2022年8月7日、北九州市小倉北区魚町1丁目「喫茶去」にて。
かき氷の宇治金時。(850円・税込)
「くじ引きで巡る福岡県72市区町村チャレンジ」12日め。
芦屋町「とと市場」の海鮮フードコートで、やりいか丼をいただいたあと。
この日3自治体めのくじを引いてみたら、北九州市小倉北区と出た。
北九州市の区が出てきたのは本当に久々だなぁ、↓のとき以来かな。
芦屋からなら、小倉まではそこまで遠くないな、ということで、若松北海岸から若戸トンネルを抜け、そこから小倉の中心街をめざした。
うどん、やりいか丼と食べてきて、次はもうデザートだな、と思って、同行の小6娘に話を振ると、やはり大好きな抹茶系のデザートを食べたいという。
それなら、と思い浮かんだのが、小倉駅から近い京町銀天街のなかにある↓のお店だった。
「喫茶去」(きっさこ)。栗饅頭などの商品で知られる和菓子屋「湖月堂」が運営する甘味処で、食事メニューもいろいろ揃えている。
実はここ、かつておふくろに連れてきてもらったことがあって、それ以降、時々利用していた。駅近という立地だけど、店内はとても落ち着いた雰囲気。
2階の客席に案内され、さっそくメニューを見る。
やはり、暑い中だったので、自然とかき氷系のものに目が行く。白熊のようなものや、モンブランのかき氷(!)などもあるなか、ワタシと娘はそろって、宇治金時(850円・税込)を注文することに。
しばし待って、運ばれてきた宇治金時が写真のもの。
こんもりと盛り上がった氷にしっかりと宇治抹茶がかかっている。金時は氷の下に埋まっていた。白玉が3個、さらに、てっぺんにはやわらかい赤餅が一片載せられていた。
一口食べてみると、とにかく抹茶のお味がしっかりとしみている。上から少しずつ食べ進んでいくんだけど、下へ食べ進んでいっても抹茶の味が薄まることはなく、むしろ、下の方まで抹茶のエキスが溜まっていて、文字通り濃厚な風味が持続する。かなりの量の抹茶がかかっているようだ。金時も、さすが和菓子屋さん、という感じで、素材の味を生かした素朴な甘み。
このこんもりとした一山を食べ終わる頃には、すっかり体は冷えて、外の暑さを忘れるには十分だった。
久しぶりの「喫茶去」訪問でいただいた宇治金時、やはり期待通りのおいしさだったな。
できればまたリピートしたい。
https://gourmet.blogmura.com/ にほんブログ村 グルメブログへ