2021年11月28日、かしいかえんにて。
園内で展示されている、元・西鉄北九州線の600形621号(左)と、北方線323形324号。
12月30日をもって閉園となるかしいかえんがコースに組み込まれていたんだけど、南ゲートからの入園が約30分待ち、さらに、アトラクション各種も2時間以上待ちのものが出るなど、大変な混雑ぶりだった。
そんななか、園内で展示されている、かつて北九州を走っていた路面電車2両に会いに行ってきた。
2両は以前、筑前山家駅近くに置かれていた。有志の保存会が購入して修繕・保管していたもので、2012年にかしいかえんに移されている。今回訪ねた折も、新たにパテ盛りがされている状態だった。
600形621号は、西鉄北九州線の最終日、折尾発黒崎駅前行きの「さよなら電車」に充当された車両。
600形621号は、西鉄北九州線全廃(黒崎駅前~折尾間廃止)前の運行最終日の2000年11月25日、折尾発最後の「さよなら電車」に充当された車両。原形の前照灯を残していた同車の起用が、最後に花を添えた格好だった。あれからもう21年も経ったんやな・・・。 https://t.co/EhOmGaqqRS pic.twitter.com/hdcN6plcmb
— 遠森一郎 (@tohmori_train) November 28, 2021
その最終日当日に、折尾電停でその「さよなら電車」を見送ったワタシとしては、その車両が20年以上を経た今もまだ、こうして姿をとどめているというのがやはりうれしいし、ありがたいことだけどもね。
かしいかえんが年内に閉園となるということで、その後、というのが当然気になるところで。
報道によれば、かしいかえんの跡地利用については、まだまだ決まるまで時間がかかる見通しのようだけど、それにしても、この場所でこのままこの2両が居続けることができるのか、はたまた他へ移るのか・・・。
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