば ひかり」。
前回、お店がオープンした直後の4月に中華そばをいただいていた。
とにかく、中華そばが本当にいい旨さで、コクのあるスープの味がいまだにフラッシュバックしてくるくらいの印象だった。
で、今回、つけ麺をやってるということで、それを一度試してみたいということで、入店。
食券を買い、カウンターの端の席についた。入店したときには先客の親子連れ3人がいるのみだった。
注文して待つことしばし、ワタシの目の前にまずは水で締められた250gの太麺の丼が、続いてつけだれの小さい丼、そして小皿に入った薬味が提供された。
麺は、中華そばなどで使われている麺とは別にオーダーされているもの。見た感じはつけ麺ではよく見かけるタイプだけど、今回のつけ麺での起用にあたっては調整に時間をかけたものだそう。ツルシコ感あって歯切れもよく、いい感じに仕上がっているように感じた。
そして、つけだれの中には、短冊切りされたチャーシューと、お店の名物(?)の太いメンマ、なると、玉子、そしてネギが入っている。醤油ベースでカツオの風味を効かせているとのことで、元ダレからくる甘みを感じる。福岡では魚介豚骨のつけだれでつけ麺を出す店が多いなかだけど、この醤油ベースのつけだれってほんといい味わいなんだよね。
で、大将から「これを途中から入れてください」と言われて出されたのが、小皿に入った薬味、大将は「忍たまおろし」と呼んでいる。「忍たま」の名は、ニンジンと玉ねぎを摺り下ろしたものだからとか。ハンバーグやステーキにかけるジャポネソースから発想を得たもののようで、ニンジンの甘みと、玉ねぎからくるビリ味、そして調味料の酸味が相まって、見事につけだれが味変を果たし、さっぱりとした後味になる。これは面白いな~。麺がなくなったあとも、そのままつけだれを飲んで味わっていた。スープ割もできるようなんだけど、このつけだれはそのままでもいける。
大将のこだわりがいろいろ詰まったつけ麺、おいしく味わわせていただいた。つけだれは、つけ麺発祥の店としても知られる東池袋大勝軒へのリスペクトがこもっているんだそうで、なるほどなぁと。
今回のつけ麺への大将のこだわりは、お店のInstagram↓でもうかがい知ることができる。
今後、この限定メニューでどんなものが出てくるのか、というのも楽しみだよね。
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