【博多・上呉服町】「みやけうどん」の極太やわもちうどん、そこはかとなく美味い! | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

写真一枚から、ゆるっと文章でも書いてみます。

2024年4月11日、福岡市博多区上呉服町「みやけうどん」にて。

ごぼう天うどん。(500円・税込)

 

平日、昼まで仕事のあと。

今回もまた、クルマでランチ探しの旅に出かけた。

以前から行こうと思っていてなかなか行けていなかったお店を思い出し、コインパーキングにクルマを入れて少し歩いてたどりついた。

「みやけうどん」。1954(昭和29)年創業。上呉服町、「博多祇園山笠」の追い山で各流の舁き山が狭い通りを高速で駆け抜ける、東町筋の坂を下ったところにある。

ドラマ「孤独のグルメ」を知っている人なら、出張で福岡へやってきた主人公・井之頭五郎が、丸天うどんのおつゆを飲みながら「そこはかとなく美味い」と呟いたお店として記憶にあるだろう。

店内に入ると、いかにもな昭和レトロな雰囲気、なかなかの奥行きがある。昼のピーク時間は過ぎていたけど、それでも観光客と思しき人たちが代わる代わる来店していた。

 

入店していきなり「もういなりがないですけどいいですか?うどんだけになります」と声をかけられた。お昼としては遅い時間でもあり、いなり(1個50円・税込)は売切れており、そばの麺もなくなっているようだった。まぁもともと、うどんを食べるつもりだったから問題はない。

メニューは、うどんorそば(1杯400円・税込)がベースで、そこにトッピングを各種載せてカスタマイズする。ワタシは、やはり博多では定番のごぼう天(100円・税込)をトッピングしてもらい、ごぼう天うどんとしていただくことに。

 

注文して少し待つと、あっという間にごぼう天がトッピングされたうどんが運ばれてきた。卓上にはネギの入った丼が置かれていて、好きな量をかけることができるので、適量かけていただいてみた。

まずはつゆ。昆布とウルメ、サバ節からダシをとってあるのだそう。透明ななかに魚介の香りがしっかりと漂い、啜ってみると濃厚な旨みが舌の上を流れていく。

そして、麺。一度茹でてある麺を、注文を受けてから再び温めて提供されているとのこと。とにかく太い! ここまで太いうどんは、記憶にある限り、ワタシ自身も見たことがない。食べてみると、博多うどんの特徴であるやわもちっとした食感。

そうしたものが一体となって襲ってくる。前述の井之頭五郎の「そこはかとなく美味い」というセリフの意味が、とてもよく分かる。とにかく美味いのだ。

 

で、食べ終わってみると、この極太やわもち麺、しっかりとお腹にたまる感覚がある。うどんの丼もどちらかといえば小さいほうだと思うし、量的にもそこまで多くないと思うんだけど、おつゆを吸って膨らんだうどん麺は、しっかりお腹を満たしてくれていた。

多くの人に愛されるだけのことはあるなぁ。ぜひ長く続いてほしいお店だと思う。

 

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みやけうどんうどん / 呉服町駅千代県庁口駅中洲川端駅
昼総合点★★★★ 4.3