子どもの習い事のゴールって何だろう | 次女は21トリソミー ワーママ3人目育児日記

次女は21トリソミー ワーママ3人目育児日記

甘えん坊だけど優しい5歳長女。2歳次女は21トリソミーで心疾患あり、根治術は終わりましたが月の半分は風邪で病児保育にいます。
1.2人目に続き3人目も顕微受精で授かり、このたび長男誕生。
それぞれの育児のことや息抜きに雑記も書いています。

こんにちは、塔子です。


1人目に続き、2人目も顕微受精で授かりました。

次女は2021年3月生まれ。

21トリソミーで

房室中隔欠損と肺高血圧があります。

経鼻胃管は10月に外し、

残る医療的ケアは夜間の在宅酸素。

1歳までに3回の心臓手術で心臓と肺の状態は改善、

目下の課題は進まぬ離乳食です...おにぎり


今年度からは夫が育休に入り

わたしが仕事復帰しました。


にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり


さて、ちょっと息抜きに最近の長女の話。


10月〜年末まで、

かなり多忙な日々を送っていました。

不妊治療、保活、職場の異動。


そこに加えて

長女の習い事とZ会。


Z会は年中に上がり、

月46問に添削課題、ひらがなワークと

年少の倍以上のボリューム。

離脱率が上がる理由も納得...

ひらがなは読めるが流暢ではないため

一人でやるにはまだ早い。



習い事は歌とダンスをやる教室で、

週1回1時間、春から通い始めました。

明るく楽しい先生で、

本人のペースで、家では無理なく練習しながら

ゆるゆる楽しんでいました。


11〜12月にイベントが3つあり

10月以降、土日は全てレッスン。

(延長あり2〜3時間)

新曲が多かったため

毎回レッスン動画を撮り、グループLINEで共有します。


長女は幼児なので負担は少ないとはいえ、

小学生と合同で同じ曲を踊るため

迷惑かけない程度には覚えねばなりません。

熱の入った先生からは、

小学生向けにシビアなLINEも飛んできます。


親の役割や当番、衣装や先生へのプレゼント準備まで

当初の予測以上の負担でした。


コロナ禍のイベントがない時期に入会した家庭が多く、

こんなに忙しい年は初めてだ...と他の保護者も手探りなようでした。



仕事を終えて家に帰って食事を終えると、

まず習い事の練習。合間にZ会。

夫は次女の離乳食寝かしつけまでつきっきり、

わたしは長女の寝かしつけまでつきっきりでした。


家に帰っても、仕事している感覚。

常に課題曲とZ会の進捗管理してる。

治療、保活と自分の仕事以外のタスクも幅広く、

全く休まるタイミングがありませんでした。


わたしが先に音を上げていて

長女に

このペースで本当に良いのか?疲れてないか?

と問うたところ


「いやになっても、うまくなりたいからがんばりたい」

「じんせいでつよいおもいがあるので

ぜったいやめたくない。

だから やめようってさそわないで

ぱぱにもいっておいて!」


と至極真面目なトーンで返されてしまい、

後に引けなくなってしまいました...



習い事での長女は、保育園とは全く異なりました。


我が強いけど押しに弱く、

友達に言い負かされてすぐ号泣する長女。

自分のやり方にだこだわり、すぐ怒る長女。

恥ずかしい...と言って

友達に話しかけるのも躊躇うことがある長女。


それでも

臨機応変なレッスンの流れに文句ひとつ言わず、

見様見真似で面白おかしく、時に真剣に歌い踊り

できた!わかった!と笑顔になる。

パートが増えても、

センターから離れたポジションで1人で踊ることになっても全く怯まない。

小学生が踊るのを真剣に見て、自分の曲以外もいつのまにか覚えている。

中学生のお姉さんを見てかっこいい、

あんなふうになりたいと言う。


何より、イベントステージには沢山のドラマが詰まっていました。

成功も、トラブルからの立て直しも、失敗も

彼女は緊張しながらも、

いつも笑顔で元気に歌い踊り、役になりきっていました。

イベントで披露した曲の課題を

次週のイベント当日には全て修正し、

練習以上の出来に仕上げていました。

人前に立つことに喜びを感じているようでした。


本当にこの子は楽しんでる。

すきなことなんだ。

すごいなぁ...まだ4歳なのに...

