12月も半ばを過ぎました、丁度ショップでもセール時期です。
餌を買いにいつものショップへ、セールを見込んで足を伸ばし遠くのショップへ。
そんな時お目当ての個体との出会いがあります。
「お!、いたいた、こいつだよ。」
「良いサイズだな、見れば見るほど、いいね~。」
「値段は?、え?買えるな……、こいつ良いな……。」
まずは、落ち着いて、ショップの人に聞くべきことを聞きましょう。
聞くべきこと。
何食べてます? (できればメーカーも)
餌食いは? (餌への反応と食べる量)
いつ頃入荷ですか? (ショップに居る期間で個体の落ち着き方も違います)
雌雄は? (ベビーサイズで聞いても意味はありませんが、成体や亜成体なら)
CB(飼育環境での繁殖)か WILD(自然からの採取)、買い込み(飼育環境で育てられた)なのか?
で、肝心なこと、
「2時間ほど電車で帰るのですが、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ。 ちゃんと保温のカイロもありますし、容器もありますから」
こんな回答なら安心ですね。 きっと季節に合わせ持ち帰りの移動を考えているショップです。
「飼育温度はどれくらいですか?」
「ヒーターを入れてないですが、ショップなので昼間は25℃前後、夜は23℃くらいです。」
ということは、いきなり冬眠はさせられないってことになります、まぁ、買って帰っていきなり冬眠させることはないと思いますが。
で、決断、「これお願いします。」
書類を書いて説明を受け連れて帰ります。
移動時に注意すべきことがあります。 電車の中では暖房のそばに置かない、生体を出さないってこと。
そして歩く時には、揺らさないようにすることです。
家に到着。
まずは、ブラケースを用意して、持ち運びした温度より少し高めの水温で様子を見ます。
見たい気持ちはわかりますが、暫く落ち着くまでは、そっとしておきましょう。
餌も与えたい、食べることを確認したいのはやまやまですが、ここは我慢。
複数飼育で追加する場合には、理想は1週間ぐらいは別環境での飼育です、理由は、何を持ってるかわからないから。 目には見えない菌や寄生虫が居る場合もあります。
1週間ぐらい餌をやり糞をさせれば、そんなこともわかります。
昔ほど酷くはありませんが念のため。 ただワイルドの場合は注意が必要ですね。
で、頃合いを見て、準備した飼育環境へ。 新しい環境に慣れるまではほっとくことも必要です。
単独飼育なら落ち着くまで放置ですが、複数飼育なら観察が必要です。
他個体とのイザコザがないか、攻撃されたりしていないか、よく見ます。
見れない時のことも想像ください。
「なんで陸場にいつも居るのか?いちみても陸場だな……。
その個体虐められてる可能性があります、ブラケースに入れて身体全体を確認、傷があれば間違いありません。
協調性のない種類はかなり喧嘩したりしますから、そんな事も注意ですね。
冬場と夏場では、共通することもありますが、冬場だからこその考慮を行いたいですね。