2023年2月11日、ＪＲ九州小倉総合車両センターにて。
整備途中のＳＬ・58654号機のボイラー部分。
昨日11日、来年3月で運行終了予定となっている「SL人吉」牽引機・58654号機の整備中の様子を見学できる車両見学会が、小倉総合車両センターで開催された。
この車両見学会は1月28日と昨日の2日間、計4回にわたり、事前応募（定員制、先着順）で申し込んだ人を対象にした有料の企画。
58654の最後の定期整備の様子を見られるということで、ワタシも今回、早々に申し込みをしていた。
今回の撮影会では、58654の普段見られない部分をいろいろみさせてもらった。ボイラーや火室の中なんて、まず通常は目にすることないからね。本当に貴重な機会だった。 https://t.co/0122UMay96 pic.twitter.com/8KHvoI9TUT
— 遠森一郎 (@tohmori_train) February 11, 2023
キャブ、台枠、ボイラー、炭水車など、部分ごとに分かれて解体整備を行うSL・・・かつて、ＪＲ東日本大宮工場（当時）の一般公開の際に、真岡鉄道のC12-66の解体整備の現場を見たことはあるけど、そのときはゆっくり見るゆとりがなかったもんなぁ。
また、今回は、先日疎開先の川尻から廃回されてきたキハ66・67形も撮影可能エリアに登場。当初、HTB色の12番ユニットの登場が予告されていたが、昨日はそれに加えて、原色の座席モケットを残していた2番ユニットも登場。
キハ66・67-2というと、原色の座席モケットを残していた稀少なクルマ。ドアが1ヶ所開けられていて車内を覗くことができたので、こうして最後の姿を記録させてもらった。このオリジナルモケットを改めて記録できてよかったなと。 pic.twitter.com/psd6cMN3WB
— 遠森一郎 (@tohmori_train) February 11, 2023
短時間ではあったけど、ゆったりと撮影を満喫させてもらった。
58654号機は、順調にいけば3月には小総車を出場し、再び客車を牽いて走り始める。あと1年、無事故で走り続けてくれますように。
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