走れるうちは走ろう、そう思い直しました



とはいえ、そこは4歳児。

「つよいおもい」が長く続くはずもなく、

最後のイベントが控える12月には、

見ていてこちらが恥ずかしくなるような態度になっていました。


レッスン中にふざける、

先生に甘えて何度も抱きつく

喋って先生の話を遮る、指示を聞かない

家で練習したがらない

週3、1回15〜30分くらいにしていましたがそれでも抵抗


12月のイベントが

一番新曲も多い割に練習期間も短く、

レッスンも疲労防止で最低限になっていたため

代わりに親の負担が増えてしまいました。


全てのタスクの合間に

自分の時間を削って、

本人が嫌いにならない程度に気を遣って練習を組み込み

遊びの時間や息抜きも苦心して確保してるのに、

それでもふざける長女を見ていると

これは何のために、誰のためにやってることなのか

やめたい、休みたい、投げ出したい

徒労感が少しずつ溜まっていきました。


12月の移植日のイベント当日は、心が死んでいて

ステージでイキイキと輝く長女の1番のファンだったのに

初めて動画を見返しませんでした。




年始のレッスンでは

あまりに態度が悪いので

みんなの迷惑だ!

嫌ならやめちまえ!

と叱りつけてしまいました。

長女は説明を妨害する意図はなかったようで

目に涙を浮かべて聞いていました。



翌日。



「れっすんやめたらもっとあそべるんだよね

れっすんやめたらこうえんにいきたいな」

「どうせぷろにはなれないもんね」



そんな反応が返ってくるとは思いませんでした。

ひどいこと言ってしまった自分が

猛烈に恥ずかしくなりました。


この3ヶ月でどんな心境の変化があったのか

もう一度ちゃんと聞いてみようと思って

布団の中で話題に出してみました。




「つぎつぎあたらしいきょくをれんしゅうするのに

つかれちゃった」

「もっとすくないのがいいな」

「しょうがくせいのおねえさんになったら

またれんしゅうするから!」



そりゃそうだよなあ...

子どもはその時の感情で判断するけど、

自分の能力のキャパとか、難易度とかは見通しついてないもんなあ。


もっと親の側が本人の主張を鵜呑みにせず

冷静に客観的に判断して

負荷をコントロールすべきだよなあと思いました。


3月もまた、

2週連続でイベントになってしまいました。

先生がノリノリすぎて予備日じゃなく本番追加になっちゃった

幸い1曲だけなので

なんとかついていけそうです。



今回の一連の件について

本人の意思と能力、親の思い

なかなか前向きでパワフルな先生には伝わりきらず、

「幼児の集中力はこんなもんなので

別に心配しなくても大丈夫よ!」

という反応でした。

いや、負荷を下げてって話なんだけどな{emoji:100.png.アセアセ}



もどかしい気持ちもありつつ

予定を素直に伝えてしまうと

全てイベント参加と練習でブロックされてしまうため

時には空気を読まずに

イベント参加を断る姿勢も必要だなと思いました。

共働きで3人目産まれたらこのペース絶対無理。

親同士の付き合いも程々がいい。

イベントのたびに平日午前中から保護者グループLINEが飛び交って

どんどんタスクが増えるのが正直辛い。



今後も、習い事の取り組みへの模索が続いていきます。



ハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイ


家庭学習はZ会

始めてもうすぐ2年になります

子どもの食いつきが良いので続けています



↓年少の時に感じたおすすめポイント