交尾が無事に済んだら、次は育成です。 種類や温度、摂取できる食べ物でも変わりますが、交尾から1月ぐらいが産卵の時期になります。
餌にはカルシウムが多く含まれるものを与え、食欲の確認が必要です。
お腹の中で卵が成長すると、内臓を圧迫して食欲が落ちます、また卵を成長させるためにも熱が必要なので、バスキング時間も長くなる傾向があります。
通常より動きが減った後、落ち着かない感じや、後ろ足で穴を掘る仕草をします。(たまに兆候なく突然産卵ってこともありますが)
こんな兆候を感じたら、準備した産卵場に移動させます。(安全なのは産卵場が常備されてることですが、なかなか難しいです)
だいたい、2~3日で産卵します。 産卵は夕方から朝方に行われることが多いようです。
産卵の時期によって温度管理をするか自然の温度に任せるか決めます。
最高温度が30℃を超える気候なら,自然任せでも良いかもしれません。
アダルトのメスから飼い始めた場合も産卵することがあります。 メスだけだから無精卵と諦めずに保温しましょう。
理由は、カメは体内に生きた精子を蓄えて置くことができます。 だからメスだけの飼育でも有精卵の可能性があります。
蜂蜜浴で生殖機能を刺激し、オスの発情から交尾を促し、メスを育成し、無事に産卵まで導いてあげたいものです